「この海に…散れ!!」
「俺に傷をつけていいのは…局長だけだッ!」
CV:福山潤
概要
アニメ『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』の登場人物。
オーシャン・ドーパントに変身し、仮面ライダーダブルと交戦する。
冴子のことは普段は「冴子様」と呼んでいるが、彼女からは「局長」と呼ぶよう度々注意されている。
両耳には冴子からプレゼントされたピアスを付けている(変身前後を問わずよく撫でている)他、機密保持用の自爆機能を持った「マスカレイド」ではないメモリを与えられていることから彼女からの評価は高かった模様。
余談
原作には登場しないアニメオリジナルキャラ。
予告映像では本編未登場のドーパント態に変身しているが、冒頭の台詞や名前などからメモリだけ登場していた「オーシャン」ではないかと予想されており、その予想通りオーシャン・ドーパントに変身した。
冴子からは「大嶋」としか呼ばれておらず、劇中ではフルネームが登場することは無かった。パンフレットによると下の名前はアフレコの際に急遽考えられたとのこと。苗字は本作の脚本の樋口達人氏がオーシャンをもじって名付けたもので、下の名前は大島渚からの連想。ピアスや髪の色は「海っぽい要素」ということで青系の彩色となっている。
演者の福山氏は『ライドカメンズ』の高塔戴天/仮面ライダー塔天役以来の仮面ライダーシリーズへの出演。
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ネタバレ注意⚠️
仮面ライダースカルと仮面ライダーダブルとの交戦によりタブー・ドーパントへの変身が一時的に不可能となった冴子に代わり、ダブル粛清のために追跡。
海岸で左翔太郎とフィリップが変身したダブル・ファングジョーカーを発見、オーシャン・ドーパントに変身して交戦。
オーシャンの能力で圧倒するが、自動操縦で駆けつけたハードスプラッシャーの救援により戦況が狂い始める。
ダブルが操縦するハードスプラッシャーの体当たりで支配していた海水と本体が引き剥がされてしまい、そのまま「ファング・マキシマムドライブ」を空中でマトモに喰らい爆散。
海へと落下しそのまま死亡したと思われる(そもそも当時のダブルにはメモリブレイク機能が搭載されておらず、たとえメモリと分離できたとしても溺死は免れない)。
海岸には冴子から貰ったプレゼントであるピアスのみが海岸に打ち上げられ冴子の元に戻って来たが、当の本人は「使えない奴」と一蹴し、そのピアスは捨てられてしまった。
真の余談
- ダブルの前に姿を現した際、海上を歩いていたことから彼もまたハイドープに近い領域に達していたと思われる。
- なお、本来フィリップはミュージアムにとっては絶対に失ってはならず、必ず生け取りにする必要があるのだが、劇中では明らかに海中の尖った岩に刺そうとしたり殺しかけている。どうやら、メモリの毒素と冴子への忠誠心で暴走していた様子。