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概要

CV:田中秀幸


500年ほど前にこの世のあらゆる食材を「食破」し、「美食の」と謳われた伝説美食屋グルメ時代の象徴として、グルメ神社には彼の等身大のが祀られている。 コンビは「神の料理人フローゼ

自らが得たのいろはを後世に残すため一龍次郎三虎の三人を弟子に取っており、孤児だった三人からはフローゼと合わせて両親の如く慕われていた。

グルメクラゲとグルメ細胞の発見者であり、また晩年には全ての食材の頂点に立つの食材「GOD」を発見し、当時100年以上にもわたって繰り広げられていた戦争を終結させた。

しかし、戦争を止めたGODが新たな戦争の引き金になることを危惧して、GODを含むフルコースを全て封印した。


プロフィール

年齢:不明

身長:不明

体重:不明

視力:不明

足のサイズ:不明

好きなもの:フローゼの作った料理

嫌いなもの:戦争

好きな言葉:冒険


フルコース

前菜センター(捕獲レベル10000)
スープペア(捕獲レベル6000)
魚料理アナザ(捕獲レベル7800)
肉料理ニュース(捕獲レベル6900)
主菜GOD(捕獲レベル10000)
サラダエア(捕獲レベル6200)
デザートアース(捕獲レベル6100)
ドリンクアトム(捕獲レベル7000)

グルメ界の各大陸に一つずつ存在するという食材達。人間界では幻とされており、グルメ神社の食殿に祀られているが、センターに至っては存在自体が秘匿されている。

一種類食べるごとにグルメ細胞の悪魔の部位が一つずつ覚醒していき、最後に悪魔が宿主を食べると完全復活できるという。

またセンター以外のフルコースの頭文字をつづると「Pangaea(パンゲア)」という文字になる事が作中で言及されている。


真意

以下、グルメ界以降のネタバレ注意


































Z世代にキレ散らかす美食神。(今年トリコ15周年らしいですね!)

おい…神(わたし)を出し抜いて何をしている…

本当にいいかげんにしろよ お前…


トリコ…何なんだてめぇは本気(マジ)でよ…


自身の中に巣食うグルメ細胞の悪魔『ネオ』に突き動かされるまま美味なる食材を求め続けたアカシアは、いつしかこの世の全ての食材を食べつくしてしまう。しかし内なるネオに囁かれる未だ知らない食材や味の存在を見せられ、その食欲に従って動き出す。


その目的は『最果ての地』と呼ばれる場所へたどり着くことであり、GODを各国の為政者に分け与え戦争を終わらせたのも、神の味で権力者や金持ちを魅了し、その子孫から大量の資金を集めるためだった。


そうして結成された組織NEOはIGO、美食會の争いの裏で暗躍し、多額の資金や情報を集め続けていた。

食運と調理術に長けた料理人を必要としたアカシアにとってフローゼの死は誤算だったが、三虎にわざと癒水の湧き出る場所を探らせる事で彼女を蘇らせようとするも、ネオの存在を恐れたフローゼは蘇ることを拒否し、空いた肉体に入り込んだジョアと手を組んだ。


ブルーニトロがネオを封印するために、四獣などを使い人間を攫い、アカシアのフルコースを調理する為の肥料として使うが、料理の途中でアカシアが目覚め、エアを喰い殺し裏の世界に逃走する。逃走先で猛獣たちを頬張るところ、ドン・スライムと交戦し、力を使い切ったスライムを絶望させて捕食。その後、ペアの要求で最果ての厨房に戻り、次郎を殺害する。


GOD出現後はそれを食べるために出現し、激戦の果てにGODとセンターを食べネオを復活させたが、アカシアがブルーニトロを裏切り、ネオを取り込む。ペアから聞いた人生のフルコースを食べているのでネオを取り込めるというが…

彼の口から話された真実であきらかになったのは、神聖視されていた彼の姿とは程遠い、まさに邪悪そのものと評すべきアカシアの本性であった。彼の本性を知ったトリコからは「グルメエゴイスト」「キモいB級美食屋」呼ばわりされた。


また、妻であるフローゼのことは「いつもキスマークをつけて帰ってくる私を最高の料理でもてなしてくれるいい料理人(おんな)だった」と振り返ってニタァと笑うなど、食欲だけでなく性欲にもかなり飢えた人物であるようだ。生物は生き残って子孫を残すために食欲と性欲が強いのは当然といえば当然ではあるのだが、その分彼が人間としての理性を捨て生物としての本能に全てを捧げた人物であることもわかる。


単体での捕獲レベルは8000で、この時点で八王と互角以上に渡り合える力を持つが、ネオを取り込んだ後の捕獲レベルは30000と桁違いな強さを誇る。











※この先、更なるネタバレ


 




アカシアのフルコースと呼ばれた食材たち、その正体はブルーニトロによる地球の調理の過程で地表ににじみ出た8つの旨み……

すなわち地球のフルコースであり、アカシア自身の人生のフルコースではなかった。

人生のフルコースとは、グルメ細胞の悪魔に支配されずに共存するための鍵であり、制御するために必要なものである。

アカシアは食べているとペアに言っていたが実際には食べておらず、それを持たぬままだった(というより、何を食べても満足できず、次なる美味を喰らいに動くネオを宿してしまった以上、人生のフルコースという「満足いく料理」を見出すことが出来ないのは至極当然である。)

それ故、ネオを取り込んだアカシアは、内から逆にネオに取り込まれていき徐々にその風貌を歪めていった。


それでも四天王、スタージュン、八王に致命傷を与え、互角に戦っていた三虎をも追い詰め始めるも、スタージュンの食運によってGODとセンターを食べて赤鬼を取り込み、さらにブルーニトロのペアによるテイストチェンジによりネオの苦手な味である「怒り」の感情を浮き立たされたトリコにより逆に追い詰められ、トリコの「怒りのフルコース」を全て受けてしまう。

悪あがきに全ての食運を食らおうするもパンク寸前になり、それでもなおトリコに攻撃し、致命傷を負わせたと思われたが、その瞬間現れたトリコの3匹目の鬼に受け止められており「食べ過ぎ」「もう決着はついている」と言われ、倒された。


その後、今まで取ってきた悪行やあくどい言動の数々は、ネオに怒りの味を食べさせ今まで食べてきたもの全てを吐き出させるため、トリコたちの怒りを刺激する必要があるがゆえに行ってきた演技でありアカシアの計画だったことが明らかになった。

約500年前、アカシアは自分の食欲の謎を解き明かそうとしているうちに、ネオがストレスを受ける味が「怒り」である事が判明し、それをペアに伝えた。アカシアはネオが取り込んだ「青の食材」やペアの同胞を助けようとしていたのだ。


しかし、苦手な味が判明したのはいいものの、それを利用してネオが取り込んだモノを救えるというのはアカシアの仮説に過ぎずペアからは無理だと一蹴され、ついには最果ての地へ行くことを考え始める。

ブルーニトロ達の危惧する通り、中途半端でもネオが復活すれば赤い宇宙もブルーニトロの故郷の青い宇宙のようにすべて食い尽くされる可能性が高く、アカシアを殺しても宿主が変わるだけでいずれは復活するため根本的な危機の解決にはならない。

悩みぬいた末に今回の件を計画する。目的をまとめると以下に分かれる。


ブルーニトロ 大量のアカシアのフルコースでネオを完全復活させ、金の缶詰に封印する。

ジョア    アカシアがネオの力を手に入れ最果ての地へ向かう。

アカシア ネオを完全復活させたあとに限界まで食運を取り込み、怒りの攻撃を受けてすべてを吐き出させる。


ネオ自体は純粋な食欲しかない為、その行いに善悪はなく、無茶に食運を取り込む行為はしない。

そして「食欲に善も悪もない」というのは彼の前に立てるほどの美食屋であれば重々承知していることであり、「食欲の化身」でしかないネオに怒りをぶつける訳もなかった。

つまり、アカシア自身が食欲とは外れた悪意を持って誰かを怒らせ、更に食運もパンク寸前まで取り込む必要があった。


だがアカシアの計画は自分自身が最も苦しみ、なおかつ成功率は低い。

迷った挙句一連の計画をフローゼに相談するが賛成も反対も貰えず、逃げるようにフローゼが死亡し更に苦悩を深める。

フローゼの死後に一龍にすべての計画を話した上で止めるならば渾身の怒りを込めて自分を殺す様に自分の運命を託すも、一龍はそれができなかった。

結局彼はペアを騙し、NEOを騙し、一龍以外の全ての知人を騙し、軽蔑されながら「食欲に支配された吐き気を催すエゴイスト」を演じ切り、そしてその大願を成就した。

アカシアは最期に計画の完了とトリコに向け「ネオを、復活した私の愛しき食欲をよろしく頼む」と言い残し、息絶えた。


アカシアの目的であるネオを完全復活させて、青の食材やブルーニトロを救い、なおかつグルメ細胞で調理された地球の爆発をも止めるという目的は果たされたが、道中はドン・スライムや次郎や八王などネオ完全復活前に自分を殺そうとする邪魔者も多く決して楽な道ではなかった。

実際無謀で無茶な計画だった為にペアからは却下され、すべてを伝えた妻と長男には計画への直接的な協力を拒まれてしまい、互いに間接的な協力に留まってしまった。(要約すると父親から苦しんで自殺するから手伝えと言われれば拒否するだろう…)

フローゼはあの世での計画完遂後の青の食材の調理、一龍は自分の代わりに計画を完遂する後継者の育成と、きちんと協力はしているが…この2人がもっと協力的だと楽だったのは言うまでもない。この件があったから次郎や三虎には何も伝えなかったようだが…

また、次郎に対して何も伝えなかったのは、そのいい加減さ、軽薄さにより、真相をネタバラシしてしまいかねなかったため(最低最悪のゲス野郎を演じてフルパワーの怒りを叩き込んでもらわないとならない以上、それを演技だと吹聴されてしまえばどれだけ正義感の強いモノでもその怒りは同情や使命感に取って代わってしまう)

また、作中最強格である上に最悪の解決手段である"エターナルノッキング"を会得してしまっている事で手加減すればこちらが封印されかねない(金の缶詰によるものではないので地球が爆散し全てが手遅れになってからネオが再復活という悪夢が予想出来る)ため下手に生かして返すことも出来ず殺すしかなかった

更にトリコの世界には食霊という概念が存在するため「死人に口がある」、それ故に冥土の土産としても真相を話す事ができなかった。(後に死後の世界で一龍に全てを打ち明けられたらしく、鉄平のフォローを行っていた)

結果的には一龍の後継者であるトリコ達と三虎が計画を完遂させたため問題ないと言えるが…また、ジョアの事を三虎に指摘されるまで自分とフローゼの子供だと信じているなど勘違いも多く、ペアが語ったように苦悩続きで失策も多かったようだ。


ちなみに彼の言うキスマークは恐らく「猛獣の咬傷」である、なんせGOD発見まで世界は大グルメ戦争時代であり、普通に考えて女遊びなど出来る環境でも無ければ女性サイドもそんなことをしている余裕がないのだ、そして終戦は晩年近くである以上、ブルーニトロの計画は大詰め、それこそ遊ぶどころかマトモに異性と会う時間すら無かっただろう。

当然三虎には嘘と即見抜かれていたらしく「(何故そんな嘘をつくのかという)真意は聞かない」と切り捨てられており、後々に狙いに確信を持った事で「茶番」と完全に白けられている(実際掘立て小屋に5人家族で同居しており、世間は大戦争の真っ只中、こんな状況で女遊びする余裕もなければそういう兆候も一切心当たりがないのであれば真実と思えないのも無理は無かろう)


実はトリコとスタージュンの父親である。敵を挑発しがちだったり微妙に他人の気持ちが読めないところなどはトリコと同じである。(ただし、彼の挑発は毎回「………」と一瞬間があるため、気分が昂った結果口をついてでるものではなく、その場その場で適当に悪口を考えて言っている意図的なものである可能性が高い、逆に「なんなんだてめぇは本気でよ…」などの戦闘に割って入ることも出来ない程度の癖に計画が台無しになりかねない行動を取ろうとした相手には間を置かず悪態をついている)

最終決戦後はトリコとリン結婚式に食霊として出席し、フローゼや弟子たちと500年ぶりに食卓を囲んだ。


関連タグ

トリコ ネオ 一龍 二狼 三虎

フローゼ 節乃 ネオ 哀しき悪役

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