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曖昧さ回避編集

(一般名詞)

お母ちゃん母親


概要編集

CV:斉藤佑圭


アニメ版第1期の主人公スペシャルウィーク(以下「スペ」)のヒト族の養母で、北海道室蘭ナンバーの地域)で小さな農場を経営している。

本名は明かされておらず、実子などその他の家族についても登場も言及もされていないので不明。


普段は金髪ポニーテールにしており、野球帽を逆向きで着用。

年齢は作中での様子からおそらく30代半ばか後半と思われるが、若々しい印象の肝っ玉母さんである。

身体は沖野Tと同じくかなり頑丈のようで、後述のトレーニングでスペから相撲感覚の体当たりをもろに受けたり、原付での並走時によそ見で木に顔面からぶつかったり、裸眼に泥が跳ね当たったりしてもほぼ無傷状態であった。


スペの実母の友人で、その病死後に養子として引き取り養育してきた。

彼女達が暮らす地域にはウマ娘がほとんどいなかった事から専門のスポーツ教育機関がなく、大自然を生かした自己流のトレーニングを指導。

スぺの目指す「日本一のウマ娘」はこの母との約束である。


娘とはたまに喧嘩や喧嘩腰にもなるが親子仲は良好。

スペが東京都府中市トレセン学園転入後に初めて帰省した際は沖野Tから不必要な自主トレをさせないようにと連絡があったからなのか、実家に着くなり彼女を縁側の柱にロープで繋ぐなどやや乱暴な一面もある。

普段から娘からの手紙をスペの実母の遺影に向かって読んで聞かせているようで、また1期10話では手作りの蹄鉄をスぺに送るなどそちら方面の技術も持っている模様。

1期12話では娘の晴れ舞台であるジャパンカップ観戦のため上京し、スペの実母の遺影を手にしながらそのレースを見て感涙していた(なお、この後にスペから飛びつきで抱きつかれているが、やはり無傷だった)。


2期においてはスペが脇役に転じたこともあり、登場していない。


3期では10話に登場。スピカの執事喫茶に訪れた。セリフはない。


ファンの一部からは、競走馬スペシャルウィーク号の育成を担当していたニュージーランド人の女性スタッフをモデルにしたとする憶測が流れていたが、アニメ1期のプロデューサー・伊藤隼之介は、後にインタビュー記事においてニュージーランド人女性モデル説が事実として認めている(外部リンク)。

ただし、この養母が、モデル外国籍・外国出身であるかは未明である。


また自己流ながらも、中等部でのトレセン学園転入から程なく一流選手となったスペの基礎体力や走りのセンスに繋がった(前の選手からの泥よけ対策など)トレーニングを指導してきた事などから、元々ウマ娘レースのトレーナーなどではないかと推測するファンもいる。


アプリゲーム版編集

2021年8月現在アプリゲーム版に直接登場はしていないが、スペの台詞内やサポートカード内のエピソードで触れられている。


そしてストーリーイベント「あの娘が水着に着替えたら_ウマ娘夏物語」において、スペとの電話での声のみで登場、CVもテレビアニメ版から斉藤氏が続投している(外部リンク)。

ちなみに後日スペが自身の水着の写真を送った所、仕送りのにんじんの量を減らされたようである。また、スペの話によると彼女もバブリーランドに行ったことがあるらしい。


娘の友人にもにんじんを送ってくるらしいが大食いの娘基準の為、量はかなり多い。


アニメ同様、スペに「日本一のウマ娘になってほしい」と思っており、「日本一のウマ娘とは『精一杯レースを走って、元気にゴールまで帰ってくるようなウマ娘』である」と、まるで史実のスペシャルウィーク号を意識したような『日本一像』を語っている。


スペの実母編集

(CV:未公表)

ウマ娘の女性でスぺが生まれて間もなく心臓病で病没したため、亡くなる直前に上記の友人に娘を託したいと伝えた。

現在のスぺは記憶はほとんどないが親としてこの実母も慕っている。遺影や回想などでの登場時はいつも顔が隠される形で描写されるが、髪型やその毛色、顔の輪郭などは娘とよく似ており、耳飾りを左耳に着けていることから牝馬モデルと思われる。

スペ母


アプリゲーム版でもスペが実母について言及しており、両方の母が好きな歌を課題曲にしようとしていた他、スペとは対照的に小食であったことなどが明かされている。

なおスペの実父や本来の親戚の存在については一切触れられていないので不明である。


先述の「日本一のウマ娘」という目標は、元々は訳あって一度も出走が叶わないまま競走ウマ娘人生どころか生涯まで終えた実母の夢であり遺言によるものであることがアプリ版メインストーリー第一部最終章にて明らかとなった。


マンハッタンカフェのシナリオでは、まるで守護霊の如く母親と思われる霊が憑いているらしく、大食いかつ栄養を考えずに爆食いするスぺを心配したのか、カフェを通じてアドバイスを送っている。


モデルは競走馬スペシャルウィーク号の母親であるキャンペンガール号であり(外部リンク)、こちらも出走が叶うことなく繁殖入りして後、この息子を出産してから五日後に死去している。

ちなみにこの母ウマの父親(スペシャルウィーク号の祖父)はマルゼンスキー号にあたる。また、ウマ娘世界では出走が叶わなかった理由はぼやかされているが、実際には後述の通り、気性難によるものだった。


競走馬キャンペンガールについて編集

父・マルゼンスキーと母・レディーシラオキ、そして曾祖母にシラオキを持つ牝馬であった。

上述の通り気性は荒く、出走前に洗い場で暴れた際に怪我を負ったため出走することなく登録を取り消されている。

引退後は繁殖牝馬となったが、シラオキ系の血統から繁殖牝馬としての期待は高かったとのこと。

産駒は五頭のみでそのうち二頭は競走馬として登録されておらず(その中にはオグリキャップの産駒もいる)、産駒で勝利を収めているのはスペシャルウィーク号と彼の半姉・オースミキャンディ号(父・ヘクタープロテクター)の二頭である。ほかにも登録されている馬にリネンタイヨー(父・サクラユタカオー)もいるが、登録のみで出走していない。

スペシャルウィーク号を受胎してからしばらく経った後、疝痛の回数が増えていき末期には週に一・二回の間隔で疝痛が発生し、腸の一部が壊死していると診断されていた。

そして1995年5月2日、牧場スタッフ総出で出産を促しスペシャルウィーク号が誕生したが、キャンペンガール号はその五日後に息を引き取った。


なお、間違われがちだが名前は「キャンペーンガール」ではなく「キャンペンガール」である(競走馬の命名は9文字以内というルールはあるが、前者でも一応9文字には収まるため、間違いに気づきにくいのが難点。なぜこのような名前にされたのか不明であるが、注意が必要)。




関連イラスト編集

おかあちゃん同盟の日センシティブな作品


関連項目編集

ウマ娘プリティーダービー 養母 ママ役

スペシャルウィーク(ウマ娘)

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