概要
少しの刺激で放たれる花粉は猛烈なアレルギー反応を引き起こす抗原を持っており、どんな生物であろうと一度吸い込むと花粉症に侵され、体中の全水分がわずか数秒で排出されて死ぬ(天然物の致死率は100%)。生物によっては症状に差があるのか、猿王バンビーナともなると、涙や鼻水が出る程度で済んでいたが逆に言えば八王クラスの怪物でさえ完全に防ぐことはできないということでありその恐ろしさがうかがえる。
抗アレルギー剤は存在するものの、数に限りがある上に何度か使うと抗原が変化し無効となる。
この為幾度となく生物が絶滅する危機を引き起こしており、大陸中の生物はサンドリコを見ただけで恐怖し、逃げ出してしまうのでエリア7にて不要な戦いを避ける為カカがこれを携帯している。
過去に産声の木に実るアカシアのスープペアの実をブルーニトロが奪うようになり、大陸の栄養が激減した際枯渇した栄養を生物から摂取しようと突然変異で生まれたという経緯を持つ。
ブルーニトロもこの花には容易には近づけず、結果的にペアの栄養を守ることになった。皮肉にも大陸中の生物を殺したこの花は、大陸を元に戻したのである。
実は食べることができ、そうすることで花粉症を治せるのだが上記の経緯により誰もビビって近寄らないため小松が指摘するまで今まで気づかれなかった。
花粉を受けて体中の水分を失ってから食べると美味いとして、ココはフルコースメニューの前菜に入れたが誰にも聞いてもらえず、GODを巡る最終決戦直前でようやく周囲に気づいてもらえた。
(その特性などからかトリコでさえドン引きしていたが)
余談
原案では花粉を吸い込むと花粉症になる設定は無く花から採れた「栄養玉」が食材になる設定だった。
Twitterでは花粉症の季節によく話題になる。
斉木楠雄のΨ難にも名前だけ登場する。