概要
「真ダッシュ!四駆郎」に登場する南進駆郎のマシン。
角張った線が多かったシューティングスターに対しこちらは流れるような丸みを帯びたデザインが特徴。フロントライトやウイングの形状は後のブーメラン10を彷彿とさせる。
通称の方も前機が漢字表記だったが、こちらはダッシュ03号 S.S.S.とダンシング・ドール式に変わっている。
原作のチラシ漫画では無印で進駆郎の後継機が出なかったのもあり2話からいきなり登場。
しかしいきなりグレート・ヘルス・キッズ(GHK)の16輪駆動マシンに轢かれ、その後もダッシュ・コンバインの繋ぎに使われた後は解説役に回りダッシュ・コンバインの活躍がメインになってしまうため扱いはかなり不遇である。ジオエンペラーよりはマシかもしれないが。
話の流れからしても無印で四駆郎と弾九郎以外の二号機(厳密には三号機)を与えられなかった三人のためにとりあえず後継機を作った感が否めない…それでもS.S.S.は立体化されてるだけまだましなのだが…まあ晩期の徳田ザウルス作品にはよくあること。
立体物
1994年5月にレーサーミニ四駆として発売。シャーシはTYPE-5。
この時期の大径マシンはとっくにスーパー1主体のスーパーミニ四駆に移行していたのもあって、この年に発売されたレーサーミニ四駆はこのマシンのみである。
2008年11月にローハイトタイヤ付きで再販されたが、現在は絶版で入手困難なマシンの一つ。