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ミザリィ

みざりぃ

ミザリィとは、週刊少年ジャンプで連載されていたホラーマンガ『アウターゾーン』、季刊雑誌コミック特盛で連載されている『アウターゾーン リ:ビジテッド』の登場人物。
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曖昧さ回避

  1. アウターゾーンの登場人物、本項で解説
  2. ビビッドアーミーの登場人物→ミザリィ(ビビッドアーミー)

概要

物語のナレーターや狂言回しを担当する人外の美女。

アウターゾーンの案内人(と書いてストーカーと読む※後述)を自称している。

連載が進むにつれ、ナレーターのみならず脇役からオカルトショップ店員など、時代も場所も選ばずにあらゆる形で彼女自身も物語に関わるようになっていく。


名前の由来は「不幸」(Misery)で、直接的な元ネタはスティーブン・キングの同名小説「ミザリー」。


ミステリアス&グラマラスで魅惑的な女性であり、長身&巨乳でスタイルが良く、緑色のウエーブがかった長い髪が特徴で、常に左目を隠している前髪のひと房だけは紫色である。

耳はいわゆるエルフのように尖っており、これは普通の人間には見えないらしく、作中に登場するミザリィの似顔絵には耳が描き込まれていない。


性格は基本的に気まぐれで悪戯好きのサディスト。

神出鬼没で悪人や自分勝手な人間に対しては特に情け容赦無く、躊躇いもせずに平気で破滅に追いやる事がある反面、善人や無邪気な子供に対しては割と寛容な面がある。

また、悪事に手を染めざるを得ない人間に対して、その事情を汲むこともある。

このため、アウターゾーンはホラー作品には珍しく、(一応の)ハッピーエンドを迎える話が多い。

読者に向かってナレーションするのみで物語には殆どあるいは全く関与しないエピソードもあれば、自分から絡みにいく(特に悪人や問題を抱えた相手)エピソード、事故や事件の現場に居合わせるエピソードなど登場の仕方は様々。

悪人相手には神出鬼没っぷりが凄まじく、ミザリィに現在進行形でイタズラ電話をかけている男の目の前に現れるほど。


身体能力も人間より遥かに高く、撃たれた銃弾をキャッチしたり、一時間も水に沈められても平気だったり、髪を寄生獣のパラサイトのごとく鋭利な刃物と化して攻撃可能、左目の眼力で爆発を起こすなど、作中ではもはや何でも有りのチートっぷりを見せた。

『アウターゾーン リ:ビジテッド』では自在に若返ることも可能になっている。子供の姿で人と接するときのみ「みぃこ」と名乗っている。


作中では占い師、古物商、オカルトショップの店主であることが多く、たまにゲームセンターも営んでいる。店名は自身の名前の当て字「美沙里」であることが多い。

しかし決まった職業はなく、各エピソードに様々な職業・役割で登場する。

『アウターゾーン』はオムニバス形式の作品でありながら、多くのエピソードが同一世界の出来事であるらしく、怪事件が起きる場所に現れる「幻の女(ファントム・レディ)」として一部で噂になっていた。


キャラクターとしての決まった服装は無く、毎回話に合わせて様々な服装で登場する。

本人も好んで着ているのか露出の多い服装で登場する機会が多く、単行本表紙も毎回きわどい服装のミザリィが描かれる。なお、単行本背表紙ではきわどさはないものの、セーラー服を着たり幼女っぽくなったりとコスプレ姿も披露した。

基本的に本人のキャラもあり、ミザリィ=露出の多い服装というのが定着している。

作中で肌を露出する機会もそこそこあった(マセガキのエスパー少年に説教しようとしてひん剥かれてしまったことがあり、直後に超能力を封印するお仕置きをしている)ためか、PixivにおいてはR-18の作品が半数以上を占める。


『アウターゾーン』最終回においては、ありのままの姿を見せている。

この最終回は「じつはアウターゾーンは前回が最終回で、ジャンプの誌上に本来載っていないはずのメッセージが残されている」という怪異を読者が体験するという設定で、ミザリィの一人語りだけで構成されている。

「百回以上もこの雑誌に居座っててちょっと飽きた」「光原(作者)が私にこき使われた末に体調崩した」「サン○ーやマガジ○には行かない」自由すぎる発言を繰り返した末に、「今からこの世界を抜け出して、あなたのそばに行く」と告げて終わる。

その正体については、物語の主人公である読者には教えられないらしい。


初期のミザリィ

第1部(1~10話)の頃のミザリィは、実は胸はあまり大きくない。

これは作者の嗜好を反映したものだとしている。

第2部以降は極力ミザリィを話に絡ませるため、色気を強調する目的で胸が大きくなっている。


ストーカーとは

ロシアのSF映画「ストーカー(原題もStalker)」(1979年)のゾーン(禁止区域)に案内するストーカーと呼ばれる人々が元になっている。


アウターゾーン連載開始時点(1991年)では犯罪の意味のストーカーは日本には定着していなかった。(ただアメリカでは1990年にストーカーとなった銃マニアの退役軍人がフル装備で対象の勤務先を襲撃して多数の死者を出す事件を起こした事で一気に社会問題化していた)

日本においてストーカーが社会問題化したのは、おおよそ米国の動向が本格的に流入しだした1995年頃のことであり、そこからテレビドラマ『ストーカー 逃げ切れぬ愛』(日テレ)と『ストーカー 誘う女』(TBS)が登場したのが1997年である。

そこからストーカー殺人が世間に衝撃をあたえたのが1999年の事(西尾市ストーカー殺人事件・桶川ストーカー殺人事件)で、ストーカー規制法が出来たのは2000年の事となる。


関連タグ

アウターゾーン 週刊少年ジャンプ

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