CV:木内秀信
概要
暁佳奈の小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の登場人物。
ライデンシャフトリヒ海軍大佐。
黒い長髪をポニーテールにしている。
陸軍軍人を輩出する名門ブーゲンビリア家の長男であったが、この家系を伝統とする窮屈な旧家を嫌って出奔同然の形で海軍に入隊した。
以来実家とは絶縁状態が続いている。
ただし実弟のギルベルトとのみ交流が続いている。
大陸戦争の折、ヴァイオレットに遭遇し部下の多くを殺されながらも保護するが持て余してしまい、誕生プレゼントと称してギルベルトに押し付けた。
粗暴な振る舞いが目立ち、非番では私服を着崩すなど規律やマナーを軽視しがちな反面、軍人としては優秀で部下からの信頼は厚い。
自身の絵を展示する画廊が強盗に襲撃されたときは一般人の保護を優先している。
またギルベルトへの深い兄弟愛も持っている。
原作とアニメではやや異なるが、ヴァイオレットに対しては複雑な感情を持っている。
また、原作では絵を描く趣味がある。
アニメ版・『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
小説版と同様に実家を出奔して海軍に入隊し、戦争中にヴァイオレットを保護。本来軍人に向かないギルベルトが兄の代わりに陸軍に入隊し、戦争勃発後に行方不明となるという結果にディートフリートは負い目を感じている。