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概要

土屋博士が生み出したフルカウルマシン「セイバー」の一台で、所有者は黒沢太


所有者のパーソナルカラーである黒を基調としているだけでなく、フロントバンパーにスライドギミックを仕込んでスライドローラーに改造してあったり、可動式のリアウイングと大型のガイドローラーを装備したコーナーリングとストレートを両方強くしたセイバーとなっている。


しかし、最初の頃はノコギリローラーや大型の刃物を装備したバトルマシンとして活躍しており、バトルレースの本場とされているアメリカでの走行経験でパワーアップも果たしていた模様。

だが、元はバトルレースでの運用を想定せず、純粋に走る為に設計されたマシン故に、大神博士の開発した本格的なバトルマシンの前では全く通用せず、またバトルパーツの装備による重量加算が原因で、マシン本来の速さを発揮しきれない等、文字通りの「付け焼刃」となっていた。


後に黒沢が独自にこのマシンを量産化し仲間達にそれらを与えており、「ブラックセイバー軍団」として活躍する事になっている。オリジナルも含めると全部で7台存在し、それぞれに「1」から「7」のナンバーがふられ、黒沢の使用するナンバーは「1」である。

これらは、マシンのナンバーを除いて外見もセッティングも全く同じ仕様となっているのだが、実は黒沢がレース復帰出来ない形でリタイアした場合の対策として、仲間のマシンを代車として「利用」しレースを継続する為で、レースにおいては完全な不正行為となっている(ナンバーのみ、黒沢の「1」を示すシールに張り替えている)。

しかし、これに関しても、マシンセッティングを全く同じで個体差が無さ過ぎる物にした事が仇になっており、ジャンピングスポットでは全てのブラックセイバーが同じ距離しか飛ばず着地点で味方同士による大クラッシュを起こしてしまう事態となっている。


ビークスパイダーを操る沖田カイとの対戦を機に、黒沢は【ミニ四駆の正しい走り】に目覚め、これ以降はバトルマシンではなくなった。

黒沢自身のレーサーとしての実力もあって、その後も様々な活躍をしており、GJCクラスのレースでは、常に上位に入賞する活躍を見せている。


太達と歩んだ戦の歴史



  • ブラックセイバーを複製し、仲間達に配布。「ブラックセイバー軍団」なるチームを作りGJCのスプリングレースに挑む。 しかし、「ルールを無視してバッテリーの交換を複数回行う」、「クラッシュしてしまった自分のマシンに代わり、仲間達のマシンを代車にする形でレースを継続する」等、次から次へと不正行為を繰り返しており、更にはバトル機能によって三国藤吉のスピンアックスを大破させリタイアに追い込む等、やりたい放題であった。しかし、バトルマシンとしての機能が充実しすぎたが故に、マシンの重量が過大となっており、最終的に自分のバトル機能でコースを破壊してしまい、ブラックセイバー軍団は全車とも自滅同然で大破してしまう末路を迎えた。

因果応報である。


  • 辻斬りレーサーの被害を受けた仲間の敵を討つべく、対ビークスパイダー用のバトルマシンに強化される。 レース中、マシンを破壊し続けるビークスパイダーと本機の姿が重なる。これを機に、黒沢の意向によりバトルマシンではなくなり、純粋なミニ四駆として活躍していく。

  • サマーレース前半戦では、雨天ではあったがそれを跳ね除け全員が無事に突破。しかし、後半戦では、ビークスパイダーやプロトセイバー軍団のラフプレーを受けてしまい、黒沢のブラックセイバーもコースを逆走させたビークスパイダーに吹っ飛ばされてしまった。


  • 「SGJC-ビッグチャレンジ-」では、ブラックセイバー軍団と共に参加。黒沢機はブロッケンG、他のメンバーはプロトセイバー戦隊と激闘を繰り広げる。 黒沢機が最後まで残り、ブロッケンGと三位同時入賞であったがSGJC出場への切符を手に入れる。

  • SGJCでは、ファイターから【黒い魔王】と【元祖バトルマシン】という称号を授かる。その名に恥じぬ調整が施された。

  • SGJC Aセクションでは二郎丸スペシャルやスピンコブラと共に挑むが、レイスティンガーのラフプレーを受けリタイアしてしまった。

  • SGJC Bセクションでは、雪原地帯を走破する【スノーSP】なる仕様へ。雪に足を取られることなく吹雪の中を一位でスタートしていて最初はスピンコブラと一位争いをしていた。

秘密兵器の一つとして、かつてウインターレース決勝で妨害装備として使用していた「砂撒きタイヤ」を装備。(黒沢も「(大神軍団との試合には、)どうしても勝ちたかったから」と『また、コイツに頼ってしまったぜ』と藤吉に明かした)。

 レース後半では、スピンコブラとコーナリングで接戦を繰り広げるが、終盤のストレートコースでブロッケンGが参戦しゴール目前のデッドヒートを繰り広げた。



バリエーション

  • ブラックセイバー

基本的にはこれ。フロントに「B」と書かれているが、ブラックセイバー軍団には数字が書かれている。黒沢のも一時期「1」と書かれていたが、後に「B」に戻される。


  • ブラックセイバーCB

アメリカから帰国して再登場した際の名前。ノコギリローラーの他、ウイングチェーンソーが付いている。また、超高速セッティングとなっている。「CB」とは Come Back の略。


  • ブラックセイバーGX

沖田カイとの対戦の際に用意した。ノコギリローラーはもちろん装備。ウイングチェーンソーの仕組みが変わる。また、シャーシ裏にもノコギリが付いている(バトルマシンとしての本機はここで最後)。この対戦終了後にノコギリは全て外され、完全に黒沢はクリーンファイターとなる。


  • ブラックセイバーPG

ガード強化型で黒沢曰く「どんなアタックにも負けない」。実際、並みのアタックではビクともしない。ただ、重いので加速が悪い模様。PGとは「Power Guard」(パワーガード)の頭文字を取ったもの。


  • ブラックセイバーCG

SGJCビッグチャレンジで使用。最新強化型。ブロッケンGのブロッケンファングにも耐えるほど頑丈。リアウイングと右フロントバンパーが損傷した程度で済んでいる。しかし、やはり重いようで、本人曰く「スピード面で不安がある」。


  • ブラックセイバースノーSP

雪道用に改造。ボディを軽くし、第2話のウインターレース決勝で登場した砂撒きタイヤを装備している。スピンコブラやブロッケンGと終始トップ争いを繰り広げた。ただし、軽さ優先なのでアタックには弱い。

劇中では、砂撒きタイヤのグリップ力の高さを魅せるために唯一雪飛沫のエフェクトが大きく描かれている。


  • ブラックセイバーGP

SFCゲーム『POWER WGP2』にて、専用のGPチップを装備し、グランプリマシンとなった。




黒沢謹製装備


  • 砂撒きタイヤ:小型のヘラが装備されたタイヤ。砂を撒き上げて、後続車両のブロックをする。グリップ力が強く雪道も走破できるので、SGJC Bセクションで再び使用した。

  • ノコギリローラー:鋸が装備されたローラー。Gで飛び出す仕組みになっていて、他のマシンのタイヤをバーストさせたり、カウルを傷つける(ただし、Gが無くても出るような描写はある)。

  • ウイングチェーンソー:ウイング型の鋸。 前方のマシンを傷つける。ブラックセイバーCBはコーナーの立ち上がりの反動で飛び出す仕掛けだったが、ブラックセイバーGXはバンパーに衝撃が伝わると出るようになった。

  • 特製ディフューザー:車体後方の気流を乱す装備。これでブロッケンGのハンマーGクラッシュをブロックした。

  • レインタイヤ:スリットが入った雨天対応型タイヤ。レインタイヤそのものは、劇中では販売されているが、黒沢はSGJCの第一試合前日にデザインナイフで自作した(その現場を見た烈やまことから賞賛された)。

立体物

ソニックセイバーの成形色変更&新規造形の可動ウイングが付属した製品として販売。通し番号がついていない。フルカウルミニ四駆No1がマグナムセイバー、No2がソニックセイバーだが、No3はトライダガーXである。

(これは、当初 セイバーの【ブラックスペシャル】として販売するつもりだったらしく ステッカーに付属している「LIMITED EDITION」はその名残だったらしい)


ブラックセイバー軍団の仕様にしたい場合はナンバリングステッカーを製作する(もしくは、デカールを流用する)と再現が可能。


長らくプレミアム版が販売されていなかったが2019年1月に数量限定でSⅡシャーシが採用されたプレミアム版の販売が決定。

マイナーチェンジモデルながら「マグナムセイバープレミアム」から数えて実に約8年後のリリースで、Aパーツ全体がクリアスモークという珍しい仕様になっている。

また、オリジナルでは「LIMITED EDITION」だったステッカーがプレミアム版では「PREMIUM EDITION」に変更されているという凝った仕様になっている。


関連タグ

爆走兄弟レッツ&ゴー!!

黒沢太 フルカウルミニ四駆


ソニックセイバーマグナムセイバー:兄弟機。

ビークスパイダー:黒いボディに金色のキャノピーを持つマシン。頭文字(イニシャル)も共通している

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黒沢太 くろさわふとし

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