ハブリー・リッチナンデ
はぶりーりっちなんで
CV.てらそままさき
アニメ『逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜』season2及び同タイトルのコミック版のエピソード、「逆転特急、北へ」に登場する人物。
ナーリキン共和国随一の資本家で、アメリカの経済界に強い影響を持つ初老の男性。
評議会からはその影響力を疎まれ、彼を経済界から締め出そうとする動きがあったらしい。
1年前のアメリカで発生した殺人事件で死刑判決を受けた。
その後、日本に護送された際に脱走し、自身が私費を投じて作らせた「銀星号」を占領し、1年前の殺人事件の再審理を列車の食堂車で行わせた。
性格は紳士そのものであり、1年前もパンタベルノ婦人の服にシャンパンがかかった際にも、ナプキンをとってこようとしたり、列車占領時の通信機の没収の際に真宵を怖がらせた部下を諭し真宵に非礼を詫びていた。
また、日本好きであり国籍を日本に移したり、事件の舞台である銀星号を廃線を丸ごと買収して作り上げた。
名前の元ネタは『羽振り(orバブリー)+リッチなんで』からだと思われる。
1年前の殺人事件は裁牙由三郎や評議会によって仕組まれた冤罪であり、本人は全くの無実。
事件に使われた凶器である銃は、彼の部下のリックによって盗まれたものをねつ造証拠として使われたものであった。
事件の全貌がわかり無罪になった後は、リッチナンデ家の名を汚したけじめとアメリカの司法への不信感から列車を切り離しての自爆を試みるが、成歩堂の必死の説得とアメリカの検事局長からの再審理の約束を受け、爆発ギリギリで成歩堂とともに車両から脱出した。
再審理をしている間にもう朝‥‥というか新年になっており、初日の出をその目で拝む。
それはまるで、彼の無実が証明されたことを祝うようでもあった。
「今までの人生の中で‥‥最高の初日の出です」
成歩堂「これから新しい旅の始まりですね‥‥」
2人は互いを信頼し合い、固い握手を交わした。