概要
大神博士が理事長を務める小学校「大神学園」の生徒で、バトルマシンを授けられた三人組の事。
改心し大神のもとを離れたJに代わり派遣された。
大神が自らの理論を証明するために町中でレースをする子供たちのマシンを襲ったり、公式レースに参加しマシンを破壊するなどしていた。
ただし子供達の目には彼らのマシンは畏怖対象になっていた一方で、その攻撃性や性能に心奪われたものも決して少なくない。実際、彼らの影響がミニ四駆のバトルマシン化を押し進めていた時期もあった。
基本的にマシンを使用する時以外は大神が手駒として扱っているだけのため、故意のメンテナンスや改造といった類の行為は大神が許さない。
「爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!」でも回想で登場しているが、デスエンジェルズにあっさり壊された挙句そのボスのクラッシャージローに三台を融合させたキメラマシンビークスティンガーGに勝手に改造させられ、星馬兄弟を誘き寄せるための人質にされてしまうなど扱いは不遇。中学生編にも登場するが、ゲン以外は星馬兄弟に敗北する。あれだけ猛威を振るっていた三台があっけなくやられる様はマシンの性能インフレの物悲しさすら感じる。
ちなみに大神軍団のバトルマシン三台はいずれもプレミアム化済み。初代を差し置いて…
メンバー/使用バトルマシン
メンバーの名前の由来はいずれも新撰組の姓と戒厳令(かいげんれい)から来ている。
沖田カイ/ビークスパイダー
金髪に赤目の小学四年生の少年。
丁寧口調で冷酷な性格であるが、年齢相応にかなり激しやすい部分もある。
ビークスパイダーは鉄をも切り裂く空気の刃を持つ。
アニメ版では改心した後、WGPでサバンナソルジャーズのコーチとなり、カスタム機のビークスパイダーゼブラが登場。
名前の由来は沖田総司+戒。
近藤ゲン/ブロッケンG(ギガント)
眉なしの巨漢の小学六年生。体格はデカいものの、性格はどちらかというと子供っぽい。
常に飴を舐めており、感情が昂ると噛み砕く癖がある。
ブロッケンGは壁や地面を突き破れるほど堅牢さを誇り、マシンそのものが鈍器のような存在。
後にボディカラーを黒に変えたブラックスペシャルが登場。アニメ版WGPでも30話で後継機として登場している。こちらも改心したようで、スペインでチームを作った。
名前の由来は近藤勇+厳。
土方レイ/レイスティンガー
黒髪ロングが麗しい容姿が特徴的な小学六年生。だが男だ。
三人の中では最も極悪非道な性格で、カイやゲン改心後もバトルレースに身を置いていた。
レイスティンガーは赤外線レーザー誘導による広い行動範囲と、空気の刃以上の破壊力のあるZMCの隠し針を持つ。原作ではさらにフロントカウルがターゲットを確保するためにクローのように稼働する。
大神が自称最高傑作を謳うだけあり、アニメ版MAXでは大神の実娘がカスタム機ファイヤースティンガーを受け継いだ。
名前の由来は土方歳三+令。