概要
登場は物語13話「六人目のフルカウルレーサー」。所有者は鷹羽二郎丸で、購入したものではなく土屋博士から授かったセイバー600。
兄・鷹羽リョウのマシンを意識して、ブラックカラーのボディに金色のファイアパターンが施されているのが特徴。
破壊から復活する度に「スペシャル」が増える(最終的に5つ付く)
ウイングの文字はキットのトライダガーXに付いている文字と同じ「BRUTE POWER」となっている。
二郎丸と歩んだ戦の歴史
- 土屋カップ
初陣であるがブレークインに本番用の電池を使うというレース前からミスを犯してしまう。星馬豪の目を盗んで彼の本番用電池と自身の失敗電池を交換する反則を行うもそれに気付いたリョウの手で豪の電池は戻され、二郎丸の本番用電池にはリョウのものが使われ、リョウは二郎丸の失敗電池を使用して、レースに臨むことになった。
しかし、如何なる理由であれ、反則をした報いなのか耐久レースの途中でタイヤが取れてしまうというトラブルでリタイアとなる。
- SGJCサマーレース前半戦
対バトルマシン用に星馬烈謹製のアルミアーマーを装備。前半部を潜り抜けた。
- サマーレース後半戦
二郎丸が船酔いに苦しみながらも共に走るが逆走してきたビークスパイダーのラフプレーで走行不能になってしまう。
ちなみに沖田カイは二郎丸の「船酔いなんかに負けない」を聞いており、「(船酔いには、勝てるかもしれません。) でも僕には勝てませんよ?」と嫌味を吐き捨てる。
- ブロッケンG襲来
徐々に追い詰められていき、ハンマーGクラッシュの餌食になってしまった。
最初こそショックを受けたが、リョウから「大丈夫だ修理できる」とダメージレベルが酷くなかったことが明かされ、慰められる。
- SGJCオータムレース
グレードアップして復活し、二郎丸スペシャル・スペシャルと名を改める。
終盤、レイスティンガーに貫かれてしまうが針が抜けなくなり、列車状態でレイスティンガーに押されるがままに他のマシンへの攻撃や壁への衝突を繰り返されボディを半壊させられてしまう。
ショックのあまり二郎丸は放心するもレイスティンガーとくっついたままだったために結果的に1位を獲得し、SGJCへの切符を手にした。
これに対し、リョウは「本戦では実力で勝てよ」とコメントしている。
- SGJC本戦 Aセクション
二郎丸スリースペシャルと名を改める。
レイスティンガーのラフプレーを何度か退けるがモーターを貫かれてしまったためにリタイア。
- SGJC本戦 Bセクション
雪原仕様で出場。
ラフプレーを受けることなく、無事に完走。
- SGJC Cセクション
ラフプレーを受けることなく まことのセイロク2001と共に無事に完走。
【WGP】
二郎丸スペシャルスペシャルスペシャルスペシャルとなる。
- GJCスプリングレース
豪のマグロク2号、黒沢のブラックセイバー、まことのセイロク2001、ジュンのホームランマンタレイとトップ争いの末、3位入賞
- ファイナルステージ初日後
ホテルにて、マグロク2号、藤吉のスピンコブラと共に走っていた。
【MAX】
二郎丸スペシャルスペシャルスペシャルスペシャルスペシャルと改める。
- 壮行会
ボディキャッチが外れ、シャーシの状態になってしまったが逆走で乱入してきたマックスブレイカーをコースアウトさせるという奇跡を起こす。神に愛されたマシンの異名は伊達ではなかった。
- 空港レース
空港の滑走路にて行われた野試合でちゃんとした形でマックスブレイカーと対決。
壮行会とは逆に性能差が現れ、最下位となる。
原作
特別編でトライダガー二郎丸スペシャルが登場。
見た目はほぼトライダガーXだがフロントノーズのロゴが「JIRO丸」になっており、フロントカウルがネオトライダガーZMCのように加工され、ウイングも一新されている。
ちなみにウイングの形状は偶然にも原作から約20年経過した後に登場したブラストソニックと酷似しているため、移植することで立体化再現は意外と容易だったりする。
ゲーム作品では
SFC用作品「爆走兄弟レッツ&ゴー!! POWER WGP2」では、GPチップが搭載されてグランプリマシンにクラスアップしている。 が、ガールフレンドのヤエちゃんとのレースで敗北してしまった(ヤエちゃんの技量なのか、ビギナーズラックだったのか それとも二郎丸がわざと負けたのか 不明である
超速GPにもアップデートで追加され、登場。超速GPは原作の設定がされてるが、二郎丸スペシャルは原作ではなくアニメの方が登場した。実はアニメオリジナルで尚且つ市販化されていないマシンで最初に登場したマシンである。