CV:今井麻美
概要
御成屋総合技術開発室兼超越科学開発室兼実証量子応用室兼総合給湯室管理官兼特殊研究室に所属する女性研究者。
ギアの可能性を追求し、世の中の平和と発展に役立てたいと思っている。
実際は…。
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ここから先は「アリス・ギア・アイギスEX」における重大なネタバレを含みます。未見の方は要注意!!
実は彼女が事件の黒幕。
実際は、ギアに過剰に高いスペック実現だけを求め、そのためにアクトレスへの負担を一切考慮しない改造ギアの開発とそれを用いた非人道的な人体実験を行い、何人ものアクトレスを廃人に追い込んでいた。
テストパイロットの未帰還問題は彼女が所属する御成屋が、アウトランドに禁止されたコアへの改造行為をしており、この改造によって増大した負荷に装着したアクトレスが耐えられず心身が破壊され廃人となってしまったためであった。後述の通りヴェルサスのようになってしまったアクトレスもいた可能性がある。
なお、彼女の開発した違法ギアには一応アクトレスへの負荷を調整するリミッターが装備されているが、実験ではもっぱらいきなりアクトレスに負荷をかけすぎてアクトレスの精神が壊れてしまうのを防ぐためだけに使われ、レベルを徐々に上げ最終的にはバイタルが危険域に到達しアクトレスが壊れるまで上げては限界を探るなどといったアクトレスの生命の安全を無視した実験効率優先の使い方しかされておらず、この辺りでも彼女のマッドサイエンティストとしての側面が強く現れている。
また、アリスギアEX最終盤でも高幡のどかを参加させた実験において、夜露への遠慮から攻撃を渋るのどかから冷静な判断力を奪い更なる成果を得るため、突然対人攻撃のリミッターを外し常人なら完全に暴走&廃人確実の超高レベルの制限解除を他スタッフの制止を振り切ってまで行うなど更なる悪辣さを現わにしている。この結果暴走したのどかはヴァイス化の兆候まで示し、かつてのヴェルサス事件(時系列的にヴェルサスが現れるよりも前かもしれないが)の二の舞になる危険性をはらんでいた。
最終的に実験現場に駆け付けたゆみ・楓・来弥に拿捕されて摘発され、後述の通り公には違法行為の数々は御成屋本社は一切関与せず彼女の独断で行われたものとして処理されている。
余談
辺見は悪事の数々と違法行為に深くかかわっていたのは間違いなかったが、実際に違法行為の数々を主導していたのは辺見ではなく御成屋本社であった。しかし、成子坂製作所隊長が御成屋の親会社である北条グループ会長に直談判し御成屋本社の責任を不問とすることを交換条件とすることで鳴子坂製作所のアクトレス業務再開を認めさせたため、上記のように彼女が全ての責任者とされることとなった。まじで何やってんすか隊長…
アリス・ギア・アイギス Expansion ~のどかリフレイン~
アリス・ギア・アイギス本編とアリスギアEXとのコラボイベント。
アニメ本編の後日談となる本コラボストーリーにも彼女は登場する。
ここから先は「アリス・ギア・アイギス Expansion ~のどかリフレイン」におけるネタバレを含みます。未見の方は要注意!!
本コラボストーリーでの彼女はアニメ本編での記憶を持ったまま並行世界であるスマホゲームの世界に転生。
アニメストーリーでの自分の行いを深く後悔し、転生した時期が御成屋本社が改造ギアの開発初期だったことを生かし改造ギアの試験においてはアクトレスへの保護措置の実施とダメージを負ったアクトレスへのケアを目的とした訪問を個人的に行った他、本社へ試験の危険性の報告及び試験中止の進言と試験再開に備えてギアをより安全な方向にすべく改良を行なってっている。
なお、のどかに対してもあらためて謝罪を行った他、改善版のギアのテストパイロットを自ら申し出たのどかに対して、まだ問題が残っている可能性があると試験再開を躊躇する場面もあり、アニメ本編とは別人のように慎重かつ公正な科学者となっており深い反省が言葉だけでは無いことを示している。
のだが、当然人為的にヴァイス化のプロセスをコントロールできる魔物がそんなに大人しくなるはずがないと、アニメ版の惨劇を知る隊長達からはボコボコに罵られている。