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テイラー・バートレット

ていらーばーとれっと

暁佳奈の小説・アニメ映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン-永遠と自動手記人形-』の登場人物。

CV:悠木碧

概要編集

京都アニメーションの2019年劇場アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝-永遠と自動手記人形-』(原作は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』に収録)の登場人物。


貧民街をあてもなくさまよっていたころを、孤独な少女・エイミー・バートレットに助けられる。

「子供のおまえが、子供を助けられるか」との反対を押し切り、エイミーは彼女を引き取って妹とし、「テイラー・バートレット」と名づけられる。

貧しくも2人の少女は穏やかに暮らしていたが、ある日、大貴族・ヨーク家の当主が訪れる。


当主は姉・エイミーが「正室の子ではないが、自分の娘・イザベラ・ヨークである」と語り、エイミーに「もし私の娘になるのなら、その娘(テイラー)の面倒もヨーク家が見よう」との取引を申し出た。

当初、エイミーは申し出を断るつもりだったが、「子供が子供を育てること」の難しさから条件を受け入れ、ヨーク家当主との契約が成立した。


数年後、テイラーは孤児院に預けられていた。

そんななか、テイラーは生き別れになった姉からの手紙を姉の友人・ヴァイオレット・エヴァーガーデンを通じて受け取るが、読み書きができないことから手紙は孤児院の先生に何度も読んでもらうこととなる。

教育をまともに受けてはいなかったが、栄養状態は悪くはなかったことから、ヨーク家は最低限の約束は守ったともいえる。


それからまた数年がたって10歳になったテイラーは男装し孤児院を脱走、ヴァイオレットをたよってC.H郵便社を訪ね、「ここで(C.H郵便社)で働かせてくれ」とたのみこむ。

が、すぐに孤児院から脱走してきたこと、読み書きができないことがバレ、女の子であることもバレることとなった。

C.H郵便社社長・クラウディア・ホッジンズはとりあえずテイラーを郵便配達見習いとして雇い、彼女の世話をヴァイオレットとベネディクト・ブルーにゆだね、少しずつ読み書きも覚えさせた。


姉の消息も知りたいというテイラーに、ヴァイオレットは「(イザベラが)女学校を卒業するまでは手紙のやり取りをしていたが、今は連絡が取れない」と話したことによって、ホッジンズはイザベラの行方を捜しはじめた。

その結果、姉・エイミー(イザベラ)はとある伯爵家に嫁いでおり、屋敷に閉じこもったまま散歩に出る以外表にも出てこないという。

テイラーは姉に手紙を出したいとねがったが、なにを書いたらいいかもわからないともいう。

話を聞いたヴァイオレットは「自分の思いを素直に書けばいい」と話し、テイラーに助力した。


思いをつづった手紙を届けるため、テイラーはベネディクトに同行、2人だけの暮らしを思い出し涙を流す姉を見たテイラーは「大きくなって、立派な郵便配達員になったら会いに行くんだ」と決意するのだった。


その後、ホッジンズの計らいによってテイラーはエヴァーガーデン家の養女となった。


劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ではC.H郵便社社員集合写真の中に彼女の姿を見ることができる。


関連タグ編集

京都アニメーション ヴァイオレット・エヴァーガーデン 永遠と自動手記人形

ヴァイオレット・エヴァーガーデン(キャラクター) C.H郵便社

エイミー・バートレット イザベラ・ヨーク ベネディクト・ブルー

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