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ベルクカイザー

べるくかいざー

ベルクカイザーとは、こしたてつひろ作のコミック『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』及びアニメーション作品『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』に登場する小型レーシングマシン(ミニ四駆)である。
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概要編集

爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(メディアミックス作品での『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』)の第1回WGPにてドイツのミニ四駆レースチーム、アイゼンヴォルフが使用するマシン。ドイツ語で「山岳の皇帝」の意味する。採用シャーシは整備性、拡張性に優れたスーパー1シャーシ


黒いボディに唐草模様が施されており(なぜドイツで唐草模様なのかは不明だが)、コクピットが中央に配置されていない左右非対称ボディという類を見ない形をしている。更にボンネットから後部カウルにかけて大型のエアインテークを設けることで内部メカへの冷却性能を向上させている。原作とアニメで設定が異なるが、双方で強豪マシンとして活躍する。


原作編集

全機コクピットは右側に配置。アニメ版におけるR型に相当。登場当初から全員が所持。アニメ版における2軍チームやベルクマッセの存在の描写は無い。


アニメ編集

2軍チームが帰国しベルクマッセが退場した後、アイゼンヴォルフの決戦用マシンとして登場。

右側にコクピットが配置されたR型と、左側にコクピットが配置されたL型が存在している。オンロードでの高速マシンに分類されるがコーナーに弱いわけではない。オフロードは対策はするものの性能が鈍るようである。


R型
ミハエル・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー

L型
シュミットさんお誕生日おめでとうございます2017


使用者は

R型はミハエルエーリッヒ

L型はシュミットアドルフヘスラー

なおヘスラーはファイナルレースにおいてR型で参戦しており、「R型⇔L型を状況によって切り替える」といった描写がなされた。


初登場レースにおいて、シュミットとエーリッヒがそれぞれ自機を「ベルクカイザー2(ツー)」「ベルクカイザー3(スリー)」と何故か混成の呼称で呼んでいるが、これまでリーダーとして2軍を支えたエーリッヒが3番手、かつ1(ワン)に相当する真のリーダーが別に存在することを分かりやすく描写するためだと思われる。

このレースではツヴァイ・フリューゲル(後述)発動のタイミングをミハエルが見定め、優勝争いをしていたビクトリーズとアストロレンジャーズをはるか後方から追い抜いてチェッカー直前で逆転優勝し、鮮烈なデビューを飾った。


必殺技編集

R型とL型を並走させることで必殺技『Zwei Flügel(ツヴァイ・フリューゲル)』『Zwei Rakete(ツヴァイ・ラケーテ)』を発動できる。互いのコクピットが中心に来るように並走させればフリューゲル、逆側でラケーテが発動可能となる。J曰く「バックブレーダーのパワーブースターより強力」との事。

これにより、常にワンツーフィニッシュを狙い勝利を確実に手にできるようになるが、合体技なので間に割り込まれると発動できない。強力な加速力を得ることができるが、車体への負担が大きいため長時間の使用ができないのが欠点。


立体物編集

Vマシンタイプのサイドガードを備えたスーパー1シャーシが採用されたR型が発売されている。現在は、スーパーⅡシャーシが採用された『ベルクカイザープレミアム』も販売され、アミューズメント施設限定の景品として『ベルクカイザー・フェンリル』が登場した。


※「プレミアム」「フェンリル」にはノーマルモーターが付属している。ステッカーの仕様もホイルステッカーになっているためより高級感が溢れている他、「プレミアム」にはオリジナルのゴールドの「EXサイドステー」も付属するお得なセット。


シュミットやアドルフが使用したL型はアニメ版オリジナルのマシンであるため販売されてない。

(コクピットの配置だけでなく、シャーシも形状が異なるのも理由なのだろうか?)


それ故か、発売されないあまり自分で作ってしまった猛者が現れた。 また、オリジナルでセンタータイプのベルクカイザーを作ったり 大型化や肉抜きなどの加工、FM(フロントモーター)化や低重心化といった改造を施しても崩れることがないビジュアルは 劇中での活躍もあって非常に人気が高く、多くのユーザーに愛されている。


公式の物販店では、ブラックメッキボディやシルバーメッキボディが販売された。また大会の景品としてクリアレッドのボディが用意された


ゲーム作品では編集

残念ながらツヴァイフリューゲルおよびラケーテは実装されていない。フリーバトルモードやタイムアタックではミハエル機を自機として使用可能。

シナリオモードでも自機として選択することが可能(仕様はミハエル機のR型)。これでクリアした後のおまけシナリオをクリアすると……?

今回も合体技は無し。

最初から1軍チームとともに出場。本ゲームはある程度の負けレースを経てもエンディング(一本道)を迎えることは出来るが、ベルクカイザーとは勝利数を重ねないと直接戦うことができない。ツヴァイラケーテを拝めるのもその時のみである。そんな王者の貫禄を保ちつつ恵まれない登場機会の鬱憤か、終盤あるミニ四駆が暴走した際には、ミハエル機が先陣を切って駆け付けた。


2020年12月25日からイベント「皇帝ベルクカイザー!」にてR型とL型の双方が実装、同時にガチャイベント「神速フェス」にてプレイヤーも入手可能となった。ボディ特性もそれぞれ異なり、どちらも節電効果の低下と引き換えに前者は最高速が極端に上がる「高貴な走り」、後者はコーナーリング速度が極端に上がる「気高き力」となっている。ちなみに実際の商品として発売されていないアニメオリジナルマシンの実装は今回が初めてではなかったりする


小ネタ編集

  • 当時販売されていた【トライダガーX ミニ四駆BOOK】にて、トライダガーXの改造マシン「トライダガーGWX」というものが本機の元となったと言われている。(コクピットの位置は、左側にあるらしい)
  • 劇場用作品『暴走ミニ四駆大追跡!』では、カラーリングが少し変更されているものが登場。TRFビクトリーズと激走を繰り広げるが、整ったフォーメーションでコースを駆け抜けるビクトリーズに敗北した。
  • アニメ版でも屈指の人気を誇る第100回「勝者の条件」では、ニコニコ動画にアップされた動画内でミハエルが苦戦し声を荒げる場面に「スーパー1シャーシだからだろ」などという辛辣なコメントが多数寄せられる。

関連タグ編集

爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP ミニ四駆 フルカウルミニ四駆 左右非対称

ベルクマッセ

ミハエル・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー

エーリッヒ・クレーメンス・ルーデンドルフ

シュミット・ファンデルハウゼン・フォン・シューマッハ

アドルフ・ホルト カール・ヘスラー


バスターソニック ディオスパーダ

ビートマグナム バックブレーダー

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