概要
CV:福本莉子
「劇場版転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」に登場する、映画オリジナルキャラクター。
テンペスト西側にある小さな国「ラージャ小亜国」の女王。
本編での経歴
※以下、「紅蓮の絆編」のネタバレが含まれます。
最初の登場は、かつて襲撃を受け行倒れていた大鬼族の男達をラージャ小亜国の者が保護した所から始まる。
一行が襲撃を受け長くない身であることを悟ると、そのティアラに宿る魔力と残された大鬼族の力を使い「名付け」を行い、リーダー格の一人の鬼に「ヒイロ」と名付け、蘇生に成功。
数日後蘇生したヒイロは本来の目的であったオークの襲撃を残る仲間達に伝えようとするも、既に時は遅く大鬼族の村は壊滅していた。
その後行く宛の無くなったヒイロは、トワに救われた恩からトワに従うようになる。
彼女の持つティアラは「女神の加護」が宿っており、一族代々受け継がれていたもの。
かつては金の鉱脈で栄えていたが、今はほとんどが枯れて経済的に豊かでないラージャ小亜国を守るため、
ラージャに発生した鉱山毒をティアラの力で弱めていたものの、その副作用で彼女の体はかなり衰弱しており、命を蝕まれていた。
医者はいたにはいたものの、その正体は黒幕に奉仕しようとしていた薮医者チクアンであり、容体の改善も見込めなかった。
そんな現状打破の為にヒイロが最近近くで大きく勢力を付けたジュラの大森林、もとい魔国連邦に救援を求めた結果、同郷の大鬼族達と奇跡的に再会、そして魔国連邦の盟主リムル=テンペストとその一行がこの事態に協力を決める。
そしてトワの元を訪れリムルがその容体を視て、万能薬の蜂蜜の服用を勧めた事により容体は一気に改善。
鉱山毒も魔法陣により人為的に生み出されたものであることが判明し除去され、無事に事態は終息に向かっていた。
が、それを良く思わなかった黒幕の部下、ラキュアにより事態は一変。
再度鉱山毒が発生したことによりトワはティアラを使ってしまい容体が悪化し、その事態の解決のためにヒイロがラキュアに騙されて魔人化。
意識を取り戻したトワはヒイロに正気を取り戻させる事には成功するも、直後に魔人化を無理矢理脱した弊害でヒイロは命を失いかける。
そこでトワはティアラの魔力を全開放。無事にヒイロは一命をとりとめるものの、今度はティアラと共にトワが消滅してしまう事態に。
…しかし、諸事情でこの結末を良く思わなかった女神がそこに介入。無事にトワも消滅を免れた。
その後は一連の騒動で見つかった鉄の鉱脈を魔国連邦が交易先として選んだことで財政の危機も脱し、ラージャの危機は無事に終息したのだった。
ちなみにこの鉄鉱石は後に魔国連邦の新たな施設に運び込み、暴風竜の魔素で鍛えて魔鉱石にしようとリムルが計画している。
外部出演
映画と連動して限定キャラクターとして登場後、現在は恒常キャラクターとしてラインナップされている。CVも福本莉子氏ご本人。
3Dモデルもあり、加護キャラクターの演出も用意されているが、使うたびに女神のティアラを使い体を蝕まれる姿が映るので、ちょっと気の毒。
- アニメ第3期
2クール目OP映像の中で、さりげなくヒイロと共に出演。
時期が「開国祭編」だったこともあり、その後も度々背景枠で出演している。