プロフィール
概要
大神博士の下でバトルレーサーをしている少年。名前の由来は新選組の沖田総司と戒厳令の「戒(かい)」から。
右手にはビークスパイダーをキャッチするためのグローブを装着しているが、鉄も切り裂くビークスパイダーの風の刃に耐えられるグローブの素材は永遠の謎。
アニメでは金髪だが、原作漫画や続編の『Return Racers!!』では黒髪である(コロコロアニキ2018年夏号の付録やカラー表紙では、原作者がアニメと同じく金髪赤眼で塗るファンサービスを行なっている)。
常に丁寧語で喋し、初めての敗北を味わされたネオトライダガーZMCを持つ鷹羽リョウに対して激しい対抗心を燃やしている。
「完全なる勝利」に拘り続けており、当初は相手レーサー達のマシンを破壊することでそれを成し遂げられると信じていたが、烈や豪達とのレースを通じて次第に考えを改め、「正々堂々とレースで勝負し、勝利する事」として考えるようになった。
SGJCの最終戦にてバトルレーサーではなくミニ四レーサーとして歩み始め、大会終了後は大神博士の下を去り、バトルレーサーから足を洗う。
アニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』
アフリカのミニ四駆レースチーム「サバンナソルジャーズ」のコーチに就任。万年最下位だった当チームを挽回させるための外部コーチとして登用され、チームを優勝へ導くために奮闘する。
当初はチームリーダーのジュリアナ・ヴィクトールだけが彼に従わず、勝利に固執してBSゼブラの空気の刃であらゆるモノを破壊し突き進む姿に「まるで以前の僕じゃないか」と焦るシーンがあり、改心したことを強調させる場面も見られた。(この行動でビクトリーズメンバーは評価を改め、チーム同士仲が良くなった)
その後紆余曲折を経てジュリアナからも信頼されるようになり、それどころかメンバーからは中々慕われているようで、ゲンから「スペインチームに来ないか」と誘いがあり、それを聞いたチーム一同が戸惑い、引き留めるためにあれこれ策を講じられている。この時は、選手としてレースにも参戦していた。
ビクトリーズ全員と関わりがあったことからビクトリーズのマシンの能力をちゃんと把握しており、相手に合わせて的確な指示を出していたほか、ビークスパイダー1台で仮想ビクトリーズをこなせるようセットしている描写がある。
なお、パラレルではあるがゲーム版WGP2では彼個人にファンが付くようになったり、ビークスパイダーが破壊された際には豪がかなりの憤りを向けるといった関係性の変化が見られる。
このゲームでは諸事情でカイが途中からレギュラーに入っており、原因となったチームにガチギレしてバトルレーサーとしてのカイに戻りかけるイベントがある。(仇討ちをチーム総出で止めに入り、ドン引きしたジュリアナが説得のためにビクトリーズを呼ぶ事態になった)
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!Return Racers!!』
小学生編ではクラッシャージローにビークスパイダーを奪われ、ビークスティンガーGにされただけではなく、彼を率いるデスエンジェルズ達に人質として囚われてしまう。その後星馬兄弟がレースでクラッシャージローに勝ったために元に戻してもらったが、怒りの感情は消えないままだった。
その後中学編で再登場。レイ、ゲンと共に運び屋をやっているが、何を運んでいるかは不明(アニメと異なり、改心したのかは不明)。成り行きで星馬兄弟と勝負することになるが、烈のGブラストソニックを相手に敗北した。
中学生編では中学2年生相当だが学校(大神学園)に通っているかは不明で、『超青春ドラマCD』第1弾で豪に言及されてた内容よれば、中学生になった彼は巨乳美少女になった三国チイコに好意を抱いており、豪と同様にアタックをしているという衝撃の事実が判明する。
使用マシン
取り付けられたフロントカウルからかまいたちのように風の刃を作り出すバトルマシン。その威力は鉄をも切り裂くため、ミニ四駆というより凶器である。詳細は該当項目を参照。
演者について
カイを演じる今井由香氏は、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』にてユーリ・オリシェフスカヤ、映画『暴走ミニ四駆大追跡!』にてリオン・クスコ、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』にて堂本サユリを演じている。
関連タグ
金色の闇 - 髪(アニメ)・目の色・誕生日が同じ・常に丁寧語口調・危ない得物を持っているという点で共通するキャラクター。