ドームの中は宇宙空間だ!
次々と飛んでくる流星をフリッパーで
打ちかえしてゴールを守れ!!
(パッケージの商品説明より引用)
概要も出たぁ!!
ドラえもんバトルドームとは、アメリカのAnjar社ライセンス供与を受けたツクダオリジナルが発売した3Dアクションピンボールである。
ツクダオリジナルの倒産後は後継のメガハウスとパルボックスにより販売された。
おそらくはバトルドームシリーズ初のコラボ商品にして純日本製のオリジナル玩具であり、他のバトルドームシリーズに用いられる「アメリカンバトルドーム」というタイトルが使われていない。
元々テレビアニメ版『ドラえもん』の枠で頻繁にCMが流れていた事もあって知名度は高いが、商品そのものより当時のドラえもん役を務めていた大山のぶ代の声で「ドラえもん、バトルドームも出たぁ!!」と紹介される音声の方が印象に残っている人が多い。
CMの特徴として「ドラえもんバトルドーム単体のCM」が存在しないことが挙げられる。
必ず他のCMの終わり際に捻じ込まれるように流れるのが特徴で、中でも「ドラえもんチクタクパニック」のCMでは時間が足りなかったのか「ドラえもん、バトルドームも」の時点で音声が途切れている。
ゲーム内容も出たぁ!!
宇宙空間をイメージした水色のドームの四方に、四次元ポケットのような白い半円の受け皿を設置する。
白と水色の円はドラえもん自身を意識させるデザインでもある。
フィールド内にはタケコプターの形の回転ギミックが設置されている。
中央の宇宙船の上にそびえ立つドラえもんがスイッチになっており、ONにすると宇宙船のアームが高速回転する。
四方のフリッパーの前にはそれぞれ野比のび太、ジャイアン、骨川スネ夫、源静香のバストアップ人形が設置されており、左フリッパーの動きに連動して上下に動き、顔面ブロックで球を防ぐ役回りを担っている。
ゼンマイ式で球を高所から落下させる方式だった本家バトルドームとは違い、平べったいドームにバラまかれた球を単2乾電池を2本使った電動式アームでかき混ぜ続けるという方式になったため、謳い文句である3Dアクションの要素は薄れている。