曖昧さ回避
抵抗とは、次の意味がある。
これらの用法がある。
一般の用法
この言葉に類似した言葉としては反抗という言葉が上げられる。
この二つの違いとしては抵抗は「他の力、特に物理的、概念的なものに張り合い、跳ね返すこと」を主力としていることに対し、反抗は他の力、特に権威や権力に対して反逆することを主力としている点である。
他者に対する抵抗
他者の行動や悪意に抗い、達成を困難とするものも抵抗と呼ばれる。
占領軍に対するレジスタンスの抵抗活動や、進軍を妨害する行為、護身術などの正当防衛も含まれる。(例:襲ってきた犯人に抵抗する)
抵抗がなければ相手にされるがままだが、相手が大勢や大男など抵抗むなしく一方的に、また本来抵抗自体は可能だが疲労困憊や状態異常・脅迫によって抵抗できない、無抵抗…といったシチュエーションなど奥が深い。(例:手首押さえつけ)
日常的な犯罪や悪意に対しては、録音・録画といった手段も非常に有効で、程度によっては手頃な少額訴訟などの手もある。違和感や理不尽があればまず疑ってみよう。
口語・ゲーム用語などの用法
上記にもある様に、意にそぐわぬ事柄を強要されることに対して反対する、という意味で用いられることが多いが、魔法や呪い、毒素または疫病などを取り扱う場合、
キャラクターなどがそれら(マジックミサイル、火炎を浴びせられる、毒を飲まされる、病気に感染するなど)にたいしてどれだけ頑丈かどうかを決める能力や判定を「抵抗」という場合がある。この場合「耐性」と意味が近い。
物理的な用法
周りの物体に対して移動する物体には空気抵抗や摩擦などの影響により反対方向に力がかかってくる場合が多い。これらは簡易的な計算では無視できるものの、複雑なことを行う場合は影響を加味する必要がある。
また、物質やエネルギー(電気・熱など)が流れる場合に、その流れにくさも抵抗と呼ばれ、伝導度(流れやすさ)とは逆の関係になる。
電子的な利用
この言葉は電流の流れにくさを意味する電気抵抗の省略形を示す。なお、数値的に示す場合、単位はΩを用いる。一般的に同じ物体の場合、長ければ抵抗が増え、太ければ抵抗は減る。
pixivにおける利用
画像につけられるタグとしては抵抗器のタグが多い。次に多いのは他の人に抗う図であろうと推測される。