概要
サンワイズ製の小型のメダルゲーム。初代のリリースは1985年。
じゃんけんをベースにした子供にも分かりやすいゲーム性と筐体の小ささから
スーパーマーケットの隅やデパートのゲームコーナーに置かれている事も多い。なお初代個体初登場から7年後、テレビ東京にて名前が同じアニメ作品が制作されたが関係は双方無い。
システム
- 10円、またはメダルを投入すると『ジャーンケーン、』の掛け声が出る。
- 【グー】【チョキ】【パー】いずれかのボタンを押して筐体とじゃんけんを行う。
- 押した瞬間、筐体側の手がLEDで表示され、押したボタンとの勝負の判定を行う。
- 勝てばメダル2枚の払い出し、あいこなら再戦、負ければ10円は没収される。
バリエーション
初期バージョン
勝利後、ダブルアップを最大5階まで試みることが出来る。ダブルアップ中に負けた場合は全額没収。
無論、ダブルアップをせずに払い出しを行うこともできる。
フィーバー、ジャックポット
ダブルアップが廃された代わりに、勝利後『フィーバー!』のボイスと共にルーレットが廻り、
止まった数字と同額のメダルを獲得できる。
配当はフィーバー:1〜20枚、ジャックポット:1〜50枚。
ジャンケンマン7
勝利後、配当を決める3リールのスロット(外見は7セグが3つ並んでいる)が廻る。数字が並ぶとそれに応じた枚数が払い出される。
ただし、スロットは外れる可能性もあり、外れた場合は配当ゼロで終了する。
かったら あげる!!
勝てばメダルの代わりにカードを獲得できる。枚数は1〜2枚のランダム。
『バーコードバトラー』の専用カードが景品になった事もある。
元祖ジャンケンマン、ジャンケンマン21
1回100円のプライズゲームになった。ゲーム前に欲しいプライズを選択し、勝てば獲得。
メダルを払い出さないのに『元祖』を名乗っているのはどうかと思うが、正統進化ではある。
余談
『ジャーンケーン』と掛け声を発しているが、(プライズ選択を含む『元祖』以外は)10円/メダルを入れた時点ですでにボタンの受付は始まっている。
そして掛け声の途中でボタンを押すと『ポン!』で強制的にキャンセルできる。
あいこの際の掛け声『あーいこーで、』でも同様である。
この為『ジャーポン!あーしょ!あーしょ! ズコー』という、上の理屈を知らないと
ただの奇声にしか聞こえないボイスを作り出して笑いこけた(当時の)子供も多いのではなかろうか。