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クイン・ベリル

くいんべりる

クイン・ベリルは「美少女戦士セーラームーン」の敵キャラクター。
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概要

クイン・ベリルは『美少女戦士セーラームーン』の敵キャラクター。
原作のダークキングダム編、TVアニメの第1シリーズ(無印)、Webアニメ『セーラームーンCrystal』に登場。

ウェーブの掛かった長い真っ赤な髪が特徴的な美女で、紫のドレスを纏い、緑色の石のイヤリングティアラを身につけている。なお、原作及びCrystalでは元々黒髪だったのだが、後述しる理由により、髪の色が赤色へと染まった。

元は地球の魔導師(もしくは預言者)であったが、プリンセス・セレニティと恋仲であるプリンス・エンディミオンに横恋慕し、そこをクイン・メタリアにつけこまれて悪堕ちダーク・キングダムの闇の女王となった。
メタリアの誘惑に屈服し、憑依されるとエンディミオン配下の四天王を洗脳し(原作、Webアニメの設定)、シルバーミレニアムに攻め込みエンディミオンとプリンセス・セレニティの命を奪が、クイーン・セレニティが命を懸けて発動した幻の銀水晶の力によって封印された。
(その後の展開は、原作、テレビアニメ版等、メディアにより微妙に異なる。)

なお、ゲーム『美少女戦士セーラームーンAnother Story』の物語の後半で、とある理由で過去のシルバー・ミレミアムにタイムスリップした際にメタリアの憑依される前の彼女とであるシーンがあり、メタリアの囁きに必死で抗い葛藤する姿を見る事が出来る。

名前の由来は緑柱石の英語名「ベリル」から。

原作版

地球との最終決戦後に彼女もまた地球人へと転生し学術調査員(あるいは学者)として活動していたがそんなある日、北極圏のDポイントへと調査の為に派遣されるが、何の因果なのかその場所はメタリアが封印されていた場所であった為、自身の前世が目覚めるきっかけとなってしまい、再び地球を支配線と活動を始め、封印されたメタリア復活の為に暗躍する事となる。

なお、メタリアに仕えてはいるが、忠誠心は皆無の様でその裏ではいずれ地球を喰いつぶしかねないメタリアに変わって幻の銀水晶の力を用いて自身が地球の支配者になろうと目論んでいた。

物語の後半ではエンディミオンの生まれ変わりである地場衛を連れ去るとメタリアの力を使い復活、洗脳する事で自身の配下としてしまうなどの行動を起こしていたが、最後はセーラーヴィーナスに聖剣で体を貫かれエンディミオンを求めながら滅び去るという哀しい最期を遂げた……。

テレビアニメ版

※一部ゲームの設定も織り交ぜています。

こちらの設定では転生後からダーク・キングダム設立までのエピソードがオミットされており、セレニティがメタリアを封印された時に彼女の一緒に封印されたという事になっている(もっともメタリアの封印が解かれた理由も謎のままとなっているので、大きな戦争では情報の錯誤が多いことから案外、封印されずに人間へと転生して原作と同じような出来事があったのかもしれない)。

最終決戦では生き残った妖魔たちを全て吸収した(フイルムコミックでの発言より)メタリアと一体化。スーパー・ベリルへと大幅にパワーアップし、プリンセスへと覚醒したセーラームーン=月野うさぎとの因縁に決着をつけるべく彼女との決戦に臨むが、最終的にはうさぎの命がけの決死の必殺技の前に敗れ去り浄化され滅ぼされる(封印されたともされる)が……。

アニメ『美少女戦士セーラームーンR』の魔界樹編とブラック・ムーン編の間の出来事を描いたPCエンジンソフト『美少女戦士セーラームーン』に置いてパスト・ワイズマンの持つブラッディ・オパールの力によって他の四天王たち共々復活。

未来の時間軸に存在するワイズマンの主・デス・ファントムを現代に降臨させるためにゲートを開く為に必要な莫大な量の暗黒エナジーを集める為の手駒として使役させられる(しかもパスト・ワイズマンとの契約により、彼の目的を成就する為死ねない体となってしまっている)。

しかしながらかつて大阪なると心を通わせ改心していたネフライトの裏切りを皮切りに彼の活躍によって残りの四天王たちの記憶が蘇り、それを切っ掛けに四天王たちに離反されてしまい敗北。

パストワイズマンの消滅後も最後の力を振り絞り、セーラームーンを亡き者にしようと襲い掛かるが力尽き、エンディミオンを引きつけることになったセーラームーン=セレニティの優しさに、自分すら全てを許してしまいそうになることが怖かったと自身の本当の気持ちを告白し、静かに息を引き取った……。

その後、彼女のことを憂いたセーラームーンによって人間へと転生し、幸せな生活を送っているはずだったのだが……………。

アニメ『美少女戦士セーラームーンS』と『美少女戦士セーラームーンSuperS』の間の物語を描いSFCソフト『美少女戦士セーラームーンAnother Story』に置いてヘル・デスティニーによってセーラームーンたちに敗れるという運命を変えられ三度復活。

運命操作の影響なのか、PCエンジンソフトでの出来事も無かったことになっているようで、バラ水晶が安置されている富士の樹海の奥深くにある氷結洞を拠点に自身の思念を土萠教授に憑依させ操り、セーラームーンを亡き者にしようとするなどの行動を起こしていた。

なお、土萠教授に取り付いた彼女の思念=意識体の姿から、ベリルの復活をルナは察知したが、ダーク・キングダムとの戦いで仲間たちが次々に死ぬという辛い経験をしたうさぎにしてみれば彼女の復活は悪夢の何物でもない為、頭では分かっていてもなかなか認める事が出来なかった。

ちびうさを探して富士の樹海までやって来たセーラームーン、ウラヌスネプチューンサターンらを迎え撃ち、富士の樹海に満ちるクイン・メタリアに匹敵する程の莫大な暗黒エナジーを吸収してスーパー・ベリルへとパワーアップ。

更に運命が改変された事で幻の銀水晶の力に強い対抗力を得ており、その強大な力でセーラー戦士たちを圧倒する(ゲーム内における唯一の負けバトル戦が用意されているという破格の待遇を受けており、彼女がいかに別格の扱いを受けているかが窺い知れる)も、最後はセーラームーンとちびうさが持つ2つの幻の銀水晶の力により大幅に弱体してしまい敗北。

結局幻の銀水晶の力の力に敗れるという運命からは逃れられなかったという事実に怨嗟の思いを抱きながら想い人であったエンディミオンの名を上げながら消滅していった……。

実写版

こちらの設定では、メタリアを取り込んだ衛がセーラームーンの手で命を絶たれた直後にメタリアと同化した挙句の果てに星を滅ぼそうとするのを目の当たりにしたことで絶望。崩壊する城の中で自ら命を絶つことを決意し、その前に洗脳されたジェダイトの呪縛を解いて逃がそうとするが、その際にジェダイトの思いを知り、彼と共に崩壊する城の中へと消えていった…。
その後、転生した後の世界には登場していない為、彼女も転生したかどうかは不明となっている。

スーパー・ベリル

アニメ『美少女戦士セーラームーン』最終回に登場。
クイン・ベリルとクイン・メタリアが合体して誕生したベリルの最強にして最後の究極の姿で、無印のラスボス

なお、ベリルの強靭な精神力のためなのか、メタリア自身は精神的融合を果たしているらしく、メタリアとしての意思は感じられない。

メタリアと融合合体した影響なのか天を突く程の巨大な姿をしており、両肩に白い小さな棘が現れ、肌の色は青白く、着ていた服も赤く染まり、髪の毛は深緑色へと変色している。また、足の部分は巨大な毒々しい巨大な花弁(蓮華?)と一体化しており、周りの触手や強大な暗黒の波動による攻撃を得意としている。

最終決戦においてあくまでも美しい未来を信じるうさぎに対し「この世界は醜く汚れきっている」と語り掛けると、絶大なる暗黒のエナジーによる攻撃でうさぎを圧倒するが、最後は4人のセーラー戦士たちの魂に力を分け与えられ極大化した『ムーン・ヒーリング・エスカレーション』の浄化の光に飲み込まれ断末魔の声と共に消滅。封印されたはずだったのだが…。

SFCソフト『美少女戦士セーラームーンAnother Story』においてヘル・デスティニーの運命改変により三度復活を遂げたクイン・ベリルが、富士の樹海に満ちるクイン・メタリアの力に匹敵するほどの莫大な暗黒エナジーを吸収する事で自らの意思でパワーアップした姿として再び登場。

以前と同様に強大な暗黒の波動による攻撃に加え、運命が改変された事により幻の銀水晶の力を受け付けない体質へと変化しており、以前仲間達を失いながらも必死の思いで彼女を封印した経験からトラウマとなっているセーラームーンを戦慄させる。

しかし、今回は以前の戦いと違ってもう一つの幻の銀水晶(正確には未来の時間軸の銀水晶)を持つちびうさがいた事で又しても運命が狂わされセーラームーンが持つ現代の銀水晶とちびうさが持つ未来の銀水晶の力によって大幅に弱体化。セーラームーンとプルートを除く外部太陽系戦士を交えた壮絶な死闘の末に再び敗れ去り、ベリルの姿へと戻ると再び消滅した。

なお、今回は幻の銀水晶が2つあった事が幸いし、ムーンを始めとする外部太陽系戦士たちは体力を大幅に消耗したものの今回は誰1人として犠牲者が出ることは無かった。

意識体

SFCソフト『美少女戦士セーラームーンAnother Story』に登場。
ヘル・デスティニーによる運命改変により復活した土萠教授に取り付き、彼を洗脳して操っていた邪悪な意識体。

その正体はヘル・デスティニーの運命改変により復活を遂げたクイン・ベリルの邪悪な意識が実体化した存在で、ルナ曰くどこかで見覚えが無いか?とうさぎに問いかけるシーンがある事から、ベリルに姿に何処となく似ている姿をしているらしい。
とはいってもその姿は黒いゴツゴツした印象の芋虫状のグロテスな生物という、ぶっちゃけどっからどう見ても原作に登場するダイモーンそのものの姿をしている。

運命改変の影響で復活した無限学園へとやって来たセーラームーンたちに教授を通じて襲い掛かるも撃退された為、逃走。

逃げた彼を追いかけやって来たセーラーサターンの説得と銀水晶の力で正気を取り戻した教授の体から抜け出ると2人に襲いかかるが、敗れ去り消滅した。

特殊能力なども無く打撃攻撃しか仕掛けてこないので、はっきり言うと大して強くは無いが、戦いを選択次第では回避する事もでき、その際は完全に洗脳されているというルナの指摘から、一度銀水晶の力で教授の洗脳を解いた直後に体から抜け出してきたところを再び幻の銀水晶の力を浴びせられ消滅するという展開である。

配役

テレビアニメ版では潘恵子ルナとのひとり二役で声を担当。『Crystal』では渡辺美佐が演じる。
実写ドラマ版では杉本彩が怪演している。
ミュージカル版では初代:仁科有理 二代目:宮澤明子 ネルケ:初風緑が演じている。

関連項目

美少女戦士セーラームーン ダークキングダム

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