「任務成功率100%」
CV:咲野俊介
概要
イギリスの諜報機関MI6に所属する殺しのライセンスを持ったエージェント。ローマのマルケルス劇場地下にアジトを築き、本部長パーシバル・ギボンズをトップとしてイタリア国内で様々な諜報活動をしている。「ニクス」という名前はMI6内でのコードネームで本名はジャスティン・パーソン。表向きには外交官として活動している。
妻子持ちであり妻はナディーン(声:和優希)。
子供は
の三人姉妹である。
自身の職業については隠しているものの、妻子への愛情は非常に強く、家族の前では良きマイホームパパとして振る舞っている。
基本的に冷静沈着であり粛々と任務を遂行していく。しかし、愛する家族が巻き込まれると(例え示唆や未遂であっても)心拍数が上がって冷静さを失ってしまう。同時に身体能力も飛躍的に上がるが、半狂乱状態となってエージェントとしては使い物にならなくなるので、その場合は銃撃して重症を負わせた上で回収するという荒業が必要になる。そのため、上司のギボンズもニクスの状態には注意しているようである。
「任務遂行確率◯◯パーセント」と呟くのが口癖(おそらく)。
コウモリやイルカが持つエコーロケーションと呼ばれる特殊能力を持っており、音の反響により周囲の環境や人間の立ち位置まで見抜く。ルパンや次元は初対面の際この特殊能力に相当手こずらされ、ルパンは殺されかけ、次元に至っては一度捕まっている。また、武術の腕も優れており、ルパンの策略で他のエージェント達と戦う羽目になった際も襲ってくるエージェント達を一掃し圧倒的な強さを見せつけた。他にも、銃弾をも見きって避ける動体視力、一瞬にして相手の位置を座標換算で掴み正確な銃撃を行う銃の腕前など、全体的にハイスペックな人物である。
歴代作品では異色とも言える「銭形以外でルパンを追う公的機関の人物」として登場し、シリーズを通してルパンを追うかと思われた。しかし、中盤のレベッカ・ロッセリーニの恋人絡みの事件をきっかけにある条件と引き換えにMI6を退職した。また、MI6時代も銭形と違って積極的に追い回すのではなく、任務の都合上たまたまターゲットとなるパターンが殆どであり、その点銭形と差別化されていた。