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レーサーミニ四駆

れーさーみによんく

レーサーミニ四駆とは、1980年代後半~1990年代前半に一世を風靡したミニ四駆のカテゴリの一つである。
目次 [非表示]

概要

田宮模型が1986年から発売しているミニ四駆のカテゴリの一つ。

元々はRCカーをリサイズしたモデルが主流だったが、翌年の「ダッシュ!四駆郎」の大ヒットによりキャラクターモデルが多数発売され、80年代後半に第一次ミニ四駆ブームを起こした。二台はこしたてつひろ原作の別々の作品に登場


使用シャーシ

主なシャーシは

TYPE-1~5・ZERO・FM(1980年代~1990年代)

スーパーTZ-X、VS(2000年代~)

VS、スーパー2、VZ、ARシャーシ(2010年代以降~)


と世代で分かれる。


徳田ザウルス原作のモデルは基本このカテゴリに入るが、スーパー1・スーパーTZ・スーパーFMを使用したマシンのみスーパーミニ四駆に分類される。徳田原作以外のスーパー1・スーパーFMのマシンはフルカウルミニ四駆しかないため分かりやすいが、TZの方は完全新規モデルが2台存在し、そちらはレーサーミニ四駆分類なので非常にややこしい。

また、「ダッシュ~」原作マシンのボディをMSシャーシ用に改修したモデルもボディはレーサーミニ四駆にもかかわらずミニ四駆PROシリーズに分類されている。


シリーズ開始時はオフロード兼用で開発され、加えて搭載モーターがそこまで速くなかった(人間の足でも追いつけるほど)のでローラーやねじ穴といった概念がなくむしろ車高も障害物を避けるために高い傾向にあった。

しかしシャーシのアップデートを繰り返すごとに次第にオンロードに特化した設計になり、重量や車高、(特に横からの)剛性といったものが重視されるようになる。


最もシャーシのアップデートが早いシリーズというのもあり、度々シャーシを変えて再販される。特に90年代半ばからの「レーサーミニ四駆氷河期」を経た2000年代前半はRS(レーシングスタイル)と銘打って旧作の再発ラッシュが相次いだ。

そもそも「ダッシュ~」の初期に発売されたシリーズも元々はオフロード用のTYPE-1だったため、ブーム真っただ中の頃オンロード用に改められたTYPE-3に載せ替えられて再発されている。


このシリーズが現在レースで猛威を振るうシャーシの数々を生み出す大きな礎となったのも事実である。特にTYPE-2とZEROが後世に与えた影響はかなり大きく、第二次ミニ四駆ブームはおろか、2020年代現在でも発売される新型の技術に引き継がれている。

現在ではシャーシ次第では超速ギアが使えない、ねじ穴の不足などが原因でFRPなどでフロントバンパーの剛性を補うのが難しいなどの理由で実践投入は難しいものの、あえてシャーシ縛りで勝ちに拘る猛者も存在する。


1993年のスーパーミニ四駆登場や2006年の徳田氏の夭折もありラインナップは激減したが、最近でも旧作のプレミアムを挟んで新作が発売され続けている(代表的なのが「鉄のラインバレル」作者がデザインした『スラッシュリーパー』)。また少数ではあるが実車をモデルにしたレーサーミニ四駆もある。


現在ではメインのシャーシはVSとスーパー2で統一されており、オープントップボディもしくは名前のないバギータイプの専用ボディに動物フィギュアを載せたオリジナルシリーズにレーサーミニ四駆のカテゴリが付く傾向にある。

2020年にVSのアップデート版VZが登場してからはVZのラインナップも増え続け、2023年にはミニ四駆REVの標準シャーシであるARシャーシ搭載のモデルもラインナップされた。


レーサーミニ四駆一覧

TYPE-1

ホットショットJr.

ホーネットJr.

フォックスJr.

ブーメランJr.

ビッグウィッグJr.

ファルコンJr.

スーパードラゴンJr.

サンダードラゴンJr.

サンダーショットJr.

スーパーセイバーJr.

ファイヤードラゴンJr.

ダッシュ1号 皇帝(エンペラー)

サンダーショットJr. ブラックスペシャル

ダッシュ2号 太陽(バーニング・サン)


TYPE-2

アバンテJr.

グラスホッパーⅡJr.

バンキッシュJr.

スコーチャーJr.


TYPE-3

ライジング・バード

ダッシュ3号 流星(シューティングスター)

セイントドラゴンJr.

ダッシュ4号 弾丸(キャノンボール)

ダッシュ5号 D.D.(ダンシング・ドール)

ウイニングバード

ダッシュ1号 皇帝(エンペラー)(TYPE-3シャーシ仕様)

ダッシュ2号 太陽(バーニング・サン)(TYPE-3シャーシ仕様)

ダッシュ01号 超皇帝(スーパーエンペラー)


※エンペラーとバーニングサンはボディ裏面にカット用の溝が追加されており、更にバーニングサンはバッテリーホルダーからリアウイングに部品が変更されている。


※2013年に限定発売され、その後も2度別カラーで発売されたニッサンBe-1もタイプ3シャーシを採用しているが、レーサーミニ四駆ではなく無印ミニ四駆シリーズ(コミカルミニ四駆等のシリーズ)としてカテゴライズされている。そのため、タイプ3でありながらギアはタイプ1シャーシのみに付属されたパワーギアが設定されている。公式レースではボディの使用は問題ないが、タイヤについては幅の関係で使用できない。


TYPE-4

イグレスJr.

セイントドラゴンJr.(ラジコンリッキー仕様)


ZERO

ダッシュ0号 地平(ホライゾン)

アバンテ2001Jr.

アスチュートJr.

マンタレイJr.

ダッシュ001号 大帝(グレートエンペラー)

スーパーアスチュートJr.

プロトエンペラーZX

ダイナストームJr.

スーパーアスチュートJr.アドバンス

ボディのみの限定販売

ダッシュX1 原始皇帝(プロトエンペラー)…限定品のためタミヤ公式のレーサーミニ四駆のページにカウントされていない。


TYPE-5

ベアホークJr.

トップフォースJr.

トップフォース エボリューションJr.

コンカラーJr.

ダッシュ03号 S.S.S.(スーパーシューティングスター)

スーパーアバンテ

ダッシュCB1 大地皇帝(ジオエンペラー)


FM

クリムゾン・グローリー

ダッシュ02号 新太陽(ネオ・バーニングサン)

エアロソリチュード


VS

バンキッシュJr.(VSシャーシ)

スコーチャーJr.(VSシャーシ)

イグレスJr.(VSシャーシ)

アバンテ2001Jr.(VSシャーシ)

マンタレイJr.(VSシャーシ)

トップフォース エボリューションJr.(VSシャーシ)

スーパーアバンテ(VSシャーシ)

アバンテRS

サンダーショットRS

ブーメランRS

スーパーセイバーRS

バンキッシュRS(VSシャーシ)

イグレスRS

スーパードラゴン プレミアム

サンダードラゴン プレミアム

セイントドラゴン プレミアム

ファイヤードラゴン プレミアム

トップフォースエボシューションRS

コンカラーRS

ダイハツ コペン RMZ

ミニ四駆オオカミ

スラッシュリーパー

マッハビュレット

ミニ四駆コアラ


スーパーTZ-X

マッドブルJr.

バハキングJr.


スーパー2

テラスコーチャーRS(スーパー2シャーシ)

スーパーアバンテRS(スーパー2シャーシ)

ダッシュ1号 皇帝(エンペラー) プレミアム

ダッシュ01号 超皇帝(スーパーエンペラー) プレミアム

ダッシュ0号 地平(ホライゾン) プレミアム

ダッシュX1 原始皇帝(プロトエンペラー)ZX プレミアム

ダッシュ001号 大帝(グレートエンペラー) プレミアム

アスチュートRS

ダイナストームRS

ベアホークRS

ダイハツ コペン XMZ

ミニ四駆しろくまっこ

ミニ四駆パンダ

ダッシュ4号 弾丸(キャノンボール) プレミアム

ダッシュ5号 D.D.(ダンシング・ドール) プレミアム

ダッシュCB1 大地皇帝(ジオエンペラー) プレミアム

ミニ四駆ドッグ

ビッグウィッグRS

プロトエンペラーZX プレミアム

ミニ四駆ホーク

ミニ四駆フクロウ

ミニ四駆ピッグ

ミニ四駆パンダ2

ミニ四駆キャット


AR

ミニ四駆 オオカミ2


VZ

ネオVQS

トヨタ GRヤリス

デュアルリッジJr.

Honda_e

ミニ四駆ぞうさん

ミニ四駆ペンギン

アイアンビーク

レイスピアー

エレグリッター

スーパーアバンテJr. ※TYPE-5版で発売された「スーパーアバンテ」とは全くの無関係の完全新型車である。


関連動画


関連タグ

田宮模型 RCカー ダッシュ!四駆郎 徳田ザウルス

ダッシュ軍団

アバンテJr.…レーサーのみならず全てのカテゴリで最も売れたミニ四駆。

スーパーミニ四駆…徳田作品のスーパー1・スーパーTZ・スーパーFM搭載マシン専用カテゴリ

フルカウルミニ四駆…第二次ブームを巻き起こしたカテゴリ

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