CV:寿美菜子
概要
京都アニメーションの2019年劇場アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝-永遠と自動手記人形-』(小説は単行本『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』に収録)に登場。
父親に捨て置かれ、貧民街で暮らしていた「エイミー・バートレット」のその後の姿である。
人里離れた元薔薇園の女学校に通う生徒。しかし、学校で学ぶ礼儀・作法・社交ダンスが「政略結婚」のためのものであることを知っており、寄宿舎は牢獄とも思っている。そのことに疑問をもたない他の女生徒とも距離を取っていることもあって、クラスメートから孤立している。
ドロッセル王家につながる名門・ヨーク家の娘だが、正室の子ではなかったため「エイミー・バートレット」を名乗り、長い間父親に捨て置かれた過去をもつ。
視力が悪く眼鏡を掛けており、さらに女学校に通うようになってからは喘息を患うなど体が弱い。
小説では茶色の長髪を腰ぐらいまで三編みにしている。
アニメでは肩ぐらいまでの茶髪を同じように三編みにしている。
ドロッセル王国の侍女・アルベルタの紹介で派遣されたヴァイオレット・エヴァーガーデンが侍女兼家庭教師としてつけられたことに当初は不満をもち、上流社会の出と誤解していたが、同室で3ヶ月ほど暮らすうち、彼女が親の顔も知らず戦場で過ごしていたことを知り、いつしか深い信頼と友情を寄せるようになった。
3ヶ月の契約終了後、「生き別れた妹に手紙を出したい」とヴァイオレットに相談、力を借りて書いた手紙を彼女に託している。
契約終了後もヴァイオレットと手紙で連絡を取り合ってたらしいが結婚を契機に音信不通となってしまった。