CV:戸松遥
人物
原作小説には登場しないアニメオリジナルキャラクター。
C.H郵便社に所属している新人の自動手記人形で、やや褐色がかった肌の色の少女。
やや勝気な性格で、いずれは憧れの先輩であるカトレアに代わりライデン一の自動手記人形になりたいという野望を持つ。また、若干先輩にあたるエリカにも敬語で話すが、ベネディクトにはタメ口で話す。
当初はトラブルを起こしがちだったヴァイオレットの事を敬遠しており、ホッジンズ社長に辞めさせるよう提案したこともあるが、第4話の出来事を機に関係が改善した。
第4話において、北東部の山村・カザリの出身であることが明かされる。
カザリに住む婦人から彼女を指名で出張で手紙の代筆の依頼が来るが……
また、かつて故郷で幼馴染に告白して、受け入れてもらえなかった過去がある。
『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』では、カトレア・ヴァイオレットに次ぐ「No.3」であることに(ほんの少しだけ)グチをこぼしている。
電話を「いけ好かない機械」と呼び、完成しつつある電波塔により普及が広まれば、手紙や自動手記人形の出番がなくなるのではないかと危機感を示していたが、ヴァイオレットの代理としてユリスの最後の依頼を任されたときには、「依頼人の気持ちを届ける」という自動手記人形の本分を見失わず、手紙に拘泥せずに電話を使って彼の気持ちをリュカに届ける助けをし、「電話にもいいところがある」と態度を軟化させる。