概要
『トリコ』に登場する穀物。捕獲レベル35(グルメ界産のものは測定不能)
その昔、グルメ貴族と呼ばれる存在のおやつだったというポップコーンの原料。
テリークロスの食欲不振を解決するため、トリコは一路ウージャングルに捕獲へと乗り出した。
幾多の苦難を乗り越えポップコーンの調理に成功するも、突如現れた美食會副料理長グリンパーチにほとんどを奪われてしまうことになる。
生態
人間界で採れる数少ないグルメ界産の食材。ウージャングル全体と繋がっており、その養分を一手に吸収して成長する。
成熟したコーンはビル20階建てにも相当するとてつもない大きさになり、実は一粒でもバスケットボール大になる。
さらに茎も繊維が複雑に絡まって信じられない強度となっており、小型のものでもトリコのナイフで何度も切りつけねばならないなど収穫することは困難を極める。
また、ポップコーンに調理するのにも溶岩吹き溜まる灼熱地帯「ウール火山」に赴かねばならないほど相当の熱量を必要とし、さらにこまめにひっくり返さなければすぐ焦げてしまうなど忍耐と繊細さも要求される。
味・効能
調理に成功すればたちまち100人前のポップコーンが出来上がる。
圧倒的な香ばしさとコクを持ち、トリコも口に入れてすぐに飲み込んでしまい、今度は味わって食べようと思いながら口に入れたのに即無意識で飲み込んでしまうほど喉越しもなめらか。
さらに一口食べれば手が止まらなくなり、食べれば食べるほど逆に腹が減るような錯覚を覚えるほどに食欲増進効果に優れている。
その特性から最初に出せばその後の料理も美味しく食べられるだろうという理由で、トリコのフルコースの前菜に決定された。
またテリーの食欲不振も無事解決し、これを主食として毎日嬉しそうにもりもり食べている。
最終回のトリコとリンの結婚式でも、メルクの星屑をかけてニワトラの卵(+ザリガニフィッシュ+五つ尾オオワシ)のキッシュと共に提供された。
余談
「ブルーブラッド」とは貴族を表す通称で上述のように貴族と言われたブルーニトロたちに相応わしい名前となっている。貴族階級の人間は肉体労働をしない為肌が白く、青い血管が浮き出るため青い血は位の高い人間を表す用語になった。
原作では、トリコ→テリーの順で食べていたが、テリーが食べれるかどうか確認せずに真っ先に食べるのがどうかと思ったのか、アニメでは順番が逆になっている。
関連項目
トリコのフルコース
前菜 | BBコーン |
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スープ | センチュリースープ |
サラダ | エア |
魚料理 | オウガイ~遠い海の記憶~ |
肉料理 | 完象-エンドマンモス- |
メイン | GOD |
デザート | 虹の実 |
ドリンク | ビリオンバードの卵 |