- 1995年に田宮模型から発売されたレーサーミニ四駆の一種。
- 2022年に田宮模型から発売されたRCカーの一種。→スーパーアバンテ(2022)
ここでは1について説明する。
概要
ミニ四駆におけるアバンテシリーズ3代目アバンテ(ブラックスペシャル等除く)。
フロントのサスモールドが無いのを初め、細かい部分でアバンテJr.とデザインの差異が見られる。
カラーリングはこれまでの青から一転、白がメインのカラーリングになっており、近未来チックな主人公機っぽいデザインになっている。
アニメや原作コミックでの活躍
原作では読み切りストーリー「ギャングをぶっ飛ばせ!」 アニメでは第15話「ギャングと対決!ご先祖様を守れ!!」にて主役マシンとして活躍。
土屋博士曰く『自分の夢を最初に形にしてくれたマシン』で、深い愛着を抱いている。劇中では、ギャングの魔の手から逃がすために走らせ自身の子孫とレースをすることになった。
マグナム系/ソニックセイバーやプロトセイバーなどのセイバー系マシンの原点となる(ただし実際の発売はセイバーの方が先で、本機の方がこの設定に合わせて発売された)。アニメではソニックセイバーに似た走りやマグナムトルネードに似た技をし、改めて星馬兄弟に「スーパーアバンテ=セイバーのご先祖様」と認識させた。
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』ではアニメ版でのみ、服部竜平が「旧式のマシンであっても、ちゃんと育てれば速い」ということ証明するため、カスタマイズしたスーパーアバンテを使用。ストームクルーザーを使うまで第一線で活躍した。
スピンオフ作品、レッツ&ゴー!!翼ネクストレーサーズ伝では主人公の一人、駿がスーパーアバンテRSを使用している。
なお、ミニ四駆にはスーパーセイバーJr.という名前の別マシンがあるのだが、セイバー系マシンはそちらではなく、アバンテ系の系譜という事になっている。
立体物
1995年発売。シャーシはTYPE-5。後にVSシャーシで再販もされている。
また、白VSシャーシのホワイトスペシャルも販売された。
ただしこれらはシャーシを変えただけで、ボディとステッカーはTYPE5と同じである。
※TYPE-5シャーシは超速ギア対応機種
のちに新規ステッカーとスーパーⅡシャーシのスーパーアバンテRSも販売された他、複数のオリジナルカラーとステッカーの組み合わせのアミューズメント向け景品がエスケイジャパン経由で流通展開されていた。
小話
- レーサーミニ四駆の中で、唯一「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のシリーズに入っている。パッケージにも、それを示すように烈と豪が描かれている。
- 原作では土屋博士が製作したものだが、アニメでは彼の師匠が製作し託したものである
- 初代の第四話にて市販されたと思われる本機が登場
- 2021年に根津孝太デザインの同名RCカー(TD4シャーシ採用)、翌2022年にそのミニ四駆版にあたる「スーパーアバンテJr.」(VZシャーシ採用)が発売されたが、1995年に発売された同車との関連は一切ない。
関連タグ
マグナムセイバー、ソニックセイバー、ブラックセイバー(ミニ四駆)、プロトセイバーJB:本機の血脈を持つ子孫達
アバンテ2001、アバンテ2001jr.:こしたてつひろ作「ミニ四駆RC伝説燃えろ!アバンテ兄弟」に登場するマシン。双方、コミック作品から立体化したアバンテ。