概要
CV:仲村秀生
男性のラリードライバー。 家族構成は妻、息子、母の四人構成だが妻には先立たれてしまっている。 ※父は、元日本軍の軍人。退役後はレーサーに転身し活躍していた。 父も地獄ラリーに挑んでいたらしいが、帰らぬ人になってしまった。
四駆郎の父。地獄ラリーに挑戦する出発前に、幼き息子に「ブーメランJr.」を授け、ラリーレース用に調整したメルセデス・ベンツを駆り出発した。
皇快男児とは一緒に地獄ラリーに参加していた(皇はナビゲーターとして参加)。その途中に事故に遭遇してしまい、悪徳保安官の策略で三年間強制労働をすることになった。
強制労働の途中、保安官が乗っていたベンツを強奪して脱出を図る。 自分達が乗っていたレース用に調整されたベンツを愛車として使っているとにらみ、取り戻す意味合いで奪取・脱出。 更に加速させて逃げ出そうとするも途中で気が付く。 『加速しない!? こいつぁ、俺達が乗っていたベンツじゃねぇ・・・ノーマルのベンツだ! ひえ~~!! 俺達、車泥棒になっちまったぜ!!』と本当に保安官が所有していたベンツであったことを知る。
追手が来ている事、ノーマルのベンツでは逃走が困難であることから作戦を変更し肉弾戦に挑もうと思ったが、追手のリーダー格であるハチマキの提案でレースで勝負することになった。
そのレースに、小型レーシングマシンを持ち出して勝負に挑む。 最初こそ皇は、『源さん、なんだってあんな玩具の車で・・・・』と疑問視していた。 だが、ただ走るだけの玩具ではなくレーザーコントロールによるドリフト走行を可能としたレーシングマシンであることを彼らに示した。
レース途中でトラブルに見舞われてしまうが、自分が下げていたペンダントで窮地を乗り越えて見事勝利を掴んだ。
その後、ハチマキの妹を含めた多くの強制労働者達を助けに向かう。(ついでに、悪徳保安官のベンツを返却した)
無事に救出した後、ハチマキから『記念に、その玩具・・・俺にくれよ』と言われたのだが『玩具じゃねえっつーの!!』と少々お怒り気味に返答し 自分のベンツを修理を始めて地獄ラリーに再度挑戦するのであった。
更に月日は流れ、ラリーレースの時にアマゾンに訪れた際に少年と少女の命を救う。 長距離レースで疲弊した体力と空腹により一時世話になる。 その礼として、小型レーシングマシンを設計・開発し五人の少年に授けた。
ダッシュ!源駆郎
ドイツで休息を取っている時に、皇から送られた超皇帝と共に他のレーサー達とミニ四駆レースに参加。 同じラリーレーサーのC・Tと彼の幼馴染「アナスタシア」から挨拶をされるも超皇帝の強化案で頭がいっぱいだった。
ラリーレースを再開した直後、アナスタシアに危機が迫っている事を知りC・Tと共にアナスタシアの救出に向かうが、落盤に遭遇。洞窟の中で誰かが呼ぶ声を頼りに進んだ先には、古びた修道院がありその先で「魔女裁判」が行われていた事を目の当たりにする。
アナスタシアを無事に救出すると彼女から【あるモノ】を見せられ、驚愕する。
あるモノとは、落盤により故障してしまった「くろがね号」。だが、それ以上に驚きを隠せなかったのは『・・・お、お父さん!?』くろがね号の運転席には、源駆郎の父の亡骸があったのだ。
その表情に一点の曇りもなく、視線は常に遥かな地平線をずっと見つめている表情を浮かべた生前の姿のまま何十年も保存されていたのである。
くろがね号の足元には、修道院に乗り込んだ際に見失った大帝が傍らに停車していた事に気づくと自分を呼んでいた声の主が父だった真実を知る。
「源駆郎、お前は此処へ来なければならなかった。 何故なら、ここがワシの地平線。 お前は、此処を超えて進まねばならぬ・・・ワシを超えて行かねばならぬ・・・」
と父のメッセージを受け取り、大帝を孫に送る決断を下す。
『お父さん・・・貴方の息子は、今・・・あなたの目指した地平線を超えます』
源駆郎は、父と息子の想いを胸に虹のアーチを目指して再び地獄ラリーに挑むのであった。
技術者「日ノ丸源駆郎」
ラリードライバーとしてだけでなく、小型レーシングマシンの技術者としても活躍する。F1レーサーとして活躍していた頃、自ら図面を引き、マシンを設計・開発できるほどの技術力を持っていて、生み出したマシンの数は多く。その中には前置きモーター型もあったとか。
ダッシュシリーズの出発点となるダッシュ0号にリモコンによるレーザーコントロール機能(加速、減速、操作可能)を搭載している。 (各マシンの名前やカーナンバーは、源駆郎ではなく友の快男児である)
この他にも
元々は2台あった超皇帝(スーパーエンペラー)の1台を皇から送られ、源駆郎自身の手によって育てられた。それが四駆郎に送った三代目皇帝【大帝(グレートエンペラー)】である。
所有マシン
メルセデス・ベンツ・Gクラス※実車。