一般用例
- サンスクリット語で木の葉を意味する『パトラ』(patra)のこと。パットラ(pattra)とも呼ばれる。主にヤシ科の樹葉を指す。古代インドではターラ(オウギヤシの別名)の葉を加工したものに仏典を書写し、紙が発明される前の代用品として扱われた。
- ギリシャの首都アテネより西に位置する『第三の都市』と称される港湾都市パトラ(Patra)のこと。イタリアなどの西欧諸国から見てイオニア海に面するため、アテネに通ずる『西の玄関口』とも言われる。古くはパトライ(Patrai)、またはパトラス(Patras)と呼ばれた。
キャラクター名
※作品名別50音順
- ゲーム『あつまれどうぶつの森』のキャラクターでアリクイの住民の1人。⇒ パトラ(どうぶつの森)
- 漫画『宇宙ファラオ☆パトラちゃん』の主人公。または同作者の『邪神ちゃんドロップキック』のキャラクター。⇒ パトラちゃん
- メダルゲーム『GRANDCROSS GOLD』の主人公。『GRANDCROSS LEGEND』の主人公の1人であるアルマの双子の妹。
- バーチャルYouTuber『周防パトラ』の表記揺れ。
- アニメ『たこやきマントマン』に登場するアニメオリジナルキャラクター。⇒ パトラ(たこやきマントマン)
- テレビアニメ版『北斗の拳』に登場するアニメオリジナルキャラクター。本項で解説。
『北斗の拳』のパトラ
概要
1984から1987年に放送された東映動画制作によるテレビアニメ版『北斗の拳』
に登場したアニメオリジナルキャラクター。
CV:鳳芳野
人物
南斗聖拳の使い手・シンが率いる『KING軍』に属する女幻術師。
『ドラゴン』(CV:亀井三郎)と言う名の大男と組み、奴隷を集めて売り捌く悪女。
水晶玉を用いた占いもできるようだが、その幻術で一時はケンシロウをも苦戦させる。
自身の作り出す幻覚の炎とドラゴンの吐く本物の炎を併用する『南斗竜神拳(なんとりゅうじんけん)』でケンシロウを追い詰めるが、幻術を作り出すのに必要な首飾りの水晶球を砕かれ、飛び散った破片で両目を潰されてしまう。
最期は失明して足掻き苦しんでいた隙に、ドラゴンの炎を誤って浴びて絶命。そのまま火だるまになりながら崖から落ちていった・・・
北斗の拳では珍しい女性の悪役である。また間接的とはいえ、全媒体に通じて唯一ケンシロウに殺された女性である。
一方で相方のドラゴンは、パトラを自らの手で焼き殺してしまった事で茫然自失。
最期は北斗神拳奥義『烈火逆流拳(れっかぎゃくりゅうけん)』を喰らいつつ経絡秘孔の一つ“前頂”を突かれ、体内を逆流する己の炎で火だるまとなって絶命した。
ケンシロウ「パトラも一人では地獄への旅が寂しかろう。お前が送って行くがいい・・・」