CV:小松史法
人物像
346プロダクションに所属する部長。フルネームは不明(本来、人物の紹介で「役職」をつけるのは好ましくないが、フルネームが不明なため便宜的に「部長」とつけている)。
ロマンスグレーの髪を持つ初老の男性であり、基本的にニコニコとした相好を崩さない温和な性格の持ち主。厳つい印象を与えがちなプロデューサーと比較した場合、小柄な体格も相まって対照的に見えることが多い。
特に過去のできごとから保守的・慎重策に走りがちなプロデューサーの背中を押すことが多く、上司という立場から彼をサポートする。
肩書こそ部長であるが、具体的にどの部署の部長であるか、またいつから現職にいるのかなどは明確になっていない。ただし、城ヶ崎美嘉ら5名のライブの際、より重役らしい恰幅のよい男性と楽屋を訪れ応接室で談話している。
シンデレラプロジェクト14名以外のアイドルにも関わっていることは間違いなく、346プロアイドル部門の統括的な立場にある人物と推察される。
美城常務は上司にあたるが、美城会長に近しかろう立場からなのか、敬語を使わず話すが故に彼女の若いころを知っているものと思われる。
管下のアイドルの眼前等プライベート性の無い場面では立場上尊敬語を使う(「統括重役に就任される」など)が、Pとの会話に於いては三人称的に「美城常務」と呼ぶに留まっている。
彼女の急進的で大胆な行動に対しては、部長自身も思うところはあるようで、その成果は認めつつも同時に困惑する多くのスタッフの声を代弁するような一幕も見られた。
それでもPのように真っ向から意見を違えるようなことはせず、あくまで両者にとって中立の立場にとどまっていた。
しかし、Pや島村卯月に対する彼女の言動に私情が垣間見えるようになると、厳しく彼女を諌める場面も見せた。
アニメと並行して展開されたオーディオドラマ「NO MAKE」の#7、#13、#20にも登場。
こちらではよりコミカルな一面を覗かせているほか、#13では部下であるはずのちひろに頭が上がらないような描写もあった。
愛煙家でもあるようで、#20で常務の改革により事務所が全館禁煙となったことを思い出した際は珍しく憤慨した様子を見せている。
メディアミックスでの描写
アニメBlu-ray・DVD第8巻の限定版特典として『スターライトステージ』のルームアイテム「事務所ソファー」が手に入るシリアルナンバーが封入された。
この「事務所ソファー」をマイルームに置くことでぷち仕様の今西部長が出現する。
完全新録のセリフ付きで、この中で初めて自らを「今西」と名乗る。
アニメオリジナルの人物をゲーム内に登場させられる特典としては、第6巻の武内Pに続き第2弾となる。
余談
初登場はアニメ第2話。が、作中で名前が明かされるのは第7話予告でのちひろのセリフ(エンディングの役名表記も部長名義のため)。
CVを担当する小松氏はアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』でジャン=ピエール・ポルナレフを演じており、放送局によってはデレマス→ジョジョと連続で放送されることもあり、一部ではポルナレフ部長の愛称で呼ばれている。