概要
美少女戦士セーラームーンの登場キャラクター、古幡元基の恋人。
当初はアニメオリジナルキャラクターだったが後に原作版に登場する。原作準拠のCrystal版にも登場。実写版では未登場(それに伴い元基がまことに片想いしている)。
ただしアニメ版と原作版・Crystal版とではキャラクター設定に差異がある。
アニメ版
CV:深見梨加
アニメ第一期(通称『無印』)の29話にて初登場。
古幡元基の恋人であり、麻布工業大学に通うエリート学生。
「人類発生の原点」を研究テーマとし、尊敬する教授のいるアフリカへ留学するか迷っていたが、元基に背を押され留学する。
実はダーク・キングダムの最強妖魔七人衆の一人リコーケイダーの転生者で、虹水晶の一つの青水晶が封印されていた。
また41話にて妖魔七人衆の復活を目論むのクイン・ベリルの洗脳を受けた地場衛/プリンス・エンディミオンに一時的に誘拐されたこともある。
アニメ第四期(SuperS)の2話にて再登場。
アフリカでの研究を評価され、今度はヨーロッパへの留学を勧められ元基に相談するために日本へ一時帰国する。
元基の態度から留学するべきか思い悩み、乗馬をしていた所を、ペガサスが潜む美しい夢の持ち主の候補者としてタイガーズ・アイに狙われ、夢の鏡を覗かれてしまう。
その後、うさぎたちの協力によって元基が自分のために思い悩んでいたことを知り和解し、再び元基に背を押されてヨーロッパへと留学していく。
元基は東西大学のダンスパーティーにて彼女をひっかけたことを切っ掛けに付き合うようになったと元基の妹の宇奈月がコメントしている。
余談であるが、セーラームーンの世界における現代の人類の原点には地球国と月の王国が深く関わっており、妖魔七人衆もこの両国の争いに関わるだけに因縁めいた研究テーマとなっている。
アニメ版ではセーラー戦士たちとの比較のためか大分大人びた女性として描かれている。
原作版及びCrystal版
CV:中原麻衣
原作者によるキャラクター設定集の初期設定では『近所のおたくな女子大生』とされている。
古幡元基の恋人であり、KO大学のエリート学生。
第一期では宝石に関する知識が豊富でありダーク・キングダムに洗脳されていた地場衛と元基に、とある四つの宝石に関する蘊蓄を語っている。
また衛の容姿に見惚れる様子を見せていた。
第三期では冥王せつなと知り合いになり、友人として元基に紹介した際は元基がせつなを美人と称したために嫉妬した様子を見せている。
原作版とCrystal版ではミーハーな性格で嫉妬する様子を見せるなどテレビアニメ版より幼い印象となっている。