CV:茅原実里
人物
原作小説には登場しないアニメオリジナルキャラクター。
C.H郵便社に所属するアイリスよりも少し先輩の自動手記人形。
依頼主とのやり取りが苦手で、自信を持てないでいる。
ヴァイオレットの入社直後、彼女の起こしたトラブルに巻き込まれてしまったが、交流を深めていく中で自身が彼女に抱く裏腹な感情を自覚し、「自動手記人形になりたい」というヴァイオレットの願いを後押しした。
また、昔読んだ物語に感動したことがきっかけで小説家になりたいという夢を持つ。
自動手記人形になったのも誰かの心を動かす文章を書くための勉強の意味合いが強かったのだが、気の弱さが原因で思うように仕事をこなせない日々が続くうちにその夢さえ諦めかけていたが、たとえ向いていなくても自動手記人形になることをあきらめないというヴァイオレットの姿勢を見て、かつての熱意を取り戻した。
実は配達員のベネディクト・ブルーに片思いしている。
丸眼鏡とおかっぱのヘアスタイルが特徴だが、TVシリーズの数年後を描いた『永遠と自動手記人形』では髪が伸びており、三つ編みにしている。
『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ではC.H郵便社を退社、ヴァイオレットの紹介で人気劇作家・オスカー・ウェブスターに弟子入り、自作の脚本を小さな劇場で上演するまでになっている。