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「かっとべッ!マグナァーーームッ!!」

『大神のマシン貰って、何処が楽しいんだッ!?

 自分で育てたマシンで勝つから、面白いんじゃねぇかぁッ!』


「ニューマシンを走らせるドキドキ気分なんて、お前には解らねぇーよなぁッ!!」

「行ッけェーー!ビートマグナーームッ!!」


「悔いの残らないレースにしようぜッ!」



プロフィール編集

年齢小学4年生(無印・WGP) → 小学5年生(MAX)→ 中学2年生(Return Racers!!「中学生編」) → 20代(同「大人編」)
誕生日8月1日
血液型O型
身長120cm(無印・WGP)
体重25kg(同上)
趣味漫画・ゲーム
家族構成
出身日本
使用マシン下記掲載
CV池澤春菜(小学生・中学生時代)、森久保祥太郎(大人時代)

概要編集

星馬兄弟の弟であり、続柄は【次男】。

原作では「豪」のルビが「ゴー」と表記され、続編ではウイングマグナムをZウイングマグナムに改造する際の小学生の豪とイメージが重なる時のみ烈の台詞にのみ「ゴウ」とルビが振られているがそれ以降は「ゴー」に統一されている。

当初は兄である星馬烈との2人によるダブル主人公という位置づけだったが、その性格が読者に受け、メインの役回りが増えて事実上の主人公になっている。


アニメ第1話で烈との喧嘩時に「へっぽこぴー」と言っており、その後も喧嘩以外でも々この単語が度々出る他、烈もこの単語を言ったことがある。


風貌が兄と似ているため、双子と思われるかもしれないが、豪が1つ下で年子である。身長も兄より少々低い。


『Return Racers!!』の連載誌である『コロコロアニキ』2017秋号付録のカードでは兄の烈が「ソニック・レッツ」として魔法少女になってしまったが、次号で豪も同じく、「マグナム・ゴー」として魔法少女化(女体化)してしまった。


人気投票の順位はDVD公式キャラクターアンケートでは2位、エターナルウィングスでは8位。


容姿編集

作者のこしたてつひろ氏によれば「ホンダの青のイメージ」をコンセプトに描かれたキャラクター。

青髪と頭のゴーグルがトレードマーク。なお原作初期のカラーイラストでは黒髪で、ズボンは茶色である。単行本2巻で青髪となった。

TRFビクトリーズの所属者では三国藤吉に次いで背が低い。


人物編集

一言で言えば「熱血漢でやんちゃな問題児」であり、調子に乗りやすく自己中心的な言動が多いため、WGP編でTRFビクトリーズのメンバーになった当初は、独断行動や気合いの空回りでリタイヤやトラブルが多かったが、使用マシンがビートマグナムになった頃には落ち着きはじめ、ビクトリーズのエースとして活躍する場面も多くなった。


強い正義感と行動力、思いやりも持ち合わせ、何だかんだで皆を信頼させ、兄の烈に負けず劣らずチームを引っ張る事ができるようになり、最終的には第1回世界グランプリで1位を決めてビクトリーズを優勝へと導き、実質【世界最速のミニ四レーサー】となった。


大会中ではロッソストラーダの不正にいち早く気付いていたが、他のメンバーに信じてもらえずにわだかまりが生じて孤立してしまい、彼もレースを投げ出しかける程まで心が荒んでしまう。ロッソストラーダの本性が判明しても、先程のわだかまりから意地を張っていたが、やはり、ロッソストラーダの所業は許せず、最終的には意地を捨てた事も(ロッソストラーダの本性が判明しメンバー達から謝られた際は「気にすんな」と許している)。


運動神経も高くレース中でも遺憾無く発揮され、アニメ劇場版『暴走ミニ四駆大追跡!』では危ないものの上に乗っかる離れ業を披露しており、また兄と違ってオバケの類は割と平気なようで、アニメの学校の七不思議を巡るレースでも多少驚いた程度で、肝試しタイムアタックでも平気で走っていた。

WGPでは、「誰が出場するか?」という会議にてとんでもない技を披露しており、藤吉から『ずるいでゲスよ!』と言われてしまう。


ビートマグナムの改造案といったような、独特の発想でアイディアを出すなど、ミニ四駆に関する事象には機転が利き、ミニ四駆と同じぐらいゲームも好きだが、選ぶゲーム自体は不評らしく、『エターナルウィングス』の隠しドラマCDでは烈が豪の選ぶゲームを酷評する台詞がある。


そんな彼の弱点は高所恐怖症で、先述の劇場版ではそれが顕著に描写されている。時折高いところも平気で走るが、目先に夢中なのだろうし気にしてはいけない。

泳ぐことも多少苦手なシーンが見られ、原作だと、当初はインラインスケートが出来なかった。

また学校の成績は悪く、アニメでは学校の試験で0点を取ったこともあり、兄の烈ほど品行方正な人間でもなく周囲の人物が豪に持つ印象も良くはない。しかし、それも裏を返せば豪自身が周りの目を気にせずに(すなわち、良くも悪くも子供らしい目先の考えで)生きているという事の現れであり、周りの目を気にしてばかりいる事を気にしていた兄の烈はそんな豪の事を寧ろ羨ましいと思っていた。(Return Racers!!「泣いた赤鬼」参照)

絵も下手で、サイクロンマグナムの設計図を描き上げた際は烈曰く「落書き」だったが、一応それを元に設計図のデータ化には成功している。

ピット作業も苦手としており、ピットストップでタイムロスすることもしばしば。

カタカナ言葉もよく分かっておらず、言い間違いも多い(例:「ツヴァイフリューゲル」→「柴犬逃げる」、支持シャフト→「つっかえ棒の事?」)(ただし、マシンや人の名前は言える)。リョウ曰く「よくあれでウチのチームに入れた」。

食べ物に関しては烈同様ピーマンが嫌いであり、弁当に入ってるピーマンを残して彼に押し付けていた。



後述のこともあるが、原作では兄と比べると性に目覚めるのが早く、土屋博士が見ているビデオをエッチなやつだと思い込み、「俺達にも見せろ」と部屋に入ってくるほど(実際に見ていたのは自分達やセイバーの映像だったが)。アニメはそのシーンは映像化されていないので不明。



小学生の少年らしい一面が多く出ているが、紳士的な一面も持っている。原作の番外ストーリーにて色々な経緯の関係でチイコと共に行動をした時に彼女が『足が痛くて歩けない~!』と言ったら『・・・しょうがねぇなぁ』と何も言わずに背負って走ったり、『お腹すいた~!』とチイコが空腹に襲われた時には自身のポケットからチョコレートを取り出し『・・・ほれ、これでも食えよ』と差し出している。


WGPのレースの途中で、コースアウトをしてしまったジュリアナBSゼブラを身を挺して救出。マシンは無事だったが、自身は岩に頭をぶつけてしまった。(ちなみに自分のマグナムは止めなかったために先に行ってしまった)


Return Racers!!では編集

小学生編編集

原作最終回から少し後、烈が海外留学をする事を機に「ミニ四レーサーを引退する」と知る。いつもの兄弟喧嘩をした末、藤吉の計らいで古代遺跡コースで星馬兄弟のラストレースが開かれる。

豪はビートマグナムを、烈は今回のラストレースのために仕上げた対マグナム用マシンブラストソニックで勝負を挑み、ブラストソニックの鮮やかなコーナーリングを目にするが『なら・・俺は、俺らしくいくぜ!!』と荒々しくコーナーコースをクリアしていった。レース終盤【炎の回廊】をマグナムトルネードで突き抜けたが、ゴール寸前で豪は敗北した。


当初は『ずるいぞ・・・勝ち逃げしやがって・・・』と【世界最速のミニ四レーサー】の称号をかっさらわれ、負けてもなお強がっていたが、時には意地を張って喧嘩したり、時には切磋琢磨して技術を磨きあい、時には力を合わせて乗り越えた世界で一番大好きなライバルがミニ四レーサーを引退し、自分が知らない道を歩いていく事に『烈兄貴、寂しいよぉぉぉぉっ!!』と号泣していた。


中学生編編集

低身長だった小学生時代から急成長し、背丈はメインキャラクター達の中で最長でとなった。

よりも先に青春へ目覚めたせいか、美少女に成長した三国チイコ惚れて何度も告白しているも、100回振られている(中学生編当初は50回で、瞬く間に記録を更新した)。それに比例するように、チイコも条件反射でお断りをいれるようになった。


当初は恋に生きる男としてミニ四レーサーは引退したと豪語していたが、あるきっかけで再びミニ四レーサーとして活動することになる。

(不機嫌だったとは言え)不良相手に暴力を振るう素行不良さは否めないが、マシンに愛情を注ぐ事と仲間思いな部分(ただし新マグナムを完成させる際に考えた自分の大切なもので、チイコとマグナム以外はぞんざいな扱いをしていたが…)は小学生の頃から変わらない。


中学生男子らしくスケベでデリカシーが無いところもあり、チイコにセクハラを仕掛け、彼女のセクシーな水着や激しく上下に動く胸元を見て悶絶している他、新キャラのリディアにもセクハラ行為をし続けた結果、彼女が暴走してしまう原因を作ってしまった(もっとも豪の目的は烈の好意をリディアに向けるためなので、リディアに対するセクハラ行為はリディアの好意が自分に向かないようにあえてしているという節も窺える)。

しかし、前述の優しさは無くなってしまったわけではなく、ジュンに手を差し伸べたり、他の女性を助けたことも何度かある(本人曰く「助けるのは当たり前」「女の子がケガしちゃ大変だから」)ので、根は優しいのは変わらない。


また、サラのようにメンタルがしっかりしたキャラに対してはあまりセクハラはしない。


味覚音痴なのか、佐上ジュンが誤って砂糖を使ったおにぎりを「いける」と評していた。


大人編編集

『死ぬほどおもしれぇ走りをしてやるぜ!!』


15年後の大人になった姿で登場し、普段から無精髭を生やした顔だが、遅咲きながら前年に脅威の10連勝でF2チャンピオンになりF1デビューを果たし、F1レーサーとして活躍。

しかし焦りにより、負けが続いている事から少々やさぐれ、当初は酒に溺れる呑んだくれになっていた。 ある日、成り行きで面倒を見る事になった自称息子のの姿から昔の自分を思い出し、かつての情熱を取り戻し挫けない強さに火が点いた。


ミニ四レーサーは引退しているものの、少年時代で培われた工作技術とマシンデザインのセンスは健在で、レース中に翼の意図を見抜いて彼のウイングマグナムを改造し、Zウイングマグナムに進化させた。

大人時代でも兄や元ビクトリーズメンバーの友人達との仲は良く、当初はマンションで一人暮らしをしていたが、現在は翼と一緒に暮らしている。

なお大人になった彼は酒と同じく可愛い女性を好む一面もあるものの、レースクイーン達にチヤホヤされ、翼の母と関係を持ったと思われる描写や、オカマにイイ男と評されていることから、案外モテる模様。


藤吉とは対照的に中学生時代のチイコや、アイドルグループ「ココナッツ少女」のれにリン(モデルはおそらく作者好きなアイドルグループこの人)等、胸が豊かな女性らしい女性がタイプなのかもしれない(なお豪と関係を持った翼の母の胸は平坦気味である)。


年齢については明言されていないが、小学生編から15年後であるため25歳前後だと思われ、作中では主人公ということもあってか、唯一家族構成が明らかになり、続柄も「父」になった。


人物関係編集

星馬烈

兄。兄弟喧嘩もよくするが、それだけお互いを知り、深く信頼し合っているとも言える。

三位決定戦前やバンガードソニックの件で烈が精神不安定になっていたため、「飯も喉とおらねんだ」とジュンに相談したり、おっちゃん土屋博士にも相談し「心配で上手く眠れない」と打ち明けている。

なおレーサーとしても認め合っており、『Return Racers!!』の烈は、自身の事を「不可能を可能にする」「ぼくが嫉妬するただ一人のレーサー」と称していた。


中学生編では自身が好意を寄せるチイコに烈が慕われている事に嫉妬していたが、兄として信頼している部分は変わらず、大人編でもプロジェクトの失敗により放心状態になった烈を、翼と共に元気付けとして遊びに誘い、ナンバープレートに「星場00 の 02&50(烈と豪)」と書かれた語呂合わせのオープンカー仕様のミニクーパーを愛車として使うなど、変わらず彼を大切に思っている事が分かる。


星馬改造

父。「絶対に諦めないこと」を約束にミニ四駆を与えた。自身の息子たちにミニ四レーサーにさせた人物とも言える。セイバーのことで落ち込んでいた豪を釣りに誘い、とある話をして、彼をミニ四レーサーとして復活させた。


星馬良江

母。息子たちがミニ四駆に夢中なのは理解している。むしろ彼らがミニ四駆の話をしなくなる方が心配するそう。


鷹羽リョウ

同じ高速マシンを使う最初のライバルであり、空力を活かせていないマグナムセイバーではトライダガーXに勝てないと突きつけるなど、最初は取るに足らない相手だと見下されていた。

しかし物語が進むにつれて、互いに認め合う良きライバルとなった。WGPでは彼と組むことも多い。


J

最初は大神軍団の一員でもあったので敵対し、「爆風スカンク野郎」と呼んでいたこともあったが、彼が改心した後は打ち解け、アニメでは彼と組んでサイクロンマグナムを作った。

後に彼のニューマシン作りにも微力ながら協力している。

無印でJの様子がおかしかった原因が近藤ゲン土方レイだと知った際に「俺と勝負しろ!俺が勝ったらJを放せ!」と2人に勝負を持ち掛けたり、WGP終盤でEVOが狂暴化した際、マグナムが壊れるのを覚悟の上で止めに入り、更に「これじゃ空気砲ぶっ放してた頃と一緒じゃねえか!そんなのJじゃねえ!」と言い放つなど、彼を大事な仲間と見ている。


三国藤吉

同い年で、当初は「げすげす猿」と呼んでいた。

二郎丸ほどではないものの衝突が多く喧嘩が絶えなかったが、WGP編ではお互いを信頼するほど仲が良くなった。


鷹羽二郎丸

犬のフンを踏んでいたという理由で「ウンコ野郎」と呼ばれており、豪の方も二郎丸を基本的に「だすだす野郎」と呼ぶ犬猿の仲であり、いがみあっている。

原作では普通に「豪」と呼ばれていたが、『Return Racers!!』では大人時代でもウンコ野郎と呼ばれている。


三国チイコ

小学生時代は見向きもしなかったが、中学生編にて美少女に成長した彼女に惚れてしまい、何度も告白するようになった。

超青春ドラマCD』第1弾によると、芯がしっかりしていて媚びないところに魅力を感じているなど、案外内面も見ている事が分かるが、当の本人は烈を慕っているため、豪からの告白を一蹴している。


その一方で、チイコも豪のことは仲間として大切に思っており、恋愛を除けば好意的に接している。


佐上ジュン

小学生時代からのクラスメートで、悩みの相談に乗ってあげたり、烈と豪を支えるヒロインとして活躍する。アニメ版ではミニ四レーサーとしても活躍するが、年相応に知識や経験が浅く、何度も質問をしたり、調整について烈からレクチャーを受けていた。


『Return Racers!!』の中学生編では、あるきっかけで豪に好意を抱いてる事を自覚するも、当の本人はチイコに恋心を向けているため、ジュンのことは友達程度にしか見ておらず、体型の事をからかう度に制裁を喰らっているが(ジュン本人も一度「豪はどうでもいい」と言った事があったがそれでも豪の事が気になって仕方ないのが実情である。)、息のあったプレーや抵抗なく肩車をし、手を繋ぐほどには仲がいい。その後の顛末は不明だが、新キャラ・サラにジュンとの仲を指摘されて赤面・動揺している(ジュンも同様に)。大人編では友人として交流は続いており、無茶ばかりする豪を父や烈ともども心配している。


土屋博士

ミニ四駆の開発・研究をする博士の一人で、豪がマグナム系のマシンを使うきっかけになった。


『Return Racers!!』の中学生編では、当初「恋に生きる男になるために、ミニ四レーサーを引退した」と豪語した彼に対し、親心ながら成長の嬉しさと引退してしまった物哀しさを感じていたが、再び豪がミニ四レーサーとして活動する事に意気込んだ際は、かつてと同じようにセイバーの素体を手渡している。


大神博士

ミニ四駆の開発・研究をする博士の一人。土屋博士のマシンを目の敵にしている事から、かつてはJを使って間接的にマグナムセイバーを葬った。


『Return Racers!!』の中学生編では、かつての威厳を無くし変わり果ててしまったその姿に愕然し、豪は複雑な心境を吐露している。


近藤ゲン

原作ではビクトリーマグナムを破壊した張本人。

アニメ本編では敵同士だが、アニメ番外編『-ミニ四駆レーサー、大集合-』では豪につられて一緒にクイズを答えようとするなど、仲睦まじいシーンが見られる。


土方レイ

大神軍団に所属するバトルレーサー。

原作・アニメ双方で因縁があったのだが、同じミニ四レーサーとしての魂を宿していることを知ると、お互いに(多少ではあるが)認識を改めていった。実際にアニメでは、レイスティンガーに取り付けられたZMC製の針を外して、豪と正々堂々の勝負を挑む。


無印編編集

南条隼人

アニメの第42話にて登場したミニ四レーサー。烈や黒沢と同い年だが、豪と師弟関係を結んで友情を育くむ。

ある事情によりマシンを失った彼に、かつて作ったマグロクを授けた。


柳たまみ

風輪小学校の女性教師で、豪のクラスの担任。

最初はミニ四駆をただのおもちゃと思っていたが、ミニ四ファイターの言葉がきっかけとなり、豪達生徒が夢中になるものを感じ取るべく自らミニ四レーサーの世界へと飛び込んでミニ四駆の魅力に引き込まれて以降は、時には豪の応援団の一人として活躍し、アニメWGP編では過労で倒れた土屋博士の代わりに、TRFビクトリーズの臨時監督を担当した。


黒沢太

無印編におけるライバルの一人。

当初は同じセイバーをもつレーサーであると同時に、バトルレーサーという事もあって対立していた。

原作ではそこで出番は終了したものの、アニメでは黒沢がバトルレースから足を洗い、真っ当なレーサーになってからは良いライバル関係を築くようになる。また彼に「SGJC-ビッグチャレンジ-」の情報を教えたり、チームとしてまとまっていない当初のビクトリーズ達に活を入れるなど、面倒見の良さを見せている。


佐上保

ジュンの父にして模型屋の店長。

娘と同じく悩みの相談役として活躍し、大人時代でも変わらない交流を続けている。


こひろまこと

セイバーをもらってから初めて出会ったミニ四レーサーの一人で、ライバルであり友人。

当初はアバンテを使用していたが、セイバー600が市販化されてからはそちらを使用したカスタムマシンを使用し、堅実なセッティング技術の持ち主で、土屋博士からも評価されている。


WGP編編集

ビクトリーズのメンバーの中でも特に他チームのメンバーとの交流が多い。


ブレット・アスティア

NAアストロレンジャーズのリーダーで、原作とアニメ双方で豪とWGP時での対戦相手。

公園での練習走行時に、マグナムのローラーの角度を自身のローラーブレードで調整する荒業を披露した。

『Return Racers!!』の小学生編では星馬兄弟のラストレースを見届け、中学生編でも豪達と再会し、ジュンと豪のやりとりを「これが日本の夫婦漫才か」とからかっている。


ミハエル・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー

アイゼンヴォルフのリーダー。原作、アニメ共に豪を「マークしておきたいレーサー」と評した。

原作では実質、ラスボスのような感じで豪と一騎打ちを演じた。

アニメのファイナルステージ3日目では前日の事を引きずっていたミハエルはベルクカイザーに荒れた走りを強要していたが、見かねた豪が止めに入った。その後、豪の走りを見た彼は落ち着きを取り戻し、改心した。

エターナルウィングス』ではもう一度勝負したいが為に豪と烈を探していた。


カルロ・セレーニ

ロッソストラーダのリーダー。

「努力」などを嫌っているため、豪のことは「会った頃からずっとムカついていた」と明かし、豪の方も「大っ嫌い」と売り言葉に買い言葉だったが、描き下ろし漫画で豪のことをある程度認めているような発言や、SFCゲーム『POWER WGP2』ではバトルレースから離れたこともあって、お互いにレーサーとして認め合うようになった。『Return Racers!!』の小学生編では星馬兄弟のラストレースを見届けた。


なおカルロを含むロッソストラーダの面々からは「マグナム野郎」と呼ばれている。



ニエミネン・スノオトローサ

オーディンズのメンバー。性格も体格もそっくり(ニエミネン自体、豪のそっくりさんという設定)。

ゲームセンターで知り合い、似た者同士なのも相まって彼と意気投合した。


ピコ・パルティア

クールカリビアンズのリーダーで、ビクトリーズとはとある経緯から仲良くなったが、原作では二郎丸のせいもあって、とんでもないもので呼ばれる。

音楽を愛好するため聴覚に優れており、メンテナンス中の他のレーサーのマシンのシャフトがずれていることを音で言い当てた。


シェン・ホワァン

小四駆走行団光蠍のメンバー。

マシンが傷つくことを嫌がってレースに出なかったが、豪との出会いで変わることができ、ドリームチャンスレースでも豪とレース出来る事を嬉しがっていた。



リオン・クスコ

ガンブラスターXTOを救出するべく現れたミニ四レーサー。

最初は巻き込みたくない一心で豪達を拒絶していたが、烈の言葉を聴いて共に「暴走ミニ四駆救出作戦」の一翼を担う。

SFCゲーム『POWER WGP2』では、ペルーのミニ四駆レースチーム「XTOリボルバーズ」のチームリーダーとなって豪と再会する。


MAX編編集

一文字豪樹

アニメでは2話で対決し、豪が勝利したものの「速かった」と評価しており、「アメリカから帰ったらまた勝負しよう」と約束している。『POWER WGP2』や『エターナルウィングス』で再戦を果たしている。

原作ではアメリカに出発前に会い、「戻ったら勝負する」と約束する。ルーキー戦に呼ばれた際は最初は帰国することを拒否したものの、ルーキーチームの中に豪樹がいることを知り、決勝戦の表彰式そっちのけで帰国して勝負した。ビクトリーズが勝利したものの、豪樹の気持ちを汲み、彼との一騎打ちを持ち掛けた。


草薙漸

兄(草薙陣)をもつ弟としての共通点をもつほか、アニメ版ではリストバンドの色が豪のシンボルカラーと同じく青色。また、所有マシンのファントムブレードは、豪のマグナム系の各マシンと同じく、ボディの基調の色は青色。

作中で直接の絡みはない。


Return Recers!!編集

星馬翼

成り行きで預かることになった豪の息子を名乗る少年で、昔関係を持ったらしいレースクイーン女性の息子。


容姿も性格も似ていることもあって、周囲から「間違いなく親子」と言われ、豪本人は息子と認めているような発言はしているが、実際の血縁関係は不明。

レッツ&ゴー!!翼ネクストレーサーズ伝』ではゴッドアイの策略により駿達と仲違いしてしまい、落ち込みながら薄々ながらも自分一人で戦っている気持ちになっていた事に気付き、壊れたZウイングマグナムを見つめつつ思い悩む翼に、自身が中学生時代に使っていたグレートマグナムR(リボルバー)を、修理が終わるまでという条件で一時的に貸し出している。


大神陽人

無印編の悪役のボスであった大神博士の息子。

彼が街中で不良達にカツアゲされている際に、チイコにフラれて気が立っていた豪が腹いせで不良達に手を出した形で助けられ、最初は豪と意気投合していたが、とある一件で豪から離反し、対立することになってしまう。

豪はそれでも「性格は悪いが走りはスゴイ」と評価して実力は認めており、レースの後は和解し、チイコを巡る恋敵にもなった。


しかしながらこの一件で、陽人の性格が変な方向にこじれてしまった事が、おまけマンガで判明している。


サラ

バイクに乗った旅するハッカーで、通称:サラねーさん。訳あって豪を捜していた。



リディア・アスティア

外国人の少女。 容姿端麗、運動神経抜群のお嬢様なのだが男性恐怖症である。



ミニ四駆編集

マシンセッティングはストレート重視のかっ飛び型。世界グランプリの前は基本的にレブチューンモーターを積んでいる。初期はリョウ(トライダガー)と異なり軽量化や空気抵抗を無くす改造をしている。

アニメではサイクロンマグナムからダウンフォースを意識するようになった。


マグナム系編集

マグナムセイバー

土屋博士から授かった初代マグナム。

「セイバー」シリーズの一台で、フルカウルミニ四駆の第一号。高速走行を重視し、ボディを軽量化・フラットにして空気抵抗を無くしている。


必殺走法は「マグナムトルネード


ビクトリーマグナム

マグナムセイバーのデータを基に開発された2代目マグナムで、「Vマグナム」とも呼ばれる。マグナムセイバーと比べるとダウンフォースはかかっているらしく、マグナムシリーズはほとんど大型ウイングなのに対し、このマシンは珍しくV字型の小型ウイングを採用していた。


原作では大神レーサーの近藤ゲンブロッケンGの「ハンマーGクラッシュ」でボディが粉々に砕かれ、アニメでは土方レイレイスティンガーに破壊された。


必殺走法は「マグナムトルネード」で、アニメのMAX編では作中で市販化されたVマグナムを松ひとしが改造したビクトリーチャンプが、似た技である「ビクトリートルネード」を出していた。


サイクロンマグナム

3代目マグナム。

原作では大破したビクトリーマグナムの使用可能なパーツを集め、烈と共にその場でパテで修復し、発電所の熱で加工して製作した即席マシン。アニメでは豪のシミュレーション装置の記憶から再現した落書きとJの協力によって生まれた共同製作マシンである。


原作登場時ではフロントカウルやウイングなど、アニメ(キット)と少々違いが見られるが、Return Racers!!ではキット寄りの絵になっており、中学生編ではサイクロンマグナムがARシャーシで再登場し、中学生の豪がイナズマ模様のブルーメタリックカラーのデザインに改造した。


「マグナムトルネード」も健在で、アニメでは強力なダウンフォースを生む機構によって「壁走り」も可能になったが、原作では正反対で、変わらずダウンフォースが乏しいマシンとされている。


『レッツ&ゴー!!』の劇中どころか実際のミニ四駆でも抜群の人気と知名度を誇るマシンであり、発売当時は某デパートで1階から屋上まで長蛇の列ができたほどで、「日本で一番売れた模型」と長年言われていたが、『ミニ四駆ヒストリカルガイド』にて間違いと判明。

実際はミニ四駆では歴代売上第4位という、日本一どころかミニ四駆シリーズでも1位ではないことが発表されており、2位には先代のビクトリーマグナムがランクインしているという結果だった。


ビートマグナム

サイクロンマグナムのデータを元に開発された4代目マグナム。

原作では岡田鉄心の小屋の下から発見した「スーパービートシャーシ」(鉄心曰く「じゃじゃ馬でクセの強いシャーシ」)を使用し、当初は扱いに苦労したが、紆余曲折を経て克服する事ができた。

アニメでは試走時にシャーシがひび割れを起こし、後に岡田鉄心の所で発見したZMC製のシャーシを使用したもので、当初は不安定な走りだったが、豪が偶然見かけたモトグロスバイクをヒントにサスペンションを装備したことで解決した。

『Return Racers!!』では自宅に保管していたようで、大人になった豪が懐かしさから引っ張り出すシーンがある。


必殺走法は原作・アニメで異なり、前者は従来と同じ「マグナムトルネード」と、トルネード使用後の地面衝突の反動によるサスペンションのしなりで大ジャンプする「ドラゴンサスペンションマグナムダイナマイト」の2つ。後者はダウンフォースの効きすぎでマグナムトルネードが使用不可になったため、コースの形状を利用し、サスペンションをしならせて大ジャンプをする「マグナムダイナマイト」のみが使用可能。


ライトニングマグナム

原作のMAX編終盤に登場した5代目マグナム。このマシンのみ青ボディに炎のカラーリングになっている。

一文字豪樹らルーキーチームと勝負し、最終回ではレース後もブレイジングマックスと激戦を繰り広げた。


必殺走法は「マグナムトルネード」


バイソンマグナム

6代目マグナムで、描き下ろし漫画に登場。MSシャーシを装備したライトニングマグナムを誤って壊してしまった後、現地で知り合った人達や精霊、バイソンの骨をヒントにして誕生した。

外見はマグナムセイバーに似ている。


デュアルハイブリットGマグナム

『Return Racers!!』8話に登場した、7代目マグナム。

一度はミニ四レーサーを引退した豪がミニ四レーサーとして復活した時に、土屋博士からセイバーのプロトタイプマシンを授かり、豪と陽人で作った共同製作したマシン。加重コントロールによる制御システムが付いている。


必殺走法は「マグナムトルネード」


Gマグナムタイプゼロ

『Return Racers!!』9話に登場した、8代目マグナム。

反旗を翻した陽人に対抗して豪が作り上げたが、陽人の策略で破壊されてしまった。


必殺走法は「マグナムトルネード」


グレートマグナムR(リボルバー)

『Return Racers!!』10話から登場した、9代目マグナム。

マグナムの由来である銃をヒントにし、陽人に勝つために山で修行に行った豪が完成させた、マグナム初のFM-A(フロントモーター)シャーシである。左右に圧縮空気を撃ち出す機構を装備しており、圧縮空気カートリッジから噴射する圧縮空気で爆発的な加速を得ることができ、片側のみ噴射することも可能で、これを活かしたコーナリングも可能。


必殺技は「マグナムガトリングアタック(未完成時)」「マグナムRイナズマショット」「マグナムトルネード」


その他の使用マシン編集

マンタレイJr.

父から「絶対に諦めないこと」を約束に授かったレーサーミニ四駆で、マグナムセイバーを授かるまで使用していたマシン。

この頃から独自の高速セッティングが施されている。


サイクロントライコブラエヴォリューションハリケーンマグナム

アニメ85話のみ登場。ロッソストラーダにより全てのマシンを破壊されたビクトリーズが使えるパーツをかき集めた合体マシン。


これら上記のパーツから構成されており、見た目はハリケーンソニックのウイングを付けたサイクロンマグナムである。

ロッソストラーダを抜き1位でゴールしたものの、レースがポイント制で2~5位までロッソストラーダだが取ったために5ポイント差でビクトリーズの敗北。マシンもゴール直後に壊れてしまった。


マグロク

アニメ版にて登場したマシン。

豪が不良チーム「バンディッツ」に奪われたVマシン奪還のためにセイバー600をVマシンっぽく改造したもので、後に南条隼人に渡し「黒帯セイロク」としてカラーリング変更がなされた。


ワイルドホームラン

担任である柳たまみとのマグナムセイバー争奪戦の際に、ジュンから借りたものだが、借り物なのにも関わらず、肉抜きにより軽量化をしている。

ゴール前で過度な肉抜きが祟り、レース終盤でボディが自壊してしまった(その後は本来の持ち主が買いなおした模様)。


ホームランビートル

『爆走兄弟レッツ&ゴー!! -ミニ四駆レーサー大集合!-』にて、たまみ先生との「風輪小学校 スカートめくり罰ゲーム杯」で豪が使用。


マグロク2号

初代マグロクを隼人に授けたのち、WGP会期中のGJCサマーレースへのスポット参戦を勧められた豪が新たにセイロクを購入・作成したもの。

前年覇者にしてWGP選手になっていた豪は完全にGJCを見下していたこともあって、チューニングもメンテナンスもいい加減であり、結果4位(ジュンのホームランマンタレイと同着)に終わってしまう。


Zウイングマグナム

豪のマシンではなくのマシンだが、『Return Racers!!』7話のみ、大人の豪が使っている。


サイクロンマグナムTRF

サイクロンマグナムのバリエーションモデル。ハイパーヒートのフリーバトルモードや超速GPの一部ステージで使用している。


シーズンレースの成績編集

  • ウインターレース 失格
  • スプリングレース 優勝
  • サマーレース 2位
  • オータムレース 4位
  • SGJC 総合優勝(烈と同率)
  • ウインターレース(WGP編)リタイヤ
  • スプリングレース(WGP編)4位(ジュンと同着)

演者について編集

豪を演じた池澤春菜氏は元々は豪ではなく佐上ジュンでオーディションを受けていたのだが、結果的に豪に選ばれた。

というのはオーディションの際、豪役の志望者が遅れるので手伝ってほしいとスタッフから言われ、豪を演じた。そのシーンは烈と豪の掛け合いのシーンであり、何人かの志望者が烈と豪のいくつかの組み合わせで行われた。そして合否発表で豪役に抜擢された。

手伝いなので気軽に演じたのが功を奏したのではないかとのこと。そのオーディションの際、組み合わせの中に渕崎ゆり子氏との組み合わせもあった。

なお、ジュンは西村ちなみ氏が演じることとなった。

彼女が抜擢された理由は「下手だけど勢いがある。怖がらずに前へ進んでいく、それが豪だから」ということがインタビューで明かされた。

なお、序盤と終盤で豪の声質が割と違っており、シリーズを通して豪と共に成長を重ねていったのが窺える。


アニメ第16話ではJプロトセイバーJBと再戦し敗北。そのままソニックセイバーと共に溶岩の中へ落下したシーンでは、あまりの熱演で収録中に泣いてしまい、収録が中断した逸話がある。


後の37話でレイスティンガーによって破壊されたVマグナムの破片を河原でかき集めるシーンもかなりの熱演を見せ、上記2話は当時リアルタイムで視聴した子供達のトラウマになった。


池澤氏にとっては初主演作であり初の男の子役とあってか、豪に対する思い入れが強く、彼女もミニ四駆を持っているという。


続編である『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』では豪に加え、『MAX』のメインヒロインの一人である大神マリナも演じた。


超速GPでは編集

第二次ブームを担った作品の主人公というのもあり、かなり登場頻度が高い。チュートリアルでは日ノ丸四駆郎の次に勝負する相手で、マグナムセイバーの圧倒的スピードで他のマシンを圧倒する…が、オーバースピードによるコースアウトといういかにも豪らしい理由でリタイアしてしまう。


その後も何度か交戦することとなるが、豪の出るコースはカーブが少ないストレートコースであることが多いため、スピードに特化したチューンナップをすれば勝つのはかなり楽な部類に入る。


なおマグナムセイバーは、アバンテJr.ダッシュ1号エンペラーに並びチュートリアル後最初に選べるマシンに選ばれており、ボディ特性に後半速度が上昇する「スピードUP」を持つためかなり強力なマシンとなっている。


使用マシンはマグナムシリーズ。イベントステージではサイクロンマグナムTRFを使用することもあった。1話で使用していたマンタレイは使わない。(烈の方はスーパーアスチュートを使用するステージがある)


関連イラスト編集

ごーYO! BROTHER!

【レツゴー】冬


関連タグ編集

爆走兄弟レッツ&ゴー!! TRFビクトリーズ ミニ四駆 マグナム系


サトシ:細かい特徴(ブルーヒーローであり熱血漢主人公であること)や試合では凄まじい判断力を発揮する部分が共通するキャラクター。SM編第41話では豪のオマージュと思わしきシーンがあり、チームのエースを務め、四駆に扮したデンヂムシと共にコースを走っていた。また作品自体もWGP編と同じく1997年に放送開始しており『WGP』とは放送期間が重複している。なお、長い付き合いとなる手持ちであるピカチュウサトシのピカチュウ)の中の人は鷹羽二郎丸と同じく大谷育江氏。


日ノ丸四駆郎:第一次ミニ四駆ブームを支えた『ダッシュ!四駆郎』の主人公。彼もミニ四駆大好きな熱血少年である。演じる野沢雅子氏は本作と同じくこしたてつひろ氏が原作の漫画『ドッジ弾平』にて小仏珍念を演じた。


松野カラ松性格は異なるが青がイメージカラーの次男キャラクター。チームの二人目太眉等の部分が共通する。また、派生作品の彼は成人期の豪と外の人繋がりである。


西澤桃華:声優が同じためか、人格が変わった際の声色が闇堕ちした豪というイメージを浮かべる事が出来るレベル(豪もReturn Racers!!で女子絡みの乱心を起こしており音声化が実現したら人格が変わった桃華の声色に似るかもしれない)

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