概要
人物
美食屋四天王兼占い師。温厚で物腰が柔らかく、行動派で喧嘩っ早い四天王の面々の中では比較的常識人でトリコからは、「四天王一の優男」と称されている。しかし合理主義者で毒舌なところもある。
体内に宿すグルメ細胞の悪魔は致死性の猛毒と中毒で無数の生物を操り巨大惑星を支配したポイズンデビル。
生まれつき毒に強い体であり、短期間で500種類もの毒の抗体を取り込んだ事で、体内に様々な毒を生成できる『毒人間』となる(濃塩酸や濃硝酸などの化学物質も作り出せる)。全身タイツのような衣装を着ているのも、その体質故うかつに全身から毒が噴出しないようにする為である(グルメハンティングブックより)。敵を弱体化させ、受けた毒の情報を分析し、その場で抗体を作り出せる為、彼には一切の毒は通じないと言える。
但し、毒の生成には血液や汗などの体液を原料としており、毒を出し過ぎると脱水症状を起こすので、水分をこまめに補給しなければならない。
またこのような体質でありながらアルコールにだけは極端に弱い。アルコールに消毒作用があるからかもしれない。
それに加えて本人曰く「酔うと毒のコントロールが効かなくなる」といった事情から下戸であるため、飲酒は一切しないようにしている(実際作中でも小松からフグ鯨のヒレを使ったヒレ酒を飲まないか聞かれた際にはそう答えている)。なのでもし仮にアルコールを含むドリンクを飲用したことで酔って嘔吐しようものなら超猛毒の吐瀉物を嘔吐するという大惨事は免れないだろう(実際、第二部でブランチが言及している)。
その危険な体質から科学者やIGOの医療班に追い回され第一級危険生物として隔離寸前になりかけたりと、不遇な境遇にあり、ゆえに周囲との交流を疎んじて美食屋稼業から離れ辺境の地で隠遁生活を送っていた(アニメではティナにカメラを向けられる事を拒むほど)。またマンサムの証言からトリコ等が貧しい国の出身の生まれであるのが分かっているが、そのような出生が原因かは定かではない(その証言の範囲も曖昧であり、ココが貧しい生活をしていたかのような回想シーンもない)。
フグ鯨編で体質を気にしない小松の優しい心遣いと美味なる食材を得て食する感動を思い出し、再び美食屋として復帰した。
絶滅種(と思われていたが、実は更にヤバい存在である八王が一角)の「エンペラークロウ」の「キッス」をパートナーとしていて、戦闘では完璧な連携を見せる。
人気投票の結果は原作(コミックス18巻収録)でもアニメでも2位(原作:2256票、アニメ:1,464票)。原作だとゼブラから出番が少ないのに2位な事に抗議されていたが、アニメのおまけコーナーでは小松がココの女性人気の高さに言及している。
能力
人並み外れた数の錐体細胞と視細胞を持ち、その優れた超視覚で赤外線や紫外線・電磁波などを視認でき、相手の波長を見て運勢を占うことができる。的中率は本人曰く「97%」で、更に生物の死相をも見る事が可能。スロットマシンの連続ビタ押しも可能である。上記で物腰が柔らかいとあるが、どんな占いの結果でも嘘偽り無く伝えている為か、日常でも率直な発言をしていてそれがかえって辛辣に聞こえてしまう事もある(当然本人に悪意は無い)。
データ
身長 | 200cm |
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体重 | 100kg |
年齢 | 28→31歳 |
誕生日 | 10月29日 |
血液型 | A型 |
星座 | さそり座 |
視力 | 10.0 |
足のサイズ | 32cm |
好きなもの | ティータイム |
嫌いなもの | 下品な行い |
好きな言葉 | 中吉 |
フルコース
フルコース判明時点で5つ埋まっていたが捕獲レベルの平均は低め。
グルメ界でサンドリコとアトムをフルコースメニューに入れたがメインだけは決まらず、最終話で宇宙に探しに行った。
なおアニメでは栄養バランスの良く、どれも値が付けられないものだと解説されている。
オードブル(前菜) | サンドリコ(捕獲レベル2900 改良品種は1000) |
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スープ | リードラゴンの涙(捕獲レベル21) |
魚料理 | ブレオカジキ(捕獲レベル18) |
肉料理 | G2フェニックス(捕獲レベル25) |
主菜(メイン) | |
サラダ | ネオトマト(捕獲レベル12) |
デザート | ドムロムの実(捕獲レベル30) |
ドリンク | アトム(捕獲レベル7000) |
キャラクターボイス
ジャンプスーパーアニメツアー2010版は真殿光昭、アニメ版は櫻井孝宏が担当。
関連イラスト
関連タグ
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