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バトルドーム!!


ボールを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!!

超!エキサイティン!!


3Dアクションゲーム!

バトルドーム、ツクダオリジナルから。


概要を相手のゴールにシュゥゥゥーッ!!編集

バトルドーム(Battle Dome)とは、アメリカのAnjar社が版権を持つ3Dアクションピンボールゲーム。

ライセンス供与された他社が「Marble Dome」「Flipper Fun」「Quattro-Flipper」という別名義で販売していた。


日本ではライセンス供与を受けたツクダオリジナル「アメリカンバトルドーム」の名称で1994年10月に3980円で発売。

テレビアニメ『ドラえもん』を始めとした90年代の子供向け番組の枠で頻繁に放送されていたテンションの高すぎるCMが話題となった。

ツクダオリジナルの倒産後は事業を引き継いだパルボックス、メガハウスより販売されていた。


スタイリッシュな造形と裏腹に電池、電源を必要としない組み立て式玩具であり、震災後の被災地ではこの点が評価され、一時的に受注が増加したとされる。


事実、2016年の熊本地震の際、避難所にバトルドームが寄付され、避難生活を余儀なくされた子供たちの心のケアに貢献したというエピソードがテレビ報道されたこともある。


その後、なんと復刻版の発売が2024年12月に発売されることが決定された。

それに合わせて新CMも制作されている。



遊び方編集

組み立て式玩具であるため、まずは組み立てなければならない。

  • 土台となるドームベースに4つの籠付きフリッパーをセット、障害物となるS字スピンとベル、プレイヤー数を制限する場合はフェンスを取り付ける。
  • 2つのパーツで構成される支柱に4つの反射板と、受け皿となるセンターホールを取り付ける。
  • 上部となるドームトップの裏にネットを取り付け、ドームベースに繋げる。
  • ステッカーを各場所に貼り、ゼンマイ式のボール排出装置をドームトップに取り付けて完成。

ボール排出装置とドームベース以外のパーツは、紛失した場合に備えて個別に販売するサービスも行われていた。


ドームトップの窪みに計60個のカラーボールを入れ、ゼンマイを巻いてスイッチを入れると開始。

カラーボールは明るめの1点ボールが55個、暗めの5点ボールが5個あり、最終的に得点の少ない人の勝ち。

ドームトップに付いている目盛りはスコアボードで、勝利数に応じて目盛りを上昇させ、一番上の5目盛りに到達したプレイヤーが「バトルドームチャンピオン」となる。


シリーズ作品編集

アーケード版アメリカンバトルドーム編集

ジャンケンマン(メダルゲーム)の開発元であるサンワイズがアーケード向けに開発した超大型バトルドームで、所謂エレメカに該当する。

派手な電飾とサウンド、得点の自動計算、CPUによる無人操作、勝ち抜き数によるプレイ回数制限などアーケードゲームらしいシステムが搭載されていた。

1995年11月に128万円で発売され、複数のゲームセンターに設置された記録が残っている。

今は亡きネオジオランドに設置されていた時期もあったようだ。

確認できる映像は参考出展のものだけで、実機が現存しているのかは不明。

スーパーファミコン版アメリカンバトルドーム編集

1995年12月8日に発売された、ツクダオリジナル製のビデオゲーム。

CMの終わり際に「スーパーファミコン版も好評発売中!」と紹介されていた。

当時の価格は9800円と本家バトルドームの倍以上だが、SFCのカセットの値段は概ねこんなもんである。

説明書にはアーケード版の宣伝が載っていたらしい。

スーパーアメリカンバトルドーム編集

1996年10月15日に発売。

高速で可動する電動フリッパーを搭載したバージョン。

レバーを握るだけでフリッパーが高速可動するが、左右のフリッパーを同時可動すると電圧が落ちて可動速度が低下するという欠点がある。

本家バトルドームの手動フリッパーと交換することもできる。


ドラえもんバトルドーム編集

おそらくはバトルドーム初のコラボ商品で日本謹製のバトルドームであり、タイトルに「アメリカン」が付かない。

本家バトルドームと違って単2乾電池を2本使用する電動式で、造形そのものも大きく違うため、バトルドームの名を借りた別ゲーとも言える。

CMの終わり際に当時のドラえもん役を務めていた大山のぶ代の声で「ドラえもん、バトルドームも出たぁ!!」と紹介される。

アメリカンバトルドームJr.編集

本家バトルドームの形状を元に約4分の1サイズまでコンパクト化、ドラえもんバトルドームのようにドームを透明な天井で覆っている。

日本ではツクダオリジナルの倒産直前に販売されたが、後継のパルボックスが販売を引き継がなかったらしく、販売期間が短かったとされる。

一方海外では「BATTLE DOME」名義でアメリカンバトルドームJr.の発売が続けられており、中には「ポケモン」とコラボした「Pokemon Battle Dome」も存在している。

アクションバトルドーム編集

2010年7月29日に発売されたメガハウス製のバトルドームで、こちらもタイトルに「アメリカン」が付かない。

ゼンマイも電池も使わず、フリッパーに連動して中央の籠が揺れてボールがドーム内へ落ちる独自の機構を採用している。


MAD作品の素材として編集

2008年にニコニコ動画に投稿された音MADを切っ掛けに音声、動画素材として注目を集めた。


・MAD作成が白熱化したためバトルドームの奇跡と呼ばれるネタ被りが発生。

大山のぶ代ファンによりドラえもんバトルドームも音MADに。

・CMに登場する子役がえなりかずきそっくりなのでいじられる。

・海外版バトルドームでは子役メリケン登場。麻婆丼 エロゲー!といった空耳が。

・まさかの擬人化→アイ・テノゴール

・「バトルドームのCMを撮影してみた」では六角精児に似てる人が出てきた。やはりMADでイジられる。

・えなりシンメトリー化。ダークえなりとして恐れられる。


CM動画編集

ナレーションはあたか誠

復刻版


関連イラスト編集

バトルドームEXCITE!!


関連タグ編集

ツクダオリジナル:かつての販売元。ルービックキューブも発売していた。

メガハウス:現在の販売元。

アイ・テノゴール:pixivでもイラストがいくつか存在。

作者を病院にシュゥゥゥーッ!! ツクダロイド:よく使われるタグ

ポケットモンスター(第3世代)バトルフロンティアに同名の施設が登場

ジュラル星人:持っている宇宙船の形や色がバトルドームに酷似。

12月8日:ニコニコではバトルドーム発売日として投稿祭が始まる。

佃煮:音MADで「ツクダオリジナル」と「ボールを相手のゴール」を組み合わせてよく使われる。

レギオン(ファントム)仮面ライダーウィザードに登場した怪人「ファントム」の一体。事あるごとに「エキサイティング」と口にする。

仮面ライダーエグゼイド:主題歌名が『EXCITE』。

東京エンカウント杉田智和中村悠一による、ゲームをプレイする番組で第11回にて、この回のゲストの小清水亜美三瓶由布子とでバトルドームで遊んだ。

OsakaMetro400系:正面から見た姿が似ているのではないかとネットで話題となった。

ラヴィット!:2022年4月7日放送回で話題に挙げられ、実際にレギュラーメンバーがプレイ。朝っぱらから超!エキサイティングした。


二次創作編集

ゲーム編集

BATTLEDOME3D編集

1人~4人プレイ可能なフリーソフトゲーム。一般公開されている。Windows及びMacで遊べる。

なお、公開約1ヶ月後にWindows版限定だが、オンライン対戦機能が追加で実装されている。

BATTLEDOME3D 公開ページ(パスワード『shoot』)

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