概要
アニメ『デビルメイクライ』の登場キャラクター。
ヒロインのパティ・ローエル
孤児院で暮らしている少女。
薄めのブロンドのロングヘアーが特徴で世話焼きな性格。物心つく前に孤児院に預けられたため、親の顔を知らない。
ある人物の依頼で護衛対象となったのをキッカケにダンテと初めて出会う事となる。
幼いながらも賭け事に関しては名うてのギャンブラーから「筋がある」と認められるほどで、ポーカーではダンテを何度も打ち負かしていた(ちなみにダンテは賭け事では「負け組」と言われるほど弱い)。
レディとは姉妹のように仲が良く、一緒に買い物や遊びに出掛けている。
初登場時は名門ローエル家当主の隠し子と言われていたが、実は本物のローエル家当主の隠し子が連れてきた同姓同名の別人であり、かつて伝説の大悪魔アビゲイルを封印した魔道士アラン・ローエルの子孫である。なお、アビゲイルの封印に使われた魔石「アランの涙」は先祖代々受け継がれる形で保管されていた。
母親のニーナは先祖のしきたりで「アランの涙」を所持していたが、そのせいで悪魔達に命を狙われる事となり、娘を孤児院に預けて姿を消していた。
本編の終盤で母親と再会し、事件解決後は親子2人で暮らしている。
『5』では18歳になっている事が明かされた。
18歳の誕生日パーティーに招待しようとダンテの事務所に何度も電話を掛けるも、その時は家賃滞納で電気が止まってた時期だったので繋がらず、やっと繋がった時には「自分は場違いだ」という理由で拒否された(まぁ、ダンテみたいな男性が来たら変な噂が立ちかねないが)。
もう一度掛けるも、ダンテ側が電話線を切ったので繋がらなかった。
後に、モリソン経由でパーティーへの欠席を伝えられた模様。
ちなみにハイスクールでは男子からとてもモテているらしい。
別のパティ・ローエル
CV:ゆかな
第1話で登場したゲストキャラ。
彼女こそが名門ローエル家当主の隠し子であり、他の遺産相続人候補に命を狙われる可能性を見越して孤児院にいた同姓同名のパティを自身の身代わりに仕立て上げていた。
こちらは濃いめのブロンドのショートボブで成人女性である等、上記のパティとは似ても似つかない容姿。
遺産相続のためなら手段を選ばない守銭奴であるが、罪もない孤児の少女を囮にした事には少なからず罪悪感を感じていたようであり、あらかじめ正体を隠して凄腕の便利屋であるダンテにパティの護衛を依頼していたが、結果的にパティを危険に晒していたことには変わりない。
根っからの悪人とは言い切れないが、のちに全てを知ったダンテからは「あんたが悪魔だったら殺していた」と軽蔑されていた。
計画通りに相続の権利を手に入れた際には遺産相続人に化けた悪魔に襲われそうになったものの、ちょうどローエル家の屋敷に来ていたダンテに命を救われた。
その後、改心してパティを引き取る事を申し出たが、当のパティはそれを断って孤児院に戻る事となった。