概要
CV:野沢雅子
アニメ版では小学5年生で皇輪子と同じ学校に通っている。
両親と祖母との4人家族だったが母は四駆郎が幼い頃に亡くなっており、父・日ノ丸源駆郎も四駆郎が幼い頃に地獄ラリーに旅立ってしまった。その為、現在は祖母(源駆郎の母)と2人で生活している。
ミニ四駆が大好きな熱血少年。困難に直面してもガッツと奇策で切り抜ける。マシンを自分で修理改造する技術も持っている。
幼いころに父親からもらったブーメランJr.を愛機としている。これは後にマシンが皇帝に代わってもシャーシを受け継いだ。
ライズエンペラー以外ローラーをつけていないのだが、これは本人曰く「レーシングカーっぽくなくてカッコ悪いから」という理由である。
ちなみに頭につけている羽根はバッテリーチェッカーである。
一人称は「おいら」(原作1話のみ「おれ」)。
全国大会に優勝しながらもチームが解散したためにミニ四駆への情熱が冷めていたものの黒い風事件で熱意を取り戻し、父との再会も果たす。
最終回エピローグにおいて、地獄ラリーに参加していることが語られたが仲間たちのように大人になった姿は描かれず、仲間たちが四駆郎のことを思いながら乾杯して、物語は幕を閉じた。
登場から、しばらくは苗字は不明で、プロローグで父親の乗るベンツに記された「H」のイニシャルしか明らかにされていなかったが、鬼堂院陣との勝負に敗れた際に居合わせた導師博(チームUの監督も兼ねている)の台詞から初めて四駆郎の苗字が公式的に明らかとなった。
歴代マシン
ブーメランJr.
父からもらったマシン。 四駆郎が最初に使っていたマシンで、シャーシは後にエンペラーに受け継がれる。
アニメ版では、特別な存在で四駆郎曰く【宝物】で肌身離さず持っている。
ジェットブーメラン
対ミニ四駆ゲリラ戦用に改造。アニメ未登場。
ダッシュ1号 皇帝(エンペラー)
皇快男児が作った、四駆郎がメインで使うマシン。
もともとはコロコロコミックの読者企画でグランプリに選ばれた作品をベースになっている。
合宿の時にチームに無断で鬼堂院と勝負した際、ゴール直前で雷が直撃し、大破。
その後、皇快男児に直してもらったようで、ニューマシンを受け取った後も度々登場する。
キットではタイプ1シャーシだが、その後、タイプ3シャーシ版も登場。現在ではMSシャーシ、スーパー2シャーシの物が販売されている。
ダッシュ01号 超皇帝(スーパーエンペラー)
皇快男児が作ったマシン。自動変速システム「スーパーVシステム」を備えている。
もともと2台存在していたが、1台はあまりに強いパワーで扱いが難しく、出来のいいもう1台をダッシュ軍団で使うことにした。
キットではタイプ3シャーシで発売された。現在ではエンペラーと同じく、MSシャーシ、スーパー2シャーシの物が販売されている。MSシャーシ版は作中で登場したフロントバーがディスプレイ用に付いている。
アニメとキットでカラーリングが異なっており、キットは白いボディに赤だが、アニメは先代のエンペラーと同じカラーリング。
ダッシュ001号 大帝(グレートエンペラー)
源駆郎側に送られた01。あまりのパワーに源駆郎も四苦八苦していた。その後、彼の手で改造されてこのマシンとなり、四駆郎の手に渡った。
2つの顔を持っており、フロントパーツとウイングを付けたエアロフォーメーション、その2つのパーツを外したネイキッドフォーメーションがある。
キットではゼロシャーシで発売された。現在ではスーパー2シャーシの物が発売されている。
自由の皇帝(リバティ・エンペラー)
最終戦で登場。駆動系がギヤもシャフトも使わず、オイルの流れで回転を伝える駆動方式・「オイル噴射駆動」となっている。(この駆動系は「黒い風・ブラックミストラル」、「ホライゾン・バウンドレス」にも採用されている)
同作者の「風のレーサー俠」の主人公・俠仁義が使うマシンと同名だが、あちらは「自由皇帝」で、形が全く異なる。キット化されている物は自由皇帝の方。
ダッシュCB1 大地皇帝(ジオエンペラー)
「真ダッシュ!四駆郎」に登場。徳田ザウルス氏が生前にデザインした最後のエンペラー。
キットではタイプ5シャーシ。現在ではスーパー2シャーシの物が発売されている。
ハイパーダッシュ1号 昇帝(ライズエンペラー)
「ハイパーダッシュ!四駆郎」に登場。デザインは亡くなった原作者徳田ザウルスに代わり漫画家の武井宏之が担当した。
初代エンペラーのボディを、MAシャーシに載せ替えて修復したマシン。しかし、シャーシの性能の高さにボディがついていかなかった。その後、強化外骨格を装着し、「ライズエンペラー」として生まれ変わった。ちなみに四駆郎機の中で唯一、ローラーが装備されている。
キットでは前述の通り、MAシャーシである。そのためリメイクを除くオリジナルマシンでは唯一分類がレーサーミニ四駆ではなく、ミニ四駆PROにカテゴライズされる。
一度だけ、ホライゾンやダンシング・ドールを使ったこともある。※緊急時に、バーニング・サンやシューティングスターを使用したこともあった。
必殺技
- スーパーアタックランディング
最も登場する技。スタートから最高速までに達するロスを無くす。勢いをつけてのスタートはルール違反だが、何も言われない。(そもそも、他のレーサーも似たようなことをやっているあたり、この技は手押しスタートではないのかもしれない)
- スーパーサイドアタック
片輪走行。皇曰く「四駆郎お得意の技」。
- アウト・イン・アウト走法
コースフェンスの上を片輪走行で走らせる。そしてマシンをコースフェンスの繋ぎ目に当たるとマシンがコースに戻り、コーナーを通常より速く駆け抜けることができる。
アウト・イン・アウト自体は実際の車やバイク、RCでも行われる技。勿論、このようなやり方ではない。
- ノンターボエアブレーキ
ターボエンド(ボディキャッチ)を予め外しておき、ジャンプの際に気流でボディを開かせ、空気抵抗でブレーキをかける。ある意味、現在の主流の提灯セッティングの先駆けと言えなくもない。
- ウインドジャックナイフターン
ギャップに向けてマシンを走らせ、跳ねた際に風を利用して曲がる。
- ストーム・ダッシュアタック
- エアリアルスーパーアタックランディング
コロコロアニキではハイパーアタックランディングだったが、コミックスでは変わっている。
- スーパーアタックローリング
コーナーで角度をつけ(半分壁走りしている状態)、タイヤのジャイロがグリップを高め、パワーを路面に伝える。
- ソードアタックライジング
ライズエンペラーのみが使用する、ジャンプ台から一直線に飛んでいく。ドラゴンシリーズのマシンを蹴散らした。
関連タグ
星馬豪-後のミニ四駆作品、爆走兄弟レッツ&ゴー!!の主人公。熱血なミニ四駆大好き少年という点では似ている。また、彼も他では考えつかなかったアイディアを出したりする他、シリーズ後半ではエース的活躍も見せている。