概要
漫画『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の世界編及びそのアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』に登場するアメリカ代表チーム。
アルファベット表記は "NA ASTRO RANGERS" で、NA(エヌエー)はナショナルチーム・アメリカ(Nationalteam America)の意味。
メンバーは全員NASAの研修生でミニ四駆は宇宙飛行士訓練の一環として行っている。そのため当初はミニ四駆によるレースを「お遊び」と称し、星馬豪等から怒りを買っていた描写が原作にある。
作中では、優勝が有力なチームとして目されていた。
特徴
全員が厳しい宇宙飛行士訓練から選ばれたレーサーだからか、参加チームの中でもエリート意識が強く、当初は技術力やチームランニングの技量に大きく劣るTRFビクトリーズを見下していた。だがレースを重ねるうちに良きライバルチームとなり、ミニ四駆の事も心から愛するようになる。
ファイナルステージにもTRFビクトリーズ、ロッソストラーダ、アイゼンヴォルフと共に出場。最終日にはリーダーのブレットが、ミハエル・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカーと豪と三つ巴のレースを展開した。
使用マシンは、「バックブレーダー」。
リーダーのブレットが1で、以下エッジが2、ジョーが3、ミラーが4、ハマーDが5と番号が振られている。リーダーのブレットのだけ星条旗のようなペインティングが施してある。各人の得意な走り方に則りそれぞれ異なるチューニングがなされている。
戦術
人工衛星を使い、オペレータールームと連絡を密に取ることでデータ収集を行うという非常にハイテクな技術を使い、WGPチーム随一の情報収集能力を持っている。
その正確で豊富な情報を元に、常にリーダーのブレット・アスティアを中心に計算された緻密なレースをする。しかし情報に頼り過ぎて、思わぬアクシデントに対応できず負けてしまうこともしばしば。→落ち着けハマーD!
とはいえバトルマシンの本場とされるアメリカで、バトルレース抜きでアメリカ代表チームに選ばれた実力派チームでもある。
メンバー
※数字はマシンの番号
- ブレット・アスティア(リーダー)
- エッジ・ブレイズ(NO.2)
- ジョセフィーヌ・グッドウィン(愛称はジョー)
- マイケル・ミラー
- ハマー・デーヴィッド・グラント(愛称はハマーD)
監督はデニス。ミニ四駆一筋の人物であり、メンバーが全員宇宙飛行士候補生だというのに、自らは宇宙に関することは不得手。
しかし、レースを通じてメンバーがミニ四駆を楽しむようになってきたことを嬉しく思っており、またミニ四駆を純粋に愛する子供を多く抱えている土屋博士のことを羨んでもいる。WGPファイナルレース三日目では、土屋博士や鷹羽二郎丸と一緒に、レース観戦をしながら昼食で蕎麦を食べていた。
なお、ジョーがビクトリーズの鷹羽リョウに好意を寄せていることに気付いており(リョウジョー)、「うちのジョーがそちらのリョウ君の住所を知りたがっている」と土屋博士に尋ねていた。
ジョーがリョウの住所を知ることが出来たかは不明。(そもそもアニメの鷹羽兄弟はテントで野宿生活なので、明確な住所は決まってないのでは……?)
関連イラスト
関連タグ
爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 爆走兄弟レッツ&ゴー!! NASA 宇宙飛行士 落ち着けハマーD!←ビクトリーズとのレース中でのハプニングでブレットが発した台詞
アストロブーメラン:同じ第二次ミニ四駆ブーム期にあった、車名に「アストロ」を冠していたミニ四駆。こちらはスーパーミニ四駆。