ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ルール無用JCJCタイムアタック

るーるむようじぇーしーじぇーしーたいむあたっく

ミニ四駆の非公式競技。ジャパンカップジュニアサーキット(JCJC)を舞台に、公式規則で認められない手段をも駆使して最速ラップタイムを競う。
目次 [非表示]

概要

この企画2022年8月からニコニコ動画YouTubeで行われている、ミニ四駆非公式競技である。ためにならない氏(以下ためおじ)が最初動画投稿し、以降アズパカ氏やにわから氏、ユウタ氏等、様々な投稿者参加している。


その名の通り使用パーツ規格や寸法等一切の制限を設けず制作したマシンで、ジャパンカップジュニアサーキット(通称「JCJC」)での走行タイムを競う。参加者が増えるたびに元から無いも同然の制限はどんどん緩くなっていき2024年1月現在のレギュレーションは「計測地点は固定」「コースレイアウトに手を加えない」「コースアウトを直接的に防ぐ細工コースに施さない(一度ためおじ氏が試したが却って遅くなった)」「その上で3周のタイムを競う」「コースアウトしたら失格くらいである。ただしこれらはあくまで参加者の独自の縛りに近く、あくまで提唱者のためおじ氏が定めているルールは「計測地点」のみであり、それ以外は何をしても本来は何の問題もない(例えばコースの加工等には「最後の良心」、ルールの行間には「個人のプライド」と語っている)。


ルール無用ならではの多種多様アプローチ人気を博しており、どんな発想タイムをぶち破るかを楽しむ動画群となっている。また、ただ速くするだけでなく、ルール無用と言いつつシャーシの原型を可能な限り保ったり、ダイソー模造品(パチ四駆)を原型にしたりなど、各投稿者のこだわりも見どころである。


 2023年4月22日から30日まで開催されるイベントニコニコ超会議2023」のミニ四駆ブースにて、日本のベアリングメーカー日本精工株式会社」の協賛のもと(公式の記事)、「超ルール無用JCJCステージ」という名称で公式種目に採用された。発案者含む10人が、協賛会社のベアリング使用条件に、レース参戦。参加予定のレーサーに非公式ミニ四駆パーツとしてベアリングが支給された。


 最速記録は外部リンクを参照されたし。


なんでもありの挑戦の軌跡

……のような基本スペックを限界を超えて積み増しする改造の他にも、


  • コース側の空気を吸い出すためのファンを搭載、路面車体を負圧にし強烈ダウンフォース発生させる。
  • マイコンを搭載しモーター出力やローラーの食い付きの自動制御を行う。ある意味リアルスピンコブラ
  • 一昔前ならスパコンと呼ばれた規模の業務用コンピュータを利用した空力シミュレーションを用いてのボディ形状の最適化。
  • モーターの高速回転で生まれるジャイロ効果の最適化、および駆動用モーターとは別のその用途に特化した姿勢制御ユニットの搭載。

……という実際のレーシングカーさながらのカスタムも行われ(強制負圧発生機構などは実際にカーレースで使われるも、あまりの強さに一発で公式戦使用が禁止されることになった代物)、


  • コースにテープを貼り疑似スロットカー化する事で、バッテリー車では搭載不可能な超高電力をぶち込む。
  • 二輪駆動や一輪駆動、果ては壁面駆動などの既存発想にとらわれない加速形式。果てはの範疇に入れていいのか悩む形状
  • 業務用扇風機や送風機の風圧でレーンチェンジ時の飛び出し阻止を試みる。
  • 車体下部に耐震ゲルを貼り、レーンチェンジの凹凸文字に擦り付けてブレーキとし飛び上がり防止
  • 計測機体の前にジャンプ台を搭載した車両を走らせ、壁を飛び越えて1周目から3周目にショートカット
  • パイプとエアコンプレッサーで内部にBB弾を飛ばす(0.23秒)、光ファイバーを這わせレーザー光を通す(ほぼ光速)というミニ四駆どころか車両の枠すら超えたものを「走らせる」

……果てはこのようなトンチキ魔改造まで、挑戦者の思考と試行が枯れない限り無限の挑戦が生まれ続ける。

これでも特に目立つものをピックアップした氷山の一角に過ぎない。


余談


外部リンク

ニコニコ大百科-最速記録のランキングを掲載。

ルール無用JCJCタイムアタックWiki-記事内に各レーサーの記録あり。


関連タグ

Youtube ニコニコ動画(ニコニコ技術部/ニコニコ挫折部)

ミニ四駆 タイムアタック 魔改造 チキンレース チキチキマシン猛レース

関連記事

親記事

ミニ四駆 みによんく

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました