概要
声:大川透
人工知能《ヴィスナー9000》が人類に反旗を翻し、宇宙ステーション《ナホトカ》を掌握した。人類にはもはや、なすすべはない。そんな折、ナホトカ内部に突如として「戦騎女王・武田信玄」が出現する。すべてはこの戦国武将に託された。
信玄の相棒となるよう、ナホトカで機能停止していたサポートドロイドが起動される。
それがフサード29だった。通称「フサード」。
見た目は完全にポット。飛んだりはねたり、わりと万能。人と会話し、宇宙艇を操縦でき、信玄に冷静なツッコミを入れられるほどの人工知能を備えている。
旧式であるため、ヴィスナーの干渉を受けない。
以前はミハイルという人物とパートナーを組んでおり、機能を停止する際に「また起こしにくる」と約束したというが、かなわなかった。
頭頂部に「てへぺろ(・ω<)」の落書きがあり、ミハイルの手によるものと思われる。
性格は人工物らしく冷静。しかし、ミハイルと再会できなかったことを寂しがるような間を作ったりと、人間くさい描写がある。
しかし信玄の型破りな言動にツッコミを入れるうちに打ち解けていった。
数字が苦手な信玄に対して、フサードが計算を担当。信玄の方は実戦を担当し、名コンビになる。
ミハイルは日本食、特に手羽先を好んでいたらしく、それが後に信玄と《武田手羽軍団》を結成する発端となった。