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八咫烏五郎

やたがらすごろう

八咫烏五郎は『ルパン三世』シリーズに登場するキャラクターの一人で、銭形警部の部下である。
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(TOP画像右の人物)

CV:島﨑信長


概要編集

PART5の『EPISODE I』(本作では4本の中編と7本の1話完結型のエピソードで構成されており、中編エピソードはこの様にナンバリングされている)より登場。

続くPART6にも登場する。


ICPOに配属され、銭形の部下となった駆け出しの刑事。銭形からは「やた」という愛称で呼ばれている。


人物編集

性格は「熱血・正義・直情径行」の三拍子で、銭形を尊敬し心から慕っており、銭形の相棒としてのポテンシャルも高い。

そして長いシリーズの中でも、常に相棒・助手に恵まれなかった(無能だったり、悪徳警察官や犯罪者の表の顔など)銭形にとっては、最初から最後まで一貫して裏表の無いまともな正義漢といえる人物。


彼の警察官としての能力を高く評価しているが故に、「銭形幸一のキャリア」がルパン専任捜査官に就任して以降止まったままであることを嘆いている。

その為、彼を常に困らせるルパン一味を敵視しており、誰も逮捕する事も殺す事も出来ないルパン逮捕の任を銭形一人に押し付けたも同然であるICPOの上層部にも内心では反感を抱いている(本人曰く「絶対に売れない商品を押し付けられた営業マン」)。


ただしルパン達が五郎をほぼ歯牙にかけていない事もあり、本編で明確な描写は無いが、彼自身は「ルパン一味が銭形を上回る技量を持っている」事実を知り理解する機会は得られていない模様。


『PART5』の「EPISODE IV」にて遂にルパン逮捕に至ったのだが、銭形の上司であるICPOの捜査官はマスコミに対し「自分が長年取り組んできた各国警察との情報共有の成果」と主張し、マスコミも「ヒトログがルパンを逮捕した」という見解しか見せなかった事で、結局誰も銭形の執念と努力を一切評価しないという無情な現実を突きつけられる。

しかし、それでも「自らの手でルパンを逮捕する」という信念を一切変えようとしなかった銭形を見た結果、自身も彼について行くことを決意した模様。


そして逃げる一味と追う銭形の顔は「いつもの日々が戻った」とばかりに晴々としており、それを見た五郎も、5人の宿命と複雑で固い絆を薄らとだが感じ取った。

『PART6』にも続投し、変わらずに銭形の助手を続けている。


その他編集

「5人で一つなのだから追加メンバーの強化策は不要」とまで言われ、長らく別作品へ引き継がれる準レギュラーはいなかった「ルパン三世」。


PART5より登場するメインキャラクター達は原作者であるモンキー・パンチが「これからも生き続け、長くルパンたちに関わってくるキャラクターを作りたい」という願いから創作されており、彼自身が生きて見届ける事は叶わなかったものの、その後のTVSP「プリズン・オブ・ザ・パスト」にて再登場を果たす。その思いが成就した形に。


ちなみに登場作のPART5では余り目立った活躍もなく、どちらかというとその後のTVSPの方が活躍している。これもシリーズを跨いで継続して登場させることを見越した上での事だろう。


銭が警部を主人公とするスピンオフ作品警部銭形では、相棒の刑事「一里塚正樹」が登場する。実は五郎よりも先に“銭形の部下”というポジションで登場している。


関連タグ編集

ルパン三世PART5 ICPO

銭形幸一 プリズン・オブ・ザ・パスト

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