南条隼人
なんじょうはやと
CV:折笠愛
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』に登場するアニメオリジナルキャラクター。家は柔道の道場を営んでいる。星馬豪に憧れ、豪に弟子入りした少年。豪より一つ上、豪の兄である星馬烈と同じ小5。
豪よりミニ四駆の知識はあるようで、豪がカッとびマシンのセッティングの際、小径タイヤを履かせるセッティングに対し、「タイヤは大きい方が良いのでは?俺のマシンはフルカウルではないですから」とツッコんでいる(豪は「カッとびマシンはスタートダッシュも大事なの!」と言うが)。
マシンはレーサーミニ四駆の【アスチュートJr.】。後に豪から貰ったマグロクをチューンナップした黒帯セイロク。これに関しては後述。
登場はアニメーション版の物語第42話【ミニ四師匠豪!? 秋祭りレース開催!】。
いつも通り佐上模型店でミニ四駆レースを挑む星馬豪に弟子入りを頼みこむ。
彼と通じてミニ四駆レーサーとしての技術力に更に磨きがかかり、ミニレースに参加していたセイバー600を追い抜き三位を獲得した。
今度、神社で開催される秋祭りレースに出場する約束をするのだが・・・
17時を告げる鐘の音を聴くと、急いで家に帰る(何度か起きていたため、豪は気になって後を追ってきた)と
父からお叱りを受け『ミニ四駆(こんなもの)で遊んでいる暇なんてお前にはないんだ!』と愛車のアスチュートjrを破壊されてしまう。 その態度に豪は激怒
『なんてことするんだよ! わかんないのか? 隼人は、ミニ四駆をやりたいんだ!』
と彼の父に掴みかかろうとするが隼人の静止を受ける。その後、破壊されたアスチュートのタイヤを彼の父に投げつける。
夜の公園で、豪と会話『父は、自分を【柔道の世界】で一番にしたいんです』と父が自分の将来をどうしたいのかを伝える。 しかし、ミニ四駆を破壊したことに対して怒りが収まらなかった彼に『・・・・そうですよね、あのアスチュートjrは 父さんが買ってくれたものなのに・・・柔道の練習ばかり 本当は俺・・・皆と一緒にレースに出たいのに!』と本音混じりに言うと
豪から『だったら、あんな親父の言う事を気にしないでレースに出ようぜ!』と誘、マシンがもう存在していないことを伝える。 豪から『マシンなら任せておけ!』と言われレースに出ることを推される。 しかし、優しすぎる性格から『ミニ四駆も好きだし、レースも出たい・・・でも、柔道も大切だし・・・』と気持ちが定まらず、迷いが生じていた姿に豪から【破門】を言い渡された。
後日、父と共に柔道の稽古をし終了した時 父から『先輩の頼みで大学の柔道部の顧問をやることになってな、日曜日に引っ越すことにした』と伝えられる。
日曜日は秋祭りレース開催の日、 豪とも喧嘩別れ、ミニ四駆への気持ちも整理がつかない状態で「勝手な言い分」を言い渡されたことに 柔道着姿のまま道場を飛び出し佐上模型店を目指す、豪とちゃんと話をするために。
到着し豪達と出会うが、肝心な豪からは『そいつは破門にした』と言い渡される。 これを聴いた烈から止められ、ジュンは豪に説教をする。
烈との会話で『ミニ四駆をやりたいんだろう? だから、佐上模型店(ここ)に来たんだろう?』と聞かれると素直な気持ちを打ち明けた。
すると、それを聴いた豪は『俺が前に使ったセイロクだ。 VマグナムやVソニックと張り合ったことがあるマシンなんだぜ』と彼がVマシン奪還のために製作したセイバー600を渡される。
『「ミニ四駆をやりたい」なら「やりたい」。 「レースをやりたい」なら「やりたい」。 それでいいんだぜ? 秋祭りレースは日曜日、最高のマシンにするんだぞ』と言われ、柔道を行いながらもマシンを最高の状態に仕上げていく。 ボディの塗装はスプレーではなく筆塗りで、筆ムラもなく綺麗に塗装がなされていく。
豪との約束を果たすために、気合いを入れて挑む。 白地に黒の一本線が入った柔道着のような配色から【黒帯セイロク】という名前を彼に付けてもらい決勝戦まで勝ち残る。
レースの結果は三位だったが、満足しレース終了後 黒帯セイロクと共に手紙を置いて会場を去る。
豪は「(律儀に)返さなくてよかったのに・・・しょうがねぇな、マシン持って行ってやるか!」と隼人の自宅へ訪ねると、お隣さんから初めて隼人が引っ越しすることを知らされる。
そして、夕刻。 引っ越しのトラックに乗って移動している途中 後方から自分を追いかけてきた豪と黒帯セイロクを見かけ、急いでマシンを回収する。
『こら、隼人!忘れてくんじゃねえ!そのマシンは、もうお前のものだ。ちゃんと持って行け!』と豪が伝えると
父に『ミニ四駆と柔道・・・どっちもやりたいんだ!』と真っ直ぐに気持ちを伝えると
『お前が決めたことなら、父さんは何も言わない・・・・(ミニ四駆と柔道)両方、頑張れ!』父から言われ
ミニ四レーサーと柔道の両立を許してもらい、黒帯セイロクと共に新たな街へと向かうのであった。