CV:古賀葵
概要
漫画『16bitセンセーション』のアニメ化作品『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』に登場するアニメオリジナルキャラクターで主人公。
年齢は2023年時点で19歳。
黒髪のセミショートを水色のインナーカラーに染めている。服は冬場では白いタートルネックに黄色の上着を着込んでおり、夏場ではサーモンピンクの服を素肌で着ている。
左利きでペンは左手に持つ。マウスは右。一人称は「コノハ」。
美少女ゲーム制作会社「ブルーベル」に務めるイラストレーター。
性格は天真爛漫で感情豊か。泣き虫なのか全編通してよく泣いている。美少女ゲームが大好き。
アルコールに弱く缶の甘酒で酔っ払う。
イラストサイトでは「KONOHAX」名義でイラストを投稿している。
自宅には様々な美少女ゲームやファングッズが置いてあり、自分が描いた美少女「ななこ」をヒロインにした大作美少女ゲームを作ることを目標にしている。
しかし、美少女ゲームの黄金期が過ぎ去った2023年時点では大作美少女ゲームなど作れる環境ではなく、小規模なアダルトゲームを作って息を繋いでいる零細企業のサブイラストレーターとして、モブキャラの背中を塗る日々を送っていた。
ある日のこと、会社で企画を提案するも冷たくあしらわれたコノハは、昼休みの買い出しついでに通りかかった神社で神頼みをした後、中古ゲーム屋「BIBI」を発見する。
そこでは90年代の人気美少女ゲームがワゴンに詰め込まれて100円で売られていた。
経営者と思わしきおばあちゃんに作品の価値や魅力を熱弁するコノハ。
その日の夕方に再び訪れると既に廃墟になっており、おばあちゃんがコノハに残した書置きと美少女ゲームが入った紙袋が残されていた。
不思議に思いながらもドーナツ店で同級生(ゲーム)のパッケージを開けると、中から光があふれ出し、気が付くとコノハは1992年に飛ばされていた。
混乱しながら会社の住所を尋ねると、そこにあったのは「パソコンショップ"R"」と、その2階で運営している美少女ゲーム会社「アルコールソフト」であった。
そこからアルコールソフトに転がり込み、自分は未来人だと言っても当然誰も信じてくれなかった。
しばらくゲーム開発に協力し、完成した2話ラストで元いた時代に戻って来てしまう。
3話にてもう一度あの時代に戻りたいと1話での経験を元に試行錯誤したところ、痕を通じて1996年にタイムリープする。
実行した場所が悪くプールに落ちてしまいタブレットも浸水してしまったが、
再びアルコールソフトに行き、プログラマーの六田守の刑事(問題を抱えたスタッフを見張ったり連れ戻す役割)を頼まれる。
その際山田冬夜と出会い、アニメショップに入れない彼女の背中を押したことで「お姉様」と慕われる。
守は彼女が持っていたタブレットを修理し、彼女のイラストを見て、本当の未来人だと信じることになる。
開発が終わるとまた現代へ。
部屋の棚のゲームがどんどん消えていき、徐々に歴史改変の重みを実感してきたコノハだったが、
3回目のタイムリープでKanonで1999年に飛んだ際、てんちょーが10億円投資した市ヶ谷が詐欺で逮捕される事件が発生。
アルコールソフトが大きく傾くも、これを救うためコノハを主軸とした全く新しいゲームを作るべく立ち上がる。
それまでは時代が追いついていなかったため実力が発揮できなかったコノハだが、
99年時点のテクノロジーと守の超プログラミング能力によって現代に近い環境の構築に成功。
本物の未来のイラストレーターとして無双が始まる。
そして「ラスト・ワルツ」を完成させ、いつも通り元の時代に帰るコノハであったが、
そこにあったのは高級住宅街と化した変わり果てたアキバであった。
ラスト・ワルツは世界中で大ヒット、あまりにも売れ過ぎたことが特異点となり、各美少女ゲームメーカーはアメリカ西海岸へと移転。
萌え文化(Cuu文化と呼ばれている)は所謂北米版が主流になってしまったらしい。
守にこの世界線の歴史を説明され、実際に街を回って事の重大さを実感するコノハ。
コノハ=我々の世界線で出ていたはずのゲームや萌えコンテンツ全てが「なかったこと」にされてしまった(シュタゲも消えたので世界線という言葉も普及していない)。
しかしアルコールソフトの皆の努力もなかったことにしたくはないコノハに、守は提案する。
ラスト・ワルツに負けないゲームを作り、最後に残ったこみっくパーティーで99年に戻って、
別の会社から対抗馬としてぶつけることでアキバにゲームの流れを残すのだと。
その後守と共にAIの補助を使いながらゲームを作ろうとするも苦戦。
更に伝説のクリエイター「オリジナル・キュー」としてグレン・フォークナーに拉致されるも、
守とエコー達のUFOに救われ事なきを得る。
そして守に招集されたことでアメリカにいたアルコールソフトのメンバーが再集結し、
コノハのオリキャラ「ななこ」が主人公のゲーム「わたしの大切なもの」を完成させる。
このゲームと、守が過去の自分へと宛てた手紙を持っていつものドーナツ店で最後のタイムリープを実行する。
使用できるペイントソフトはPhotoshopやClipStudioPaintで、Live2Dのようなアニメーションソフトもある程度覚えている模様。
ななこ
コノハのオリキャラ。人と妖精のハーフで天使らしい。
髪型は白のセミショート。服装は2種類確認でき、白いワンピースとミニスカのメイド服で羽を生やしたものがある。
タブレットにイラストを入れていたため、守やその他メンバーに実力を示す際にも使われた。
CVはコノハと同じ古賀葵。設定的にはコノハが直接当てた可能性も。
コノハの目標であった彼女を主役としたゲームは、最終的に「わたしの大切なもの」にて実現することとなる。
名前は最終話まで出てこなかったため、ゲームを作っている時に命名したのかもしれない。
再度改変された2023年のアキバのビル広告にもなっており、さすがに24年前のゲームの広告というよりはリメイクか何かの広告と考えるのが自然か。
部屋の壁にポスターが貼ってあり、設定がつらつらと書いてある。以下はその羅列。
イメージカラーは白! 人と妖精のハーフの天使
好きなもの すずらん ねこ プリン
苦手なもの からいもの にがいもの ケンカ 夕方の空 とげとげしたもの
ふわふわ ほわほわ 一人っ子(姉妹?にバツがされている)
いつも笑顔でにこにこ みんな幸せになれちゃう
およげない(海は好き) 力をつかうと髪色が変わる 長さ?ロングヘアも■(設定作る!)
花と羽のアクセサリーをあつめてる ウソが苦手 人と妖精のハーフの天使天使
LOVE!! LOVE!!
この子を絶対人気ヒロインにしてみせる!!!
やわらかい線をイメージする つま先指先まで気をつける キャラを作り込むことが大事!
関連項目
あやみ(イラストレーター):劇中に登場する「秋里コノハが描いたイラスト」を担当。