概要
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の世界編(アニメでの『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』)に登場するイタリア代表のミニ四駆レーサーチーム。
チーム名はイタリア語で『赤い道』(赤い街道)を意味する。
チームとして
メンバー全員がミラノのスラム街出身者で家族がいるかどうかも不明。
スラム街のどん底からミニ四駆1つで這い上がってきたため、勝利への執着が強く、勝つためなら卑怯な手段だろうと何でもする凶悪なチーム。それ故に個人個人の我が強く、チームワークは最悪。
実際、ルキノ・パルナーバがリーダー(No.1)の座を狙う程である。
対戦相手を審判やカメラの死角に誘い込み、車体に仕込んだナイフで闇討ちすることでリタイアに追い込み、勝利を手にしてきたバトルレーサーチーム。この技は、『アディオ・ダンツァ』(イタリア語で死のダンスを意味する)という。
しかし、バトル行為をしなくても個々にレーサーとしての実力は高い。
当初はクリーンな人格を装っていたが、対クールカリビアンズ戦でのピコ・パルティアのマシンの破損状況から疑いを抱いた星馬豪(豪以外にも各チームの有力者はすでに疑いを持っていた)の活躍で、最終的に馬脚を現してしまい、ファイナルステージまでの2ヶ月出場停止処分を受けた。しかし、それまでに稼いだ勝ち点は(証拠不十分からか)無効にならないため、上位4チームでのファイナルステージへの出場切符を獲得。なお、上記の不正の発覚に関連してルキノがチームから離反。そのため、ファイナルステージには4人で出場することとなった。
ファイナルステージでは上記の経緯から、相手マシンへの直接攻撃はせず、仲間同士の衝突事故を装い衝撃波を通す新アディオ・ダンツァを試みる。その初日のレースはリオーネ、ジュリオ、ゾーラの3人が出場。NAアストロレンジャーズのエッジ・ブレイズのバックブレーダーにダメージを与えるも、リタイアにまでは至らなかった。その後は鷹羽リョウのネオトライダガーZMCに割り込まれたことによる未遂などで、同日に出場したマシン3台のうち2台が走行不能に。ジュリオのみが完走して3位。
2日目はカルロのみ出場、一時は最下位まで落ちたものの、怒涛の追い上げをみせる(勝者の条件!)。
3日目では4人で出場。この最終日のレースではリオーネがリタイアし、残りの走者も上位入賞を逃してしまう。
チームのオーナーは、明らかにされてはいないが、マフィアであろうと推測出来る描写がある。
また、チームワークに否定的な発言をしていた。
姿形は一瞬だけ描写されており、眼鏡を掛けたオールバックの初老男性。
監督は作中で登場しておらず、「監督なんて必要ない」というセリフや、レース中に指示を受ける描写も無い。
が、設定資料集にて存在が明かされた(没キャラ)。
ゲーム『WGP2』では、ルキノがチームに復帰している。
チーム構成
ユニフォーム
原作では上半身は赤、下半身は黒のズボン。アニメでは上半身は山吹色、下半身は黒のズボン。
関連イラスト
関連タグ
カルロ・セレーニ カルロ(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP) ルキノ・パルナーバ ジュリオ・ディ・アンジェロ
ヘルスキッズ:徳田ザウルス作『ダッシュ!四駆郎』に登場するミニ四駆レースチーム。
勝利を手にするためなら如何なる手段も問わない。