概要
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』編に登場するロシア代表のミニ四駆レーサーチーム。原作には登場せず、チームも構成員も共にアニメオリジナル。
CCPは、正確にはラテンアルファベットではなくロシア語に用いるキリル文字でССРと書き、かつ英語読みで「エスエスアール」と発音する。
各チームにはテーマBGMが存在するが、シルバーフォックスのテーマは特に人気が高い。ビクトリーズとの2戦目にて、ユーリvsリョウの雪原セクションにおける熱き一騎打ちでもアップテンポ版が使用された。
使用マシンはオメガ。
構成員
5人の構成員は全員男子。
ユーリ・オリシェフスカヤ→FOXリーダー(声:今井由香)
セルゲイ・ミハイロビッチ・マレンコフ→FOX1(声:山崎依里奈)
アレクセイ・デミトリビッチ・ファディエ→FOX2(声:西村ちなみ)
ウラジミール・イワノビッチ・コーチン→FOX3(声:東久仁彦)
アントン・ワジレビッチ・ロジコフ→FOX4(声:酒井哲也)
と構成員にはいずれも「FOX」というコードネームが付いている。
チームワークはナンバーワン。 リーダーのユーリの技量はWGPに通じる程高い反面、彼以外のメンバーは技量が少々低く、ユーリが他のメンバーの補助をしていることが多い。
それはユーリ自身が、チーム監督も兼任している為、FOX1~FOX4のマシンセッティングを観察しグレードアップの指導をしていたり、チームランニングでは最後方を走りメンバーのマシンコンディションを見守り指示を出していた。
これが災いし、ユーリ自身の実力が出し切れない事もある。
実際、ビクトリーズとの1回、2回目の試合で勝利できたのも、チームワークだけでなく「運」の要素も加わっていたからであり、1回目では星馬豪が支持を無視した独断行動、2回目では同じく豪の独断行動で彼と三国藤吉がリタイアになり、コースの最終エリアがシルバーフォックスにとって有利だった事が起因している。
その結果、3回目での試合では、チームワークが取れる様になった上に新型モーターまで搭載された結果、全車周回遅れで大敗を喫してしまっている。
4位決定戦においては、チームランニングに頼らないレーサーとマシンの特性を最大限に活用した「フリー・フォーメーション」によって、フォーメーションが崩された隙を突かれる形で敗北が決定してしまっている。
この為、チームワークの優秀さに関しては間違いなくダントツなのだが、逆に言うとチームワークやユーリの指示に依存し過ぎていたのがシルバーフォックスの弱点であったと言える。
TRFビクトリーズとの試合
- 1戦目では、FOXリーダー~FOX3で各コースを分担のうえ最適なセッティングを生みだし、FOX4は天候を読み取った上でレースに挑み、チームが一つになって勝利を手に入れた。
- 2戦目は自慢のチームワークで勝利しミニ四ファイターをして鬼門とまで評されていた。 FOX2が先行してコースコンディションのデータ収集し、FOXリーダー、FOX1、FOX3、 FOX4へ最適なセッティングを伝達しチームの勝利に貢献。 FOXリーダーが1位、FOX3が3位を獲得し勝利。
チームワークを武器に、中盤まではイタリアのロッソストラーダ、アメリカのNAアストロレンジャーズに次ぐ3位につけていたこともあった。終盤では4位決定戦に出場し総合5位で終戦を迎えるなど好成績を記録している。
ゲーム作品では
SFC用作品「ミニ四駆レッツ&ゴー!! POWER WGP2」に登場。予選レースを突破し第二回WGPの出場切符を獲得している。作中ではプロトセイバーEVO.と何度かレースをすることになる。