概要
ラジコンカー「ホットショット」をミニ四駆として製品化したもの。レーサーミニ四駆版とミニ四駆PRO版が存在する。
製品概要
1986年版
1986年にレーサーミニ四駆シリーズの第1番目としてナンバリングされ、ホーネットJr.と共に誕生し販売され大ヒットした製品となった。ちなみに大人の事情でホーネットJr.が先に発売されていた。
タイヤはピンスパイクタイプを採用(グレードアップパーツにスリックタイヤが登場するのはそれから数年が経ってのこと)。初期はホイールがシルバー(のちにホワイト成形)、ギヤが全て乳白色成形で、特にギアは小さく刻印された番号が見えづらく、説明書で確認しながら組まねばいけなかったが、のちに色付のギヤに変更されより組みやすくなった。
この時代のミニ四駆は元祖・コミカルなどの「ミニ四駆」シリーズの延長線上にあり、いわゆる屋外でも遊べる「モーターライズ式の組み立てプラモデル」という位置づけだったためサーキット等のコースで走らせるといった概念がなく、ローラーを装備するという考えはなかった。そのため登場後しばらく、のちのタイプ1シャーシと呼ばれるこのシャーシ(当時はまだシャーシの呼称はなかった)にはローラー装備用のネジ穴が一切なく、グレードアップパーツ展開がスタートした87年秋辺りに金型改修でフロントバンパーににローラー穴が追加されることとなった(タイプ2シャーシ以降はフロントのほかにサイド部分にもローラー穴が付いている)。
2008年版
2008年にはミニ四駆PROのNo.24として新たに発売。シャーシはダブルシャフトモーターをセンターに配置した3分割式のMSシャーシで、ボディもシャーシに合わせて新造(レーサーミニ四駆版のボディは横幅の関係でポン付け不可)。タイヤも同シリーズとしては初のスパイクタイヤを装着している。
桃井はることコラボした限定仕様も発売された。
コミック作品では
徳田ザウルス作「ダッシュ!四駆郎」に登場するミニ四レーサー戸田弾九郎(タンクロー)が使用している。
相棒だったモンスタービートルjr.がある事で壊れてしまったため、四駆郎のブーメランJr.と一騎打ちをする。
作中で2度海に落ちかけるが、1度目の港でのレースでは日ノ丸四駆郎との港でのレースで海に落ちかけたところを四駆郎が飛び込んで救出、2度目は皇快男児の所有する船上での妹・輪子とのレースで船外に飛び出すが、船体周りに網を張っていたことで無事だった。