概要
CV:高木渉
ヴァルガー「ヴ」であり、ヴァルガー「ブ」は誤字。
古代竜(エンシェント・ドラゴン)族の唯一の生き残り。
フィブリゾによって滅ぼされた魔竜王ガーヴの腹心であり、黄金竜(ゴールド・ドラゴン)の一族に重傷を負わされたところをガーヴの力を移植されることで救われた過去がある。そのため、生来の竜族としての力の他、魔族の力も使うことができるが、フルパワー時の安定性に難がある。フルパワー時は、ゼロスすら圧倒する力を発揮する。
冷静な性格で、基本的に相手を侮ることはないが、恩人ガーヴの死や黄金竜による虐殺の話になると激昂し、非常に攻撃的になる。一方で、自身と同様の悲惨な境遇にいたジラス・グラボスを救って仲間にするなど、情の深さも併せ持つ。
ガーヴを直接滅ぼしたのはフィブリゾだが、その原因を作ったリナにも恨みを抱いている。また、リナの相棒のガウリイが、異界の魔王『闇を撒くもの(ダークスター)デュグラディグドゥ』を召喚するゲートを制御するのに必要な光の剣(ゴルン・ノヴァ)を持っているため、直接の命令はないが、ジラス・グラボスがヴァルガーヴの恩に報いようとリナ一行を付け狙う。
中盤ではついに光の剣を手に入れ、ラグド・メゼギス含む2つの武器だけの不完全な状態でゲートを開くが、一部降臨したダークスターに呑み込まれ、ゲートも再度閉じられたため、行方不明となる。
終盤、ダークスターの暴走体と融合して生き延びていたことが判明する。
その際、ダークスターと、ダークスターに敗れた神ヴォルフィードの両名の意志に共鳴し、一度世界を滅ぼし、世界の浄化と再生を望んでいることを明かした。
最終的にダークスターの五つの武器によってリナ=インバース達に倒されるが、完全には消滅せずに卵へと戻る。
その後はフィリア=ウル=コプトに育てられている。
フィリアの趣味で女装をさせられたりしているようで、いわゆる逆紫の上計画である。