「風に乗って来たんだよ!」
「って言っても、バカには通じないだろうけどな」
「なりたい……!強くなりたい……!」
「なれるんなら、何でもする……!」
「オレを、強くしてくれ!!」
概要
アニメ「金色のガッシュベル!!」に登場するアニメオリジナルキャラクター。
メディアミックス作品においては初のオリジナルの本の持ち主である。
CVは神谷浩史氏。
相棒のハイドとは異なり、現状では原作版に登場していないので、当記事初めの概要も「アニメに登場する~」のみする。
人物像
容姿
一つ結びにした茶色の長髪や、やや紫に近いピンク色のシャツ、ダボッとしたグレーのズボンが特徴的。
また、作中では黄緑色のスケボーに乗って宙を駆ける描写が多く、「泳太といえばスケボー」という印象を抱いているファンも多い。
性格
意外と原作にはいそうでいなかった「チャラ男」のようなキャラクターであり、アニメ1話では初対面の水野鈴芽を勝手に「オレの彼女」と認定してちょっかいをかけようとするほどの女好き。
上から目線で話すようなシーンも見受けられるが、ハイドからは「学校へも行かない。友達もいない。強がっているだけ」と評されており、13話での回想も踏まえると本質的には臆病で自信が無く、「自分は強い」と殻を被ることに浸ってしまっていたのだと読み取れる。
とはいえ、本編ではハイドと出会った時の気持ちを思い出し、しっかりと精神的成長を遂げるシーンも描かれているので、決して「ただの薄っぺらい人間」で終わるキャラクターではない。
活躍
アニメ本編ではハイドと共に行動しているシーンのみのため、本編での活躍については「ハイド(金色のガッシュ!!)」の記事を参照。
ハイドの記事でも解説しているように、本編内でハイドと別れるシーンが描かれなかったため、どのような相手に負けてしまい、別れ際にどのような言葉を交わしたのかも不明となっている。
原作最終話における「魔物からの手紙を読む本の持ち主」のシーンでも映っておらず、作者ブログ等の公式情報としても「泳太のその後」については一切補足されていない。
とはいえ、ハイドとの出会いをきっかけに「本当の意味で強い自分」へ変われたことは間違いないので、現在では明るい学生生活を送っているに違いない。
関連タグ
ハイド……変わるきっかけをくれた大切なパートナー。
パルコ・フォルゴレ……同じく「女好き」の印象が強い本の持ち主。ただ、(本編時点での)泳太は「根っからのチャラ男」に近い一方、フォルゴレは「根っからの女好き」ではなく「キャラ作り」や「ファンサービス」の一種としての振る舞いという可能性もある(詳細はフォルゴレの記事を参照)。