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変な概要ですまんかった
ためにならない(てち)とは、ベイブレードバーストを初めとしたホビーを魔改造することで有名な、宮城県出身のバネとベアリング大好きなYouTuberである。
動画開始の「へぇい」という謎の挨拶から毎回視聴者の想像を超えるような(ツッコミ所満載の)魔改造を行い、大抵の場合失敗とともにオチを「すまんかった」で締める潔さが視聴者に親しまれている。たまに成功することがあるが、そうなると逆に視聴者は困惑してしまう。ついでにためにならない氏まで困惑してしまう。
最近では「すまんかった」しなかった時に別の魔改造を動画に組み込み無理矢理「すまんかった」させる手を覚えた模様。
元々ニコニコ民であり、動画(特に初期)は説明途中でアレな物を出したり、実際の使い方とは異なる使用法などの某SEGAの人を意識したようなゆっくり編集が特徴であり、現在でもドカベンやオルガ・イツカ、戦極ドライバーの『ソイヤッ!』などのニコニコで流行った音声を動画内に入れ視聴者の笑いを誘っている。ちなみに東方Projectも好きであり、たまにBGMとして流れる。
YouTubeが活動拠点ではあるが、現在でもニコニコ動画への動画のアップロードは続けている。
好きなベイはサイキックファントム。
超Zが出ようがGTが出ようが超王が出ようがデッキの一員として使っている(そのため大会の時、サイキックファントムを使っていたのは彼一人だったという逸話も)。魔改造の被害者でもある。
基本的にネタ改造が多く、その分失敗も多いが、その中でも完成度の高い物(後述のシールダー、電動ランチャー)やまさかの成功を納めたものもある。ちなみに自らの動画にはほぼ必ず低評価ボタンを押している。
中期からは他の対戦ホビーやゲーム実況(スマブラ、ポケモン)、コマ語り(ラジオ)配信もするようになった。
相方は高笑いが特徴的な爆丸親善大使のがわしょ氏。
大学で知り合ったダーツ仲間であり、様々なホビー動画を投稿している。ドラグーンを始めとしたガチデッキVS未知の挙動の魔改造デッキの組み合わせはカオスの一言に尽きる。
相方諸々ほぼ顔出ししていないがイケメンらしく、実は結婚していたり本職はレザークラフトだったり昔はテニスを教えていたり、学生時代ブログを3回ほど炎上させたこともある。何なんだこのおじさん(20代)。
そして2022年4月のニコニコ超会議参加時のツイートにてついに顔出し解禁(マスク着用だが)。曰く、「生放送でどうせ映るから」とのこと。紛れもないイケメンであった。
特徴的な物
- 白手袋
いつも動画の際に身につけている。ためにならない氏のトレードマークであり、♯ためにならない擬人化 について本人が「元から人間だわ」と呟くと「手袋が本体ではなかったのか!?」と驚かれたことも。
- BGM
- ためなら論法
要するにゴリ押し。実践シーンに入る時に使われることが多い。
しょニキ「そのためにならない論法どうにかならんの?」
- 料理
主な料理はステーキやスパゲティ、杏仁豆腐など。手抜きと称した料理が全く手抜きに見えないのはご愛嬌。
後述の「シールダー」絡みなど真面目な内容の時ほど料理率が高い(「ピオの極み」など例外あり)。
通称矢木電。これと共に改造アイデアを思いつく。
おじさんの代名詞の一つと化しており、ニコニコ超会議でのミニ四駆レースで敗退した際には実況で「特に電流が走るわけでもなく」と言われてしまったほど。
『ソイヤッ!』がほとんどの動画で必ず使われる。
ビーダマン関係では『ハイーッ!』が使われることもある。
『出たぁ!(CV:大山のぶ代)』がベイブレードの場外やミニ四駆のコースアウトに使われている。
- 電動ランチャー
……相方は100000回転の「極」を誕生させているが。
とある事故でためなら家では使用禁止となっている。
サイキックファントムを扱うベイブレーダーの少女。誕生日は6月1日。
ためにならない氏の「まともなサイキックファントム使用者がアニメにいない」という発言が原因で誕生した(一応サイキックファントムの使い手も存在はしている)。
オッドアイであり、初出のイラストでは銀髪片目隠れ、右目が青、左目が赤のオッドアイだったが絵師によってバラバラであり、後ろ髪などは描いた本人もよくわかってないらしい。
後の鉄溶龍子ちゃん(がわしょさん)や千谷火花ちゃん(アイアムマンさん)、最上ふーかちゃん(藻さん)の魔改造ベイブレード界オリキャラの先駆者でもある。
実はこの前にも、もう1人いたのだが……
度々トライピオを強化する動画を上げている。一体いくつストックがあるんだ…
フリー回転したり、ピサの斜塔になったり、パンジャンドラムになったりする。
また、トライピオと双璧を成すトライグルも魔改造→「すまんかった」の代表。
なお、トライピオの方はいくつか光明が見えるのに対してトライグルはなかなか成功しない(「もうこのベイブレードの気持ちがさっぱり分かりません」)。
ステージギミック化までしてようやくジャンプアタックが発動した。
- メカダービー ウマ娘にハマったことにより見つかってしまった新たな素材…もとい犠牲者。
…改造内容自体はブッ飛んでいるが。
シールダー
やはりためにならない氏を語る上で外せないのはこれだろう。
某チタンマン氏の破壊者「アイアンウロボロス」を見た彼が防御で対抗するために作った全周ベアリングの防御特化ベイブレード。この二者は後の魔改造対戦で火花を散らす(物理)戦いをし、後の魔改造大戦に多大な影響を与えた。
シールダーも幾度の戦いやリアバ(事実上破壊)する事故を経て進化している。
後継機も多いが、どれも割と真っ当に強い。
- シールダーアイギス
- ラバーシールダー
見た目が某氏の某事案に似ている。
- ドラゴンシールダー
がわしょ氏のナイトメアロンギヌスをバーストさせたことで、彼のデッキに組み込まれた。
- サバイバー
シャイなのか、動画で試し打ちした時に自爆したこともある。また、相手ベイと当たる時にに切れかけてた接触が衝突の衝撃で復活すると言った芸当も(実際、某青事案との対戦で持ち直したことがある)。
- シールダーX
- 新型シールダー(THE Answer Apologies)
- シールダーNW
ちなみに装飾をもぎ取られると相手に50ポイント入るため実質負けになる(通称EXTRA WIN)。
- シールダーGT(ファントム)
- 小型シールダー(シールダーMS)
- グリップディフェンダー
HMSだが、バースト機構がある。
レイヤー下部にベアリングを装着することによる低重心化と、ラバー軸とベアリングの融合により、弾かれにくくなっている。
- ベアリングリベンジャー
これまでのシールダーとは違い、テーパーベアリングと呼ばれる自動車などに用いられるベアリングを外径に設置したベイブレード。
試作品なのか、まだ装飾をされていない。
テーパーベアリングを用いる事で
・ベアリング回転と弾き効果の両立
・円錐型によるアッパー攻撃
・低重心化による姿勢安定化
を見込める。
欠点としては低重心過ぎるが故に体勢を崩されるとレイヤーが擦ってしまう事、重量とフリー回転によりシュート難度が高い事が挙げられている。
主な魔改造品
前述の通り、彼はベイブレード魔改造の中では他の改造車と異なり「思いつきで考えたやつ」や「誰もが脳内で思いついたけどやるのを躊躇うやつ」などが多く、異端な作品を作り上げる。
矢木に電流走る
先見の明や考察力は間違いなく高レベルなのだが、それらは毎度斜め上の方向に発揮され場外ホームランを起こす。
ここまで来たらどんな魔改造をしてるか、気になりませんか?
気になりますよね?
そう、気になるんですよ。
以下彼の名作の一部である。気になるものがあるのならぜひとも見て欲しい。
ベイブレード編
- スプリング軸ベイブレードシリーズ
・おじさんの原点。最初に投稿したのはこれ。
- 鎖鎌ベイブレード
- ベイブレードにアルファゲルをつける
- 自走式ベイブレード
- ボッシュートスタジアム
- チタンピオ
- タカイピオ&ヒクイピオ
- フリーピオ
- 分身ピオ
- ピオの斜塔
- ダエンピオ
- 鉛プレート付きトライピオ
- 高摩擦ラバー軸トライピオ
※その他にも大量の没ネタ(没ッピオ)が存在するらしい。
ビーダマン編
毎回縦か横に長いのが特徴。
- しなり撃ちビーダマン
- 6点射ビーダマン
・ダブルバーストの強化版。しかしアイアムマンの電動ガトリングハデスやレオトイの牛魔王と言ったバケモノには歯が立たず。そりゃあ周りがマシンガンなのに一人だけショットガンじゃあね…
- 武田ウルトラ観柳斎
- 29点射ビーダマン→200点射ビーダマン→1000発同時発射ビーダマン→ナイアガラシステム
- キラーマガジン
- ビー玉独り占めシステム
- キンノタマン→鉄球マン/ダブルキンノタマン
- スリングショットシステム→スリングショットビーダマン→オトモダチゴトデストロイヤー
- 高火力連射ビーダマン
大事なのはビーダマンと言い張る勇気なのだ。
ミニ四駆編
- 電池別途→コンセント接続可のミニ四駆
- 電池8直列のミニ四駆
- ヒノキシャーシ/アイス棒シャーシ
- ダウンフォース特化ミニ四駆(クウリキ/ダイクウリキ/トライピオ搭載/ドローンプロペラ搭載/磁力など)
- ハリボテエレジー
- 壁から給電ミニ四駆/床から給電ミニ四駆
- 巨大タイヤミニ四駆/巨大ローラーミニ四駆/ミニ一駆/ローラー1個ミニ四駆
- ホバー四駆/ミニ零駆
- 醤油ダンパー / 塩ダンパー
_1号→2号→3号→4号→5号
ジャパンカップ/ジュニアカップサーキットをただ速く走るだけという競技である「ルール無用JCJCタイムアタック大会」に参加するためだけに作ったオリジナルマシン。
しかしレーンチェンジで毎回飛ぶ。
もっぱらライバルはミニ四駆YouTuber界の鬼才のアズパカ氏である。
…断じてフェンスカーではない。
メカダービー編
・一陣の風システム
モーターを換装したらバランス低下で速度が落ちた→マスダンパーで調整→それ以外の方法で速くしようと風力を使用→失敗
・馬脱地システム
モーターを高回転型にすると馬体が跳ねた際に後脚の着地時に後ろに戻る可能性がある→後ろに戻らないように馬体を持ち上げればいいというシステム
・隙脱地システム
上記の「馬脱地システム」をベアリングローラーに換装し、着地時にも前進するように改良
・登坂システム
前脚もベアリング化した結果、坂を登れない→前脚をワンウェイ化(後進時にロックする機構)したが、先述の「馬脱地システム」が後脚を持ち上げていることが判明してしまい失敗→後脚を高グリップ化して力業で解決
・電池倍増
電池を馬体下部に搭載し低重心化→さらに電池増加により爆速化→失敗
・馬飛追システム
・ばんえいシステム
ばんえい競馬のソリのごとく電池ボックスを装着して電池倍増+さらなる低重心化…かと思いきやモーターがお逝きになられた。
他にも…
・英語禁止ベイバトル(あまりのクソザコぶりにしょニキが爆笑し過ぎて酸欠になりかけた。)
・ヤバババイクをヤババババババイクにする(内容はやっぱりの電池倍増)
・爆丸のとんでもないルールを作る(八岐大蛇デッキetc...)
・ヤキューマン魔改造(バネ増強、高台に設置etc...)
・モーターを利用した爆速魚釣りマシーン(Twitterで恐ろしい勢いでバズった結果、なんとテレビで紹介された)
・ボードゲームを自作する
・提供されたボードゲーム(マグリフレックス)にモーター回転式フリップを取り付けて磁石を弾き返す
・卓球ラケットの打面自体を回転させることでスピンを打ち分けようとする(そもそもの実力不足と打面自体が回転することで相手に読まれると言う本末転倒に)。ついでにおじさんはこの時ゴルフのやり過ぎで肋骨を折っており何度か痛がっている。
- トライアッパー→マンジアッパー
- 電動回転白鳥の湖一号
野球盤の打率を向上させるべく名前の通りドカベンの「秘打・白鳥の湖」をミニ四駆のギアボックスを使用して再現した。ニコニコで散々ネタとして使われてきたドカベンのタイトルロゴが回り回ってドカベンとして使用されているのも動画の見どころ。
無事強打者が爆誕し成績的なクビは回避できたが物理的にクビが飛んだ。
素材がある限り彼は魔改造をやめないのだ。
その他の投稿動画
- コマ語り→ためなラジオ
ためにならない氏がラジオDJごっこがしたーいということで作られたラジオ形式の動画。
第2回からはゲストを呼び2人で質問責めする。
ためなラジオからはベイクイズや心理テスト、Gmailを利用したより本格的なお便りコーナーなど視聴者の娯楽の一部となっている。
- ためにならないスプラトゥーン
- ためにならないキャプテン・ファルコン
あのぶっとべ!カービィさんの作者さんともコラボしたことも。
Twitterでとてつもなくバズった英語禁止スマブラもある。
- ためにならないポケットモンスター
ピカチュウの「みつひこ」を初めとする愉快な仲間たちとの旅…なのだが途中データが消えてしまったり、最終回の動画をアップ前に間違えて消してしまった。
現在はクリスタルバージョンをプレイ中。ちなみに推しポケはポリゴン。
おまけが本編。
ドラグーンカップ
がわしょ氏が発起人となり、ためにならない氏と二人で主催したベイブレード大会。
宮城県のサニーランドフォルテを会場とし開催された。
個人主催の大会としてはかなりの盛況を見せ、2020年3月には第2回も開催。
がわしょ氏のYouTubeチャンネルにて大会の様子をまとめた動画もアップロードされているので、興味のある方は是非。
余談
YouTubeのトップ画のキャラは本人曰く医者であり「おいしゃ!」はそのまま医者のことである。
VTuberの固体量子とは「磁力で宙に浮くベイブレード」「ガウス加速器ビーダマン」が被っている。ホビー魔改造は最終的に同じ領域に行き着くのかもしれない。
名前の「てち」とは、自身が運営しているレザー製品製作会社「TECHI」のことだと思われる。(ホームページ)
関連タグ
ゲーム実況者 ベイブレード YouTuber がわしょ(しょニキ) 西念幽子 アイアムマン(めたるびと) 藻(藻ニキ)
ふにんがす:初期メンバーとして参加。2021年7月以降、参加休止中。
ルール無用JCJCタイムアタック:企画者。