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姫宮瑠璃

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ひめみやるり

女性の人名。フィクションでは以下の2例が確認される。また、偶然にも二人ともゴスロリ風の格好をしているという共通点がある。

CV:高橋美佳子

メイン画像では左のほう。

アニメ2話、およびPS2版ゲームに登場。見ての通りステレオタイプなお嬢様

強烈な仲間意識と色々ハイスペックな日傘を持つ。

CV:月城真菜

メイン画像では右のほう。

おっとりした性格の少女で、主人公のクラスメイト。メインヒロインである星野絵里香のルームメイトでもあり、よく行動を共にしている。

普段からゴスロリ衣装を好んでおり、本来なら奇抜なはずのその衣装が全く不自然に思われない程の可憐な美貌を持っている。

他人の心が読めることを自称しており、彼女が身に纏うその独特の雰囲気に飲まれてしまうため、主人公にとってはある意味で天敵のような存在でもある。

なお、絵里香からの評価は「天然」「アホの子」など割と散々。

メインヒロインから悲劇のヒロインへの転落

ちなみに、瑠璃はメインヒロインのひとりの筈だがなぜか攻略できない。

公式HPでのキャラクター紹介でも2番目に紹介されるという本来ならば厚遇を受けて然るべき立ち位置のヒロインだった筈なのだが……(1番目は絵里香)。

一応店舗購入特典として、書き下ろしイラストを使ったテレホンカードや等身大ベッドシーツカバーが出ており、そちらの方でも瑠璃の艶姿を見ることはできる。

特にベッドシーツカバーは絵里香と瑠璃のふたりの分しか無いため、やはり本来は厚遇を受ける筈のヒロインだったのだろう。

後述の理由により、専用ルートが登場することが無く終わってしまい、メタな意味で悲劇のヒロインになってしまったと言わざるをえない。

悲劇のヒロインになってしまった理由

悲劇のヒロインになってしまった理由としてはゲーム自体が未完成のまま発売され、瑠璃を含めた未搭載のヒロインのルートを追加パッチとして出す予定であったが、瑠璃のルートが出る前に開発終了が決定されたためである。

別のヒロインの方は追加パッチによって専用ルートが追加され、既存ヒロインであった絵里香にも新ルートが追加されたりしたのだが……

原因としてはシナリオを担当していたトノイケダイスケ氏によると、2009年7月31日発表の時点では一度テキストの完成までは行っていたようだが、2010年1月22日発表時点では問題が発覚し、瑠璃ルートが「存在レベルで他のキャラやシナリオに依存している面が多く、単体で完結できる要素をほとんど持っていなかった」とのことで、「他のキャラのように個別のストーリーで完結させるという対応が出来なかった」「瑠璃シナリオと呼べるものを追加するということであれば、全シナリオ書き直すしかない」「しかしそれは、作業量やかかる時間だけ考えても、業務として行うには非現実的」とのことで色々と模索したようではあるが、2013年1月25日に上記の問題点を羅列した上で「このような事情から凍結という決断に至りました」と発表された。

(詳しくはこちらを参照)

凄まじく簡単に纏めてしまえば単に「シナリオライターの力不足」であろう。

「全シナリオ書き直すしかない」「しかしそれは、作業量やかかる時間だけ考えても、業務として行うには非現実的」と言いながら、その調整やら何やらをだらだらと行って、結局凍結を発表するまでに3年半もの時間がかかったのだから、とっとと見切りをつけて「全シナリオ書き直す」ことを選択していたならば瑠璃ルートが世に出せた可能性も高く、文章力や構成力等といった部分の単純な力不足と判断力の低さが招いた悲劇である。

余談だが、一応彼女のルートで使う筈だったのだろう(Hシーン用も含む)CG自体は存在する。

Hシーン用のCGとしては絵里香と一緒に三人で行うものもあり、メインヒロイン二人とのハーレムルートも少なくとも一時期は計画されていた可能性がある(HシーンのCGについては雑誌掲載されていたこともあるため、ユーザーからの声も大きかったこともトノイケダイスケ氏は述べている)。

未使用となってしまったCGには瑠璃が実家で飼っている犬「リリー」を抱いているものもあり、それも深く関係するシナリオだったのだろうと推測できる。

他にも普段のゴスロリとは違って、ドレスを纏って髪型も変えているというおしゃれに着飾った服装のものもある。

余談の余談だが、制作会社であるCuffsはGarden発売の二年前に発売した「ワンコとリリー」という犬の耳と尻尾の付いた女の子が登場するアダルトゲームを発売しており、本作の「リリー」もファンサービスのひとつだったのかもしれない。

ちなみに瑠璃のルート追加の断念による補填として「永遠」をテーマにした新作の製作を行うと2013年に発表されたのだが、2023年になっても発売されないばかりか、トノイケダイスケ氏自体が本作以降Cuffs製作の作品に一切携わっていない。

寧ろトノイケダイスケ氏自体が本作の開発凍結以降、他社作品を含めた何らかの作品のシナリオライターとしても活動していない可能性も高い。

そもそもあまりに彼への情報が無さ過ぎて、生存すら疑われているレベルである。

総評として、ファンからすれば何とも残念な結果で終わってしまった作品である。

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