概要
プロフィール
アニメオリジナルキャラクター。Jの姉で彼からは「姉ちゃん」と呼ばれている。
幼い頃から共に大神研究所でバトルレーサーとして育ち、その実力は当時の研究所内No.1であった。
本編の6年前、世界一のレーサーになるためバトルレースの本場・アメリカで修行すべく単身渡米を決意。弟には日本一のレーサーになるよう促し、いつか姉弟で一緒に頂点に立つことを夢見ていた。
しかしアメリカに向かう途中飛行機事故に遭い、そのまま亡くなったと思われていた。
幸い一命を取り留めアメリカにたどりつき、草レースから這い上がり、ついにアメリカチャンプにまで上り詰める。
ちなみに彼女の前のアメリカチャンプは、オーストラリア出身のミニ四レーサージム・アレキサンダー。※ジムは後に第一回WGPにGPレーサーとして出場する
スーパーグレートジャパンカップ(以下SGJC)出場権をかけたレース「GJCビッグチャレンジ」に、大神側のレーサーとして出場。
草レースから這い上がり頂点に立ったという苦労人である事や本場のバトルレースを経験しているためか、現在の大神博士達のやり方を「ぬるい」と評して単独行動を取りJとの一騎打ちに持ち込む。
ただし攻撃はせず、マシン出力も抑えながら第2位の成績でレースを完走した。
Jは当初、正体が姉だと気付かず、レース後に帽子とサングラスを外したことでようやく姉だとわかるも、彼女はバトルレースから足を洗ったJのやり方を当初は批難し、Jのマシンは自分が壊すと宣言する。
SGJC1日目のレースを迎えるが、スタート直後のゲンの横暴を食い止めるJを助けるためにドラゴンデルタをブロッケンGに突貫させ、そのままゲンと共にリタイア。
「勝利する事だけではない走りを見せろ」とJをレースに復帰させ1日目のレースを見守る。
その後どう感じたかは不明だが、大神博士の命令に従う走りは性に合わないとして2日目以降のレースは全て棄権し、Jに「いつかアメリカへ来い。世界の走りを教えてやる」と告げて、アメリカへと帰国した。(その後、行かなくても世界の走りを知ることになったのだが)
外見はJと同じく褐色肌に金髪碧眼。髪はウェーブがかったロングヘア。
普段は帽子の中に髪をしまいこみ、サングラスをかけている。左耳にだけイヤリング(ピアス?)をつけている。
長身の美少女だが一人称は「オレ」。ただし幼少時は「あたし」だった。
アニメでは50話以降出番は無かったが、ドラマCDで再登場している(ただしセリフはない)。
使用マシン
マシン形状が三角形でフロントタイヤが1つのように見える(藤吉から「あれじゃミニ三駆」と言われる)が、小型ながらにもちゃんと二つあり、れっきとしたミニ四駆。フロントローラーの下にタイヤが直付けされており、ローラーが壁に当たる向きを変え、タイヤの向きも変わるステアリング機能がある。アタックも出来るようだが、作中で破壊したのはブロッケンGのみ。
エターナルウィングスではJが使っている。